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市立奈良病院における新型コロナウイルス感染症患者の受入体制について

更新日:2020年4月24日更新 印刷ページ表示

新型コロナウイルス(「COVID-19」)感染症の感染拡大につれ、医療現場で、重症、重篤な病状の患者が入院して必要な医療が受けられない状況や、また、 新型コロナウイルス感染症が疑われる患者を受入れる病院が確保できず、そのために治療が受けられず重症になってしまう、「医療崩壊」とされる状況の発生が懸念されています。

本院では、緊急事態宣言が奈良県に拡大されたことを受け、このような「医療崩壊」と言われる状況を未然に防ぐため、4月27日から院内の病棟の構成を変更します。

今後予想される「フェーズ3」の医療体制を先取りすることにより、新型コロナウイルス感染症患者の治療体制に万全を期して参ります。

現在の状況と今後の対応

県内感染者77人、患者64人

市内感染者16人、患者13人、死亡者1人 (令和2年4月24日現在)

  • 疑似症患者は、PCR検査結果が判明するまで厳格な感染対策が必要で、その診療には病棟単位の感染対策が必要。
  • 今後予想される「フェーズ3」に対応すべく病棟体制を構築。(4月24日現在「フェーズ2」)
  • 陽性者、感染が疑われる患者の迅速な鑑別診断は、奈良市保健所のPCR検査が支援します。

1 開始日

令和2年4月27日

2 病床数

感染症患者の病床 10床

疑似症患者の専用6床

人員確保と受入状況により10床まで拡大予定

3 県内の状況

 新型コロナウイルス感染症対策として、「フェーズ3」の体制に病棟の構成を変更し表明するのは、県内の病院では初めてです。

区分

フェーズ1

フェーズ2

フェーズ3

フェーズ4

県内発生早期

感染拡大期

感染まん延期

感染まん延期(ピーク)

考え方

全患者入院数

軽症患者等は自宅療養とし医療提供体制を確保

医大、県総合を重症患者への医療提供に重点化

検討中

報道資料

市立奈良病院における新型コロナウイルス感染症患者の受入体制について [PDFファイル/836KB]

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