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食育の日、食育月間とは
食育月間とは
食をとりまく社会環境が大きく変化する中で、子供たちが健全な心と身体を培い、未来や国際社会に向かって羽ばたくことができるようにするとともに、全ての国民が心身の健康を確保し、生涯にわたって生き生きと暮らすことができるようにすることが大切です。このためには、様々な経験を通じて食に関する知識と食を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てる食育を推進することが求められており、子供から成人、高齢者に至るまで、生涯を通じた食育を推進する必要があります。
食育を推進するための活動については、「食育基本法」(平成17年法律第63号)及び「第3次食育推進基本計画」(平成28年3月食育推進会議決定。以下「基本計画」という。)等を踏まえ、多様な主体の参加と協力を得て、国民運動として全国において展開することが重要です。
第3次食育推進基本計画により、毎年6月が「食育月間」として定められており、同期間中に、各種広報媒体や行事等を通じた広報啓発活動を重点的に実施することにより、食育に対する理解を深め、食育推進活動への積極的な参加を促し、その一層の充実と定着を図るものとされており、「食」は、子供たちが豊かな人間性を育んでいく上で重要であることから、広く国民が子供の食育に取り組む契機となるよう配慮することとされています。
また、特に、20歳代及び30歳代の若い世代は、食に関する知識や意識、実践状況等の面で他の世代より課題が多い一方で、これから親になる世代です。このため、こうした若い世代に対しても、食に関する知識を深め、意識を高め、心身の健康を増進する健全な食生活を実践することができるよう食育を推進します。
食育の日とは
一年を通じて継続的に食育推進運動を展開するため、国の第3次食育推進基本計画において、毎月19日が「食育の日」と定められています。
参考
農林水産省ホームページから「食育月間」ポスターがダウンロードできます。
http://www.maff.go.jp/j/syokuiku/gekkan/index.html<外部リンク>
奈良市の食育の日、食育月間の取組はこちらからご覧ください。