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市のシンボル(花・木・鳥)
更新日:2011年4月4日更新
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市制100周年を記念し、自然環境の保護と緑のまちづくりに対する市民意識と郷土意識の高揚を図る目的で、市のシンボルとしての花・木・鳥を1998年(平成10年)10月に制定しました。
花 ナラノヤエザクラ
「いにしへの奈良の都の八重桜 けふ九重に にほひぬるかな」(伊勢大輔)と古歌にも詠まれた八重桜。ナラノヤエザクラは、4月下旬から5月上旬にかけて白色ないし淡紅白色の花を咲かせ、花びらは22~79枚で、直径は4~4.5cmです。大正12年3月7日に東大寺知足院のナラノヤエザクラが国の天然記念物に指定されており、多くの人々に大変親しまれています。
木 イチイガシ
古来より奈良盆地やその周辺にはイチイガシがよく生育し、イチイガシ林を形成していたと考えられています。今も春日大社境内には巨樹が多く、幹周り3mを超える30本以上が「春日大社境内のイチイガシ巨樹群」として市の天然記念物に指定されています。
鳥 ウグイス
市内の平地から山地まで広く分布し、古くから親しまれ、古歌にも多く詠まれてきました。若草山東方の佐保川水源付近には水音が鶯の声のように聞こえるといわれる「鶯の滝」、春日野町の若草山山頂には鶯塚古墳があり、大変なじみがあります。