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ダニ媒介感染症に注意しましょう!!

感染予防方法
マダニの活動が盛んな春から秋にかけて、特にマダニに咬まれる危険性が高まりますので、マダニに咬まれないように注意しましょう。
- 草むらや藪など、マダニが生息する場所に入る場合には、長袖、長ズボン、足を完全に覆う靴を着用して肌の露出を少なくすることが大切です。帽子や手袋、首にタオルを巻くことも効果的です。
- 屋外活動後はマダニに刺されていないかを確認し、衣類はすぐに洗濯、入浴やシャワーを浴びてください。
DEET剤を含む虫除けスプレーを衣服へ塗布することにより、マダニに対して一定の忌避効果があることが確認されていますが、濃度によってその効果の持続時間も変わり、また発汗等によっても流れ落ちてしまうことがあります。忌避剤を過信せずに補助的なものとしてください。 - 野生動物は、どのような病原体を保有しているか分かりませんので、野生動物との接触は避けてください。
- マダニ対策、今できること(厚生労働省)[PDFファイル]<外部リンク>も参考にしてください。
ダニ媒介感染症(厚生労働省)[PDFファイル]<外部リンク>
もしマダニに咬まれたら
- 吸血中のマダニを見つけた場合は、無理に自分で抜こうとしたり、手でいじるとかえって、ウイルスや細菌を人体に注入してしまう可能性があります。できるだけ最寄りの皮膚科、外科を受診し適切に除去してもらってください。
- マダニに咬まれた後、数週間は体調の変化に注意し、発熱等の症状があった場合は、医療機関を受診してください。その時は、マダニに「いつ、どこを、どこで咬まれたか、などを医師へ申告してください。
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
重症熱性血小板減少症候群(Severe fever with thrombocytopenia syndrome:SFTS)とは、ダニが媒介するウイルス(SFTSウイルス)に感染することによって引き起こされる病気です。
このSFTSウイルスを保有するダニは、患者が集中している西日本地域だけでなく、関東や東北、北海道でも生息が確認されており注意が必要です。
症状
マダニに咬まれてから6日から14日間程度の潜伏期間を経て、主に38℃を超える突然の発熱、倦怠感、頭痛などが出現。進行すると、消化器症状(食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)も認めます。
重症化すると、神経症状(意識障害、けいれん、昏睡)、呼吸困難、出血症状(紫斑、下血)、ショックを認めることもあります。
その他
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)(感染症情報提供サイト)<外部リンク>
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に関するQ&A(厚生労働省)<外部リンク>
日本紅斑熱
日本紅斑熱とは、病原体(リケッチア)を持つマダニに咬まれることで感染する感染症です。日本国内では昭和59年に初めて患者が報告され、近年では年間200件を超える発生報告があり、死亡者も報告されています。
4月から11月にかけて、近畿地方の温暖な地域において報告が多くなるので、これからの時期は注意が必要です。
症状
マダニに咬まれてから、2日から8日の潜伏期間を経て、高熱、発疹、刺し口が主要三徴候で、頭痛や倦怠感を伴うこともあります。
高熱とほぼ同時に発疹が速やかに全身に拡がり、手足などの抹消部に強く出現し、3~4日目をピークとして2週間ほどで消退します。
適切な抗菌薬の投与により改善します。
その他
日本紅斑熱について(感染症情報提供サイト)<外部リンク>
つつが虫病
病原体(リケッチア)を持つ、つつが虫(ダニの一種)の幼虫に咬まれることで感染する感染症で、北海道を除く全国で発生しています。発生時期は春から初夏、秋から初冬にかけて多くなっています。海外では東南アジアやオセアニア諸国で流行しています。
症状
5日~14日の潜伏期間を経て、全身倦怠感や食欲不振とともに頭痛、悪寒、発熱、リンパ節腫脹などを伴い発症します。発熱(段階的に上昇し、40度にも達する)、発疹(発症3~4日目より顔面や体幹に多く出現)、刺し口(皮膚の柔らかい隠れた部分に多く、黒色痂皮とその周辺の紅斑を伴う)が三徴候とされています。
有効な抗菌薬による治療が適切に行われると症状は改善しますが、治療が遅れると死亡することがあります。
その他
つつが虫病について(感染症情報提供サイト)<外部リンク>
