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北消防署の車両
熱中症に注意
水分や塩分をこまめに摂取してください。外出時には日傘や帽子を着用し、室内ではエアコンを使用し、熱中症に注意してください。
日常点検の様子
北消防署は近鉄高の原駅から約南へ1キロの奈良市右京二丁目1番地の1にあり、高規格救急車1台・ポンプ車2台・水槽付きポンプ車1台・35mはしご車1台・指令車1台・査察車1台・原動機付き自転車1台・小型動力ポンプ1台があります。
毎朝消防署ではどんな事をしているか紹介します。
こちらは高規格救急車になります。救急救命士も勤務しており、何かあれば駆けつけます。
こちらはポンプ車になります。小さいながらも600リットルの水を積載しています。川や池やプール、消火栓や防火水槽を水源とし放水します。また救急現場にも駆けつけます。
こちらは水槽付きポンプ自動車です。1500リットルの水を積載しています。救助資器材もあり、火災・救助等、色々な場面で活躍します。車両の上部には、かぎ付きはしごと二連はしごが積載されています。タイヤの付いた41と書いてあるものがありますが、これはホースカーと言い、中に結合されたホースが8本入っており、先端を消防車に結合しホースカーを火災現場へ押し、走っていくことにより、手でホースを伸ばさなくても、160メートルまで伸ばしていく事が出来ます。
こちらは35メートルはしご車です。令和2年11月1日に相楽中部消防組合消防本部との共同運用を開始しました。後部座席には空気呼吸器という煙の中でも呼吸できる資器材があり、毎朝しっかり点検しています。
こちらは、指令車と査察車です。指令車は火災があると、署長・副署長が現場指揮を行う為に出動します。査察車は主に事業所などに立入検査等で出向します。
北消防署では、日常点検を欠かさず行っています。この時間は、単に資器材を確認するだけではなく、地域の安心を守るために欠かせない大切な活動のひとつです。消防車のエンジンやポンプの動作を確認したり、ホースや積載器具の状態を丁寧にチェックすることで、いつでも対応可能な準備を整えています。こうした細やかな作業が、いざという時の迅速な対応につながるのです。
点検の中で特に大切なのは、隊員同士のコミュニケーションです。この時間を通じて「今日はこれを確認しよう」「ここは大丈夫だったよ」と情報を共有し、互いの信頼を深めることができます。また、チームとしての一体感が生まれ、一日のスタートをより気持ちよく切ることができます。
消防署での点検風景は、真剣さと温かさが入り混じったものです。緊張感のある作業の中にも笑顔が見られる瞬間があり、隊員同士の強い絆や信頼関係が感じられます。このような日常の積み重ねが、地域の皆さまの安全を守る大きな力となっています。
小さな努力の積み重ねが大きな安心につながることを象徴しています。「もしも」の時が来ても困らないように、準備を怠らない姿勢。それは地域との約束でもあり、私たちの誇りでもあります。
これからも北消防署は、地域の皆さまが安心して暮らせる町を目指し、日々努力を重ねてまいります。地域の安心と安全を守り続ける。その思いを胸に、これからも活動を続けていきます。