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地方独立行政法人奈良県立病院機構 奈良県総合医療センターの病棟(1)及び病棟(2)において、新型コロナウイルス感染症の院内感染事案が発生したことから、関係する患者及び職員に健康観察を行ってきましたが、病棟(1)は8月31日に、病棟(2)は9月9日にそれぞれ終了しました。新たな患者の発生は確認されておりません。
また、病棟(3)、事務部門及び医療技術部門からも職員各1名の感染が判明しましたが、濃厚接触者はおらず、病棟(1)及び(2)との関連性は確認されておりません。
つきましては、当該医療機関における院内感染事案はすべて終結したことを報告します。
【最終報】新型コロナウイルス感染症の院内感染事案の発生について [PDFファイル/364KB]
地方独立行政法人奈良県立病院機構 奈良県総合医療センターにおいて、病棟(1)の看護職員A(市内)の感染が判明し、関連する職員及び入院患者にPCR検査を行った結果、看護職員B(市内)及び入院患者C(市内)の感染が判明しました。
また、病棟(2)の看護職員D(市外)の感染が判明し、関連する職員及び入院患者にPCR検査を行った結果、入院患者E及びF(2人とも市内)の感染が判明しました。
さらに、感染者の発生は当該2病棟のほか、別の1病棟で看護職員G(市内)と事務部門で委託業者社員H(市内)の発生が判明しており、現在関連性を調査中です。
地方独立行政法人奈良県立病院機構 奈良県総合医療センター
(所在地:奈良市七条西町二丁目897-5)
|
感染者 |
関係部門 |
年代 |
性別 |
発症日 |
報道発表日 |
推定感染経路 |
1 |
看護職員A |
病棟(1) |
20 |
女性 |
8月12日 |
8月14日(感染者10335例目、市2989例目) |
県内感染者と接触 |
2 |
看護職員B |
病棟(1) |
30 |
女性 |
8月14日 |
8月16日(感染者10563例目、市3055例目) |
調査中 |
3 |
入院患者C |
病棟(1) |
70 |
女性 |
8月17日 |
8月19日(感染者11031例目、市3170例目) |
院内感染 |
4 |
看護職員D |
病棟(2) |
20 |
女性 |
8月17日 |
8月20日(感染者11068例目、市外) |
調査中 |
5 |
入院患者E |
病棟(2) |
70 |
男性 |
8月21日 |
8月28日(感染者12798例目、市3655例目) |
院内感染 |
6 |
入院患者F |
病棟(2) |
70 |
男性 |
無症状 |
8月28日(感染者12799例目、市3656例目) |
院内感染 |
7 |
看護職員G |
病棟(3) |
20 |
女性 |
8月12日 |
8月14日(感染者10336例目、市2990例目) |
県内感染者と接触 |
8 |
委託業者 社員H |
事務 |
50 |
女性 |
8月8日 |
8月12日(感染者10087例目、市2902例目) |
調査中 |
区分 |
検査対象 |
結果判明数 |
|
陽性 |
陰性 |
||
医師 |
1 |
0 |
1 |
看護職員 |
35 |
0 |
35 |
看護補助職員 |
4 |
0 |
4 |
医療技術者 |
18 |
0 |
18 |
患者 |
37 |
1 (入院患者C) |
36 |
事務員 |
15 |
0 |
15 |
清掃職員 |
4 |
0 |
4 |
合計 |
114 |
1 |
113 |
(注)奈良県総合医療センターが検査を実施。
区分 |
検査対象 |
結果判明数 |
|
陽性 |
陰性 |
||
医師 |
4 |
0 |
4 |
看護職員 |
51 |
0 |
51 |
看護補助職員 |
6 |
0 |
6 |
医療技術者 |
3 |
0 |
3 |
患者 |
53 |
2 (入院患者E及びF) |
51 |
事務員 |
1 |
0 |
1 |
合計 |
118 |
2 |
116 |
(注)奈良県総合医療センターが検査を実施。
区分 |
検査対象 |
結果判明数 |
|
陽性 |
陰性 |
||
看護職員 |
1 |
0 |
1 |
患者 |
10 |
0 |
10 |
合計 |
11 |
0 |
11 |
(注)奈良県総合医療センターが検査を実施。
区分 |
検査対象 |
結果判明数 |
|
陽性 |
陰性 |
||
医師 |
5 |
0 |
5 |
看護職員 |
87 |
0 |
87 |
看護補助職員 |
10 |
0 |
10 |
医療技術者 |
21 |
0 |
21 |
患者 |
100 |
3 |
97 |
事務員 |
16 |
0 |
16 |
清掃職員 |
4 |
0 |
4 |
合計 |
243 |
3 |
240 |
(注)奈良県総合医療センターが検査を実施。
逐次聞き取り調査を行い、感染状況及びその対応策を把握し、評価した。