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感染症(咽頭結膜熱)が流行しています

更新日:2023年12月4日更新 印刷ページ表示

咽頭結膜熱の警報が発令されました!

 奈良県では、令和5年第39週(9月25日~10月1日)以降、定点当たりの患者報告数が警報基準値の「3」を超えていますが、奈良市においても、第47週(11月20日~11月26日)に「3.78」となり、警報レベルにまで増加しています。

 咽頭結膜熱に、かからない、うつさないため手洗い・うがい、咳エチケット等で基本的な感染予防対策を心がけましょう!

咽頭結膜熱とはどのような病気ですか?

 ・咽頭結膜熱は、アデノウイルスによる感染症です。

 ・アデノウイルスは比較的感染力が強く、潜伏期間は5~7日です。

 ・感染経路は飛沫感染あるいは手指を介した接触感染です。

 ・小児を中心に、主に夏に流行しますが、最近は冬季にも流行が見られることがあります。

   ・プールでの接触やタオルの共用により感染することもあるため「プール熱」とも呼ばれますが、プール以外でも感染します。

咽頭結膜熱にかからないためにはどうすればいいのですか?

 ・流行時には、流水とせっけんによる手洗い、うがいをしましょう。

 ・感染者との密接な接触は避けましょう(タオルなどは別に使いましょう)。

どのような症状ですか?

・突然の発熱、頭痛、食欲不振、全身倦怠感、のどの痛み結膜炎症状(目の痛み、充血、目がまぶしい、目やにや涙が出る)などが5日前後続きます。

・頻度は高くありませんが、重症化した場合は肺炎などを合併することがあります。

かかってしまった場合に気をつけること

咽頭結膜熱は高熱が比較的長く(5日前後)続くことがあります。特別な治療法はなく、対症療法が行われます。ほとんど自然に治りますが、吐き気、頭痛の強い時、せきが激しい時は早めに医療機関に相談してください。

咽頭結膜熱(プール熱)と診断された場合、学校保健法により登校・登園は停止となります。主要症状がなくなってから2日が過ぎたら出席出来ることとなっています。

 

≪ 参考 ≫