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クビアカツヤカミキリにご注意ください
更新日:2023年7月20日更新
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令和5年7月、本市においても、クビアカツヤカミキリの成虫を捕獲した事例が初めて確認されました。
奈良県内においては、令和5年3月時点で21の市町村にて、クビアカツヤカミキリが確認されています。
植物の生態系に被害を及ぼす恐れがあることから、被害の拡大防止のため見つけた場合は、その場で駆除するようご協力をお願いします。
クビアカツヤカミキリについて
*クビアカツヤカミキリは、主にサクラ、ウメ、モモ等のバラ科の樹木を食害し、枯死に至らせる害虫です。
*クビアカツヤカミキリは、外来生物法に基づく特定外来生物に指定されています。
※特定外来生物は法律により、飼育、保管、運搬、販売、譲り渡し、野外へ放つことが禁止されています。
クビアカツヤカミキリの特徴
*全体的に光沢のある黒色で、胸部(首の部分)が赤い
*体長 2.5~4cm
*成虫は5月から8月に発生
*幼虫が入り込んだ樹木からは大量のフラス(幼虫のフンと木くずが混ざったもの)が排出されます。
クビアカツヤカミキリの成虫
成虫脱出孔 フラス
(※クビアカツヤカミキリの成虫写真は 『国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所』より提供)
クビアカツヤカミキリを発見した際は
- 発見した日時、場所、詳しい状況を、下記の機関までご連絡ください。
- 土地や施設の管理者
- 発見された場所の市町村(奈良市の果樹等で発見した場合は農政課、奈良市の施設で発見した場合は施設の所管課)
- 被害の拡大を防ぐため、駆除(捕殺)をお願いします(生きたままでの運搬は法律で禁止されています)。
- 発生した樹木へは、「薬剤の散布」や「薬剤の樹幹への注入」などの対策があります。
- 樹木の被害が大きい場合は、倒木や落枝による人や物への被害の恐れがありますので、伐採をご検討ください。
詳しくは、下記リンク先のチラシまたは奈良県ホームページをご覧ください。
クビアカツヤカミキリに関する奈良県ホームページ<外部リンク>