ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 共生社会推進課 > 非核平和都市

本文

非核平和都市

更新日:2019年11月7日更新 印刷ページ表示

 世界の恒久平和は人類共通の願いです。わたしたちは、地球上で唯一の核被爆国民として戦争の悲惨さや平和の尊さを世界に訴え、次代に語り継がなければなりません。

 市では、昭和60年12月に市議会で「非核平和都市宣言」が決議されたことを踏まえ、毎年広島・長崎原爆投下の8月6日と8月9日には、市内の寺院に呼びかけ、平和を祈願する鐘をつき鳴らすほか、各種の平和啓発事業を推進しています。

 平和意識の高揚をはかるため、平成4年8月15日、市民参加による平和のシンボル「平和祈念碑」を建立し、平成5年8月6日には「非核平和都市宣言碑」を設置しました。

 平成18年4月1日には「日本非核宣言自治体協議会」に、平成21年5月には「平和市長会議」に加入し、他の自治体とも手を携えて平和事業の推進を行っていきます。

非核平和都市宣言

 世界諸国民の恒久平和の願いをよそに、核軍備の拡張は増強の一途をたどり、世界の平和や人類の生存に深刻な脅威を与えています。今や核兵器の全面禁止は、全人類の死活にかかわる最も重要かつ緊急な国際的課題です。
 国際文化観光都市・奈良に住む我々は、この緑豊かな美しい自然や貴重な歴史的文化遺産を守り、次代に引き継ぐためにも、この地球上に再び”ヒロシマ・ナガサキ”の惨禍を繰り返させてはならないことを全世界の人々に強く訴え、ここに非核平和都市を宣言します。
 そして他の自治体と協力して非核三原則の堅持並びにあらゆる核兵器の全面禁止と廃絶を求め、恒久平和を願う全世界の人々とともにその実現に努めるものです。
 以上、決議します。

昭和60年12月23日
奈良市議会