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都市計画道路は、都市における円滑な移動の確保、良好な都市環境及び市街地の形成などの機能を有しており、都市の骨格を形成する道路として、都市計画法に基づいて都市計画決定し整備する道路を言います。奈良市の都市計画道路はこれまで、高度成長期の急激な都市の拡大による人口及び自動車交通量の増加に対応するために、自動車交通等の円滑な処理を主な目的とした道路ネットワークを構築すべく都市計画決定を行ってきました。
しかし、厳しい財政的制約等により、都市計画決定後、未整備のままとなっている都市計画道路が多数存在する状況にあります。また、人口減少、超高齢社会の到来、将来の自動車交通量の減少が予測されるなど社会情勢が大きく変化してきております。
そのため未整備の都市計画道路については、計画当初と比べてその必要性が低くなっている可能性があります。また、都市計画道路区域内の建築物の建築を長期にわたり制限している状況になっています。
自動車や歩行者等の通行の円滑な処理の観点のみならず、安全面、防災面、都市環境面や既存ストックの活用といった観点を踏まえた上で、未整備となっている都市計画道路の必要性を検証し「奈良市都市計画道路の見直し(案)」としてまとめましたので、市民の皆様からのご意見を募集いたします。
奈良市都市計画道路の見直し(案)に関するパブリックコメント(意見募集)を下記の通り実施しました。
奈良市都市計画道路の見直し(案) [PDFファイル/23.88MB]
いただいたご意見及び本市の考え方 [PDFファイル/379KB]
令和6年10月28日(月曜日)から令和6年11月27日(水曜日)まで(必着)
奈良市役所 都市整備部 都市計画課(中央棟3階)