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【終了しました】Nara Crafts Cross Project成果発表会
工芸と「Cross」する未来について考える
令和5年度Nara Crafts' Cross Projectの成果発表会を開催
奈良市では“次代の工芸作家のフロントランナーを創出する”をコンセプトに、工芸に関する多面的な支援を展開する「Nara Crafts’ Cross Project(NCCP)」を実施し、本事業の伴走支援事業のメインプロデューサーである「株式会社和える」により半年の間、2人の若手伝統工芸作家に対し、経営をしていくうえでの課題や目標、自身の想いなどを言語化する伴走支援等を行いました。
2名の工芸作家が本プロジェクトを通じ、どのようなことを考え、行動されたのかについての振り返りを行うとともに、工芸を起点に様々な活動を行っているゲストスピーカーもお招きし、支援を受けた工芸作家やゲストスピーカーが今感じている自分自身や工芸の「これから」について語っていただきました。
日時
場所
なら工藝館 ギャラリー阿字万字(奈良県奈良市阿字万字町1番地の1)※オンライン同時開催
内容
・第一部 原点からみつめる工芸のこれから(若手工芸作家による成果発表)
・第二部 工芸×「〇〇〇」 工芸が「Cross」する未来に向けて(ゲストスピーカーによるクロストーク)
登壇者
第一部
【赤膚焼】大塩 ほさな 氏
【奈良漆器】北浦 雄大 氏
第二部
株式会社岡井麻布商店 代表取締役 岡井 大祐 氏
奈良の地で代々機織りをしている。1863年、岡井麻布商店の屋号を掲げ、モノづくりを始め手紡ぎの糸を使い織り上げる奈良晒。数百年前から受け継いできた技術をモノづくりに活用している。近年ではMafu a Manoという新ブランドを展開。令和4年度NCCPにて伴走支援を受ける。
株式会社Tale Navi 取締役 鬼木 翔平 氏
カフェ「-Tea Lounge- Navi Cafe」の経営者。日本の伝統産業を持続させていきたいという理念を持って、奈良の産品を使ったインバウンド向けの体験型カフェを奈良市三条通り近辺に令和5年度オープン。
ファシリテーター
株式会社和える 執行役員 高橋 すみれ 氏
奈良生まれ、同志社女子大学 国際教養学科卒業。中小企業診断士。日本全国の職人と共にオリジナル商品を生み出す“0歳からの伝統ブランドaeru”や、事業承継・中小企業やブランドの原点を整え、魅力化をお手伝いする「伴走型リブランディング事業」など、地域の大切な地場産業を次世代につなぐ仕事に従事。令和5年度NCCPでは2名の工芸作家を支援。
株式会社和えるについての詳しい情報はこちら<外部リンク>