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【無料クーポン券送付】男性の風しん抗体検査・予防接種を実施しています
2024年3月末有効期限のクーポン券の取り扱いについて
- 令和5年8月に抗体検査を受けられていない方及び抗体検査を受けた結果抗体が低い方に送付したクーポン券の有効期限は「2024年3月末」までと記載されていますが、「2025年(令和7年)2月28日」まで引き続きご使用いただけます。
- 令和元年度から令和4年度に交付したクーポン券は使用できません。お手元に該当のクーポン券がある方は新しいものに差し替えてお使いください。
- クーポン券を紛失された方や転入等でお手元にクーポン券がない方は、「クーポン券がお手元にない場合」をご確認ください。
注意点
- クーポン券は、令和5年7月5日時点でクーポン券の使用が確認できない方に送付しています。クーポン券を使用し抗体検査や予防接種を受けていても、市がそれを把握できるまでに数か月かかる場合があります。また、他市町村のクーポン券を使用して受けた抗体検査や予防接種の履歴は把握しておりません。既にクーポン券を使用して制度を利用した方にクーポン券が届いた場合はご了承ください。
- 本制度を利用して抗体検査及び予防接種を実施できるのはお一人につき1回のみです。クーポン券を利用して2回目の抗体検査及び予防接種を受けた場合、全額自己負担となります。
- 抗体検査を受けてから結果が出るまでに時間を要するため、余裕をもって抗体検査を受けてください。
実施期間は令和6年度まで
本制度は平成31年度から令和3年度まで実施するとされていましたが、厚生労働省において、これまで接種を受けていない方に対し接種の機会を引き続き設けるために令和4年度から令和6年度までの3年間、期間を延長して風しん抗体検査を実施し、その結果十分な抗体の量がない方に対して定期予防接種を行うことが決定されました。
対象者
抗体検査及び予防接種を受ける当日に、奈良市に住民登録がある方で、
昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性
昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までの間に生まれた男性は、公的な風しんの予防接種を受ける機会がなかったため、風しん抗体の保有率が他の世代に比べて低くなっています。
注意点
- 平成31年4月1日以降に本制度を利用し、風しん抗体検査、風しん第5期予防接種を実施した方は対象外です。平成31年4月1日以降に奈良市に転入された方が前市町村で本制度を既に利用された場合、クーポン券は使用できません。転入前のクーポン券の利用状況は前市町村にお問い合わせください。
- クーポン券を利用して2回目の抗体検査及び予防接種を受けた場合、全額自己負担となります。
- 抗体検査及び予防接種は強制ではなく、あくまでご本人の意思に基づき受けていただくものです。
- 妊娠を希望する女性及び風しん抗体価の低い妊婦の同居家族を対象とした抗体検査事業とは異なります。同事業についてはこちらをご確認ください。
風しん抗体検査と予防接種の流れ
実施場所
抗体検査・予防接種が受けられる実施機関一覧表<外部リンク>(厚生労働省ホームページ)
- 全国の実施医療機関等で受けることができます。
- 実施医療機関等によって、実施する曜日や時間帯が決まっている場合や、対象となる方に制限がある場合がありますので、事前に電話等でご確認ください。
- 奈良市国民健康保険加入の方は、特定健康診査の機会を利用して受けることができます。特定健康診査を受ける医療機関・検査機関に予めご確認ください。
- 事業所の健康診査の機会を利用して受ける場合は、事業所の健康管理の担当者にご確認のうえ受けてください。
- 実施医療機関に変更があった場合、実施医療機関等一覧表への反映に時間を要することがありますので、最新の情報につきましては、実施医療機関にお問い合わせください。
接種費用
無料
ただし、クーポン券を利用して2回目の抗体検査及び予防接種を受けた場合、全額自己負担となります。
風しんについて
風しんとは
風しんは、飛沫感染、接触感染でヒトからヒトへ伝播し、免疫がない集団では1人の風しん患者から5~7人にうつす強い感染力を有します。
風しんの三大症状は発熱、発疹、リンパ節の腫れで、感染すると約2~3週間後に症状が現れます。まれに、脳炎、血小板減少性紫斑病などの合併症が、2,000人~5,000人に1人くらいの割合で発生することがあります。大人がかかると、発熱や発疹の期間が子どもに比べて長く、関節痛がひどいことが多いとされています。一方で、症状がなく気がつかないうちに免疫ができる不顕性感染も15~30%程度存在します。不顕性感染の人や、症状が出る前の人でも、人に感染させる可能性があります。
また、風しんに対する免疫が不十分な妊婦が風しんに罹患し、胎児に感染すると、赤ちゃんが難聴、白内障、先天性心疾患を特徴とする先天性風しん症候群をもって生まれてくる可能性があります。
感染を拡大させないためには、社会全体で免疫を持つことが重要です。
発生状況、抗体保有状況
近年、報告される風しん患者は9割以上が成人です。報告数は、2018年に2,941人、2019年に2,298人でしたが、新型コロナウイルスの流行で国内外の人の往来が激減するとともに報告数も激減し、2020年は101人、2021年は12人、2022年は15人、2023年は12人でした。
2021年度調査の抗体保有割合(過去の感染や予防接種により免疫があり、風しんの発症や重症化を予防できると考えられる人の割合)は、2歳以降の年齢/年齢群では、おおむね90%以上でした。男女別に比較をすると、2歳から50代の女性では、ほぼすべての年齢群で90%以上であったのに対し、男性では40代前半から60代前半の年齢群で90%を下回り、女性に比べ低い結果となっていました。
ワクチンについて
風しんの予防のためには、予防接種が最も有効な予防方法といえます。風しんワクチン(本事業での接種ワクチンは麻しん風しん混合ワクチン)を接種することによって、95%以上の人が風しんウイルスに対する免疫を獲得することができると言われています。
1回目のワクチン接種後の副反応として最も多く見られるのは発熱で、接種後1週間前後に最も頻度が高いです。その他には、接種後1週間前後に発疹を認める人が数%います。アレルギー反応としてじんま疹を認めた方が約3%、また発熱に伴うけいれんが約0.3%に見られます。稀な副反応として、脳炎・脳症が100万~150万人に1人以下の頻度で報告されていますが、ワクチンとの因果関係が明らかでない場合も含まれています。
ワクチン接種後に気になる症状が出た方は、接種医療機関を受診し、ご相談ください。
クーポン券がお手元にない場合
- 転入、紛失等でクーポン券が必要な場合は、クーポン券の(再)交付の手続きをお願いします。
- 市のクーポン券は、抗体検査・予防接種を受ける当日に奈良市に住民登録がある方のみ使用できます。転出された場合は、転出先市区町村でクーポン券の交付を受けてください。
- クーポン券を利用し抗体検査や予防接種を受けていても、市がそれを把握できるまでに数か月かかる場合があります。そのため、クーポン券の再交付を希望される場合、ご自身でこれまで抗体検査や予防接種を受けていないか改めてご確認ください。既にクーポン券を利用して抗体検査及び予防接種をうけた方が、再度クーポン券の交付を申請し、クーポン券を利用して2回目の抗体検査及び予防接種を受けた場合、全額自己負担となります。
健康増進課へお電話、またはお申込みフォームからご連絡ください。1週間から10日程度で郵送にて送付いたします。
お申込みフォームはこちらから<外部リンク>
お急ぎの方はお電話(0742-34-5129)または、本人確認ができる書類を持参のうえ直接窓口へお越しください。
予防接種を受けるための抗体検査結果通知を紛失した場合
予防接種を受ける際に必要な抗体検査結果通知を紛失された方には、抗体検査結果の写しを発行します。
発行には、風しん抗体検査結果情報の写し交付申請書 [PDFファイル/113KB] 等の提出が必要です。
詳しい申請方法について、申請前にお電話(0742-34-5129)で直接お問い合わせください。
(郵送でのお手続きの場合、郵送料をご負担いただきます。)
外部リンク
「風しんの追加的対策について<外部リンク>」厚生労働省ホームページ