電子契約サービス(クラウドサイン)の導入について
市が行う契約で、入札公告等で電子契約の方法によることができると定めた案件について、奈良県及び県内市町村と合同で調達した電子契約サービス「クラウドサイン」を利用した電子契約を導入します。
このサービスを利用することにより、事業者の皆さんにとっても、契約書を受け取る際の時間(移動時間・郵送日数)の削減のほか、経済的負担(郵送代・印紙代等)の軽減を図ることができます。
インターネットとメールを使える環境にあれば利用可能で、サービス利用自体に費用負担はありません。市と契約を締結する際は、ぜひご利用ください。
なお、従来の書面による契約も引き続き可能です。
電子契約サービスとは
紙の契約書に印鑑を押す代わりに、電子契約サービスのクラウド上に、PDF形式の契約書をアップロードし、市及び契約相手方が同意することで、電子署名とタイムスタンプが付与され、インターネット上で契約を締結するものです。
電子署名とタイムスタンプが付与されることで、「誰が」「いつ」承認したか、長期にわたって証明され、電子契約サービスのクラウドには、高度なセキュリティ対策が講じられていますので、安心してご利用いただけます。
対象となる契約
一般的な売買契約、委託契約、賃貸借契約、請負契約 等は電子契約を行うことができます(請書によるものを除きます)。
ただし、法令等の規定により、必ず書面によってしなければならない場合は対象外となります。(定期借地契約、定期建物賃貸借契約 等)
本市では、令和7年5月31日公告分までは物品購入等及び建設工事等に係る契約に、同年6月1日公告分からは全ての契約に電子契約を利用することができます。
※電子契約の対象となる場合、入札公告等に当該契約が電子契約の対象となることを記載します。
電子契約の手順
基本的な手続きは以下のとおりです。
1.落札等決定後、市の担当課に対してメールにより「電子契約同意書兼メールアドレス確認書」を提出してください。
2.市が契約書データ(PDF)をクラウドサインにアップロードします。
3.市に届け出たメールアドレスに契約書の確認を依頼する「確認依頼メール」が届きます。
4.届いた「確認依頼メール」に記載されたリンクから、契約書データを確認し、承認してください。
5.市も同じように承認します。
6.クラウドサイン上で電子署名とタイムスタンプが付与され、電子契約の締結が完了します。
7.契約締結完了後、契約の相手方(事業者又は個人の方)に、「締結完了メール」が届きます。
「締結完了メール」に添付された契約書データ(PDF)を保管してください。
電子契約同意書兼メールアドレス確認書
操作マニュアル
事業者向け説明会
電子契約の利用促進を目的に、事業者を対象にした説明会を奈良県が開催しました。
説明会での資料や動画は奈良県会計局総務課ホームページにてご確認ください。
(電子契約サービス/奈良県公式ホームページ<外部リンク>)
操作方法・機能の問い合わせ先
電子契約に関するQ&A
<外部リンク>
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