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Q13 電池はどのようにリサイクルされているの?の答え

更新日:2019年11月7日更新 印刷ページ表示

 奈良市では、回収した乾電池は、野村興産(株)に送り、資源化・リサイクルを行っています。野村興産(株)は水銀を含有する廃棄物の資源化・処分を行っている施設で、廃乾電池や廃蛍光管などを扱っています。乾電池の処理先として野村興産(株)が選ばれているのは、過去に作られた乾電池には水銀が含有されていたからです。1980年代に乾電池の水銀問題が大きくとりあげられ、これを受けて多くの自治体で電池の分別回収が始まったようです。
 一方、乾電池中の水銀を減らす技術開発も進められ、1990年代はじめ頃からアルカリ乾電池やマンガン乾電池などでは無水銀化が達成されました。ただし、過去に製造された乾電池や輸入された乾電池などには水銀が含まれているものもあり、水銀の問題がまったくなくなったというわけでもないようです。だから、奈良市は今でも乾電池を「有害ごみ」と指定し、分別収集して処理しています。
 処理の方法としては、廃乾電池や廃蛍光管を分別解体をして、水銀、鉄くず、亜鉛などの有用な資源を取り出し、リサイクルしています。