奈良市では、街角や公園等に彫刻を設置することにより、、市民生活にゆとりとうるおいを提供するとともに、市民の皆さんに身近に芸術作品にふれていただき、豊かな人間性と市民文化を育むまちづくりを推進するために彫刻を設置しています。
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「華」
作者:栄 利明
設置年月日:平成3年3月
設置場所:奈良市上三条町(三条通り・中部公民館前)
作者からのメッセージ:
縄文から万葉へと受け継がれたこころ、おおらかでたくましく豊かでダイナミックな精神世界が、天平文化の香り高き奈良の地で大きく華ひらくことを願って…。
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「花と一輪車と少年」
作者:杉村 尚
設置年月日:平成4年5月
設置場所:奈良市小川町、西城戸町(やすらぎの道沿い)
作者からのメッセージ:
交通安全を祈り、特に21世紀に向かって伸び行く近代的な運動感覚とスピードをマスターする少年をテーマにしています。
花壇を生かし、花の中に彫刻を設置し、四季それぞれの花に囲まれ、一層まちの雰囲気が、なごむことと思います。
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「あすなろ」
作者:小川 清彦
設置年月日: 平成5年3月
設置場所:奈良市芝辻町(近鉄新大宮駅北口前)
作者からのメッセージ
夢を抱き、心豊かに伸びゆく少年と少女の姿をとおして、暖かい光につつまれてひろがる奈良のまちの明日への想いを表現しています。
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「つなひき」
作者:山口 克昭
設置年月日:平成6年3月
設置場所:奈良市登美ヶ丘一丁目(大渕池公園前三角緑地帯)
作者からのメッセージ:
綱引きの形で、創造的活動に不可欠の要素である、協力・集中・若さを表現しています。また、見る人々がじかに像に触れて頂けるように設置しています。
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「今昔のひだまり」
作者:村松 達也
設置年月日:平成7年2月
設置場所:奈良市公納堂町(歩道緑地帯)
作者からのメッセージ:
おそらく、この辺りを走り回っていたであろう奈良時代の腕白達の「わーっ」という声の聞こえてくる、時を越えた広場になればと構成しています。
造形物の廻りに枠を設けず、全体を彫刻広場として、散策の観光客や近所の子供達のくつろぎの街角として、造形しています。
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「流星と四角い風」
作者:齋部 哲夫
設置年月日:平成8年3月
設置場所:奈良市北風呂町(歩道緑地帯)
作者からのメッセージ:
宇宙のかなたから流星のようにこの地「奈良」に送られてきたメッセージ。やがて人々のこころは、エメラルド色の四角い風となって吹き上がってゆくよ。
「奈良」には何かある。
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「21世紀への飛躍」
作者:神箸 勝
設置年月日:平成9年3月
設置場所:奈良市中院町(歩道緑地帯)
作者からのメッセージ
奈良のシンボルである鹿をテーマにしています。近年、神よりの使者として、白い鹿が誕生しました。この白鹿のオスが、青年期になる頃のイメージして、大いなる奈良町の発展と奈良市の21世紀にむけて、新しい時代への改革を勇気と情熱を持って行動される年を願い、さらなる飛躍をめざしたポーズを制作しました。
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「平和の調べ」
作者:大矢 由造
設置年月日:平成9年3月
設置場所:奈良市北室町(歩道緑地帯)
作者からのメッセージ
世界的に優れた文化財の宝庫である郷土「奈良」において、人々が助け合い、仲良く暮らしていけるまちづくりを目指し、ひいては、世界の恒久平和につながり、輝ける未来社会の創造を祈念します。
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「軌跡の器」
作者:竹股 桂
設置年月日:平成10年3月
設置場所:奈良市東城戸町(歩道緑地帯)
作者からのメッセージ:
長い歴史の中で、それぞれの時代の精神によって洗われ、支えられ今に有る形。奈良に住む私達は幸運にも次時代へ伝え送るべく、数々の貴い遺産を身近に見ることができます。それらの「形」の中に時間と空間と工人達の行為のあとが、私達に「美」として感動をよびおこさせてくれます。
幾多の時代を超え、生き続ける事、生成と崩壊そして再生を繰り返しながら、「形」が維持される。その有機性とあり方に私は非常に興味を持っています。
流れ落ちる水の形にヒントを得、時の流れの中で変わり続けることと、変わらないことの対比によって形を考えてみました。
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「むこう側の見えるいし」
作者:杉村 仁
設置年月日:平成10年3月
設置場所:奈良市御所馬場町(歩道緑地帯)
作者からのメッセージ: 子どもが台座に登ってむこうを見たりする。そんな遊びのできるかたちです。
台座部分は、ベンチとしても使えます。
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