本文
平成30年台風7号及び前線等に伴う大雨による災害にかかる保健師による支援活動について
平成30年台風7号及び前線等に伴う大雨による、甚大な被害を受けられました皆様に心よりお見舞い申し上げます。
奈良市では厚生労働省を通じた、現地要請に基づき、保健師による保健活動支援を行っています。
一日も早い復旧・復興を心から願っています。
これまでの支援状況
岡山県倉敷市に、7月17日から避難所での保健活動支援に奈良市の保健師が従事しています。※緑色のビブスを着用しているのが奈良市の保健師です。
7月17日から7月21日までの様子

緑色ビブスを着用している一番右の女性が奈良市保健師。

ダンボールで仕切られた状態の避難所内。

健康・医療コーナーで情報提供を行っています。
7月21日から7月26日までの様子

生活不活発病予防のため、毎日ラジオ体操を行っています。

プライバシー確保の為、布の間仕切りが設置されました。

各避難所で活動する支援者が集まり毎日ミーティングを行っています。
7月26日から7月31日までの様子

お一人おひとり声をかけ健康状態を確認し必要時、受診調整等を行います。

ラジオ体操へ参加くださる方が徐々に増えてきました。

避難所では幅広い年代の方が生活されています。
7月31日から8月5日までの様子

避難所にテレビ取材が来ました。

生活不活発病予防のラジオ体操を継続しています。

丁寧にお声がけをし、お話していただけやすい雰囲気を心がけています。
8月5日から8月10日までの様子

避難所内で感染症が流行しないよう、手洗い場等の衛生管理を行っています。

右側の女性が奈良市の保健師。健康相談コーナーにて。

引継ぎノートを活用し、しっかりと情報共有を行っています。
8月10日から15日までの様子

健康相談コーナーにて避難者の方の体調を確認をしています。

毎日行われているミーティングで、避難所の今後のあり方や引き継ぐタイミング等を検討しました。

避難所で生活される方が当初より減り、今後の支援が倉敷市で可能となったこと等から、奈良市の保健師派遣活動が8/20で終了することが決まりました。
8月15日から8月20日までの様子

避難所内では、活動初期から熱中症予防のため、注意喚起の啓発チラシを作成し、掲示・配布を行っていました。

奈良市の最終班職員が倉敷市職員へ引継ぎを行いました。8/20最終班職員が無事、奈良へ戻りました。
終わりに
奈良市の保健支援活動は平成30年8月20日をもって終了となりましたが、被災された方々が元の生活に戻るにはまだまだ時間とサポートが必要だと思います。一日でも早い復旧・復興を奈良市職員一同、心より願っております。
※医療政策課公式ツイッターでも情報を公開しています。奈良市健康医療部医療政策課 <外部リンク>
