本文
奈良市「持続可能な観光」アクションプラン
持続可能な国際文化観光都市をめざして
奈良市は、歴史と文化、美しい自然に囲まれた国際文化観光都市として、これまでも文化観光資源の維持や文化観光施設の整備に取り組んできました。
観光は奈良市の主要産業でありますが、2020年から始まった新型コロナウイルスのパンデミックによって観光客数は大幅に減少し、非常に大きな影響を受けました。パンデミックが終了し、国際観光交流は2019年以前の水準まで回復しつつある一方、世界的な気候変動やそれに伴う気象災害の発生、日本国内における人口減少や人材不足など、観光は将来的なリスクにも晒されています。
奈良市の観光が将来にわたって持続可能であるためには、市、観光協会、観光関連事業者、市民が連携して、市内の自然環境や生物多様性を維持・保全し、歴史的、文化的、美術的に重要な有形・無形の資源を継承するとともに、高付加価値化を図って長期的に継続可能な経済運営を行っていく必要があります。
そのため、本アクションプランでは、奈良市の観光をとりまく現状や背景について確認したうえで、奈良市の観光における課題を整理し、奈良市がそれらの課題を改善し、観光地としての持続可能性を向上させるために必要なアクションを提示します。
ダウンロード
奈良市「持続可能な観光」アクションプラン [PDFファイル/2.28MB]
奈良市「持続可能な観光」アクションプラン 概要版 [PDFファイル/3.23MB]