ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 北消防署 > JR西日本旅客鉄道株式会社、奈良県警察、消防機関合同訓練

本文

JR西日本旅客鉄道株式会社、奈良県警察、消防機関合同訓練

ページID:0249571 更新日:2025年10月14日更新 印刷ページ表示

JR西日本旅客鉄道株式会社、奈良県警察、消防機関合同訓練

 令和7年10月7日、JR西日本旅客鉄道株式会社・奈良県警察・奈良市消防局が連携し、列車事故を想定した合同訓練を実施しました。
 列車と人が接触した想定訓練及び列車内不審液体対応訓練では、負傷者の救出や情報伝達など、実践的な対応力の向上を目的とし、関係機関との連携強化を図りました。

実施日:令和7年10月7日 火曜日 

実施場所:西日本旅客鉄道株式会社吹田総合車両奈良支所構内

参加組織:JR西日本 奈良県警察 奈良市消防局  

 

 

 

想定1:列車が惰性運転中、遮断機から踏切内に侵入する人影を認め、直ちに非常停止手配をとるも及ばず接触し負傷者は線路内で倒れている状況。

列車と接触した負傷者の救出:負傷者のプライバシーを考慮し救助している状況です。

訓練活動   救助活動

現場指揮本部:指揮本部では、現場の情報を集約し、各隊への活動方針を指示しています。​
指揮本部  

 

 

 

 

想定2:車内にいた人物が不審な液体を撒いて、次の駅で降車したもの。車内には体調不良者がいる状況。

 

除染テント:不審な液体が有害な物質の可能性があるため、除染するためのテントを設置しています。

除染テント

車両への進入:不審な液体が撒かれているため、防護服、空気呼吸器を着装して進入し、液体の調査及び負傷者の救出を実施します。

防護服着装  

体調不良者の救出:体調不良者を優先し救出しています。

傷病者搬出

乗客、乗員の避難:全乗客、乗員の避難を実施しています。

乗客の避難

 

 

 

列車が事故に遭ったら? 車内に不審な液体が撒かれたら? そんな“もしも”の瞬間に、命を守るために動くのが私たちです。

今回の訓練では、実際の列車を使い、事故対応と不審液体への初動対応をリアルに再現。 消防隊は防護服を着用し、危険物対応・除染・救助活動を迅速に展開。 JR・警察との連携で、乗客の安全確保と現場の封鎖・調査まで一体となって行いました。

 

火災だけじゃない。消防は「見えない危険」にも立ち向かう。

大災害、特殊災害に備え、日々訓練を重ねています。

 

あなたの通勤・通学が、もっと安全になるように。

この訓練は、あなたの“日常”を守るための“非日常”です。

市民の皆さまにも、ぜひこの活動に関心を持っていただきたい。 未来の消防士を目指す若者も、地域の安全を考える大人も、 「守る力」を育てる仲間として、私たちとつながっていきましょう。

 

安心は、準備から生まれる。

私たちは、あなたの命を守るために、今日も働いています。