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第9回なら・まちかど景観発掘隊活動報告

更新日:2024年3月27日更新 印刷ページ表示

第9回なら・まちかど景観発掘隊

第9回なら・まちかど景観発掘隊を開催しましたので報告します。

開催日時

平成30年11月9日(金曜日)午後1時から午後4時まで

散策コース

午後1時:近鉄西ノ京駅東側 → がんこ一徹長屋・墨の資料館 → 養天満宮 → 龍蔵院 → 瑠璃宮跡 → 野々宮天神社 → 大池 → 近鉄西ノ京駅(解散)

景観散策ルートマップ

参加人数

一般参加:10名、ゆめみあーと:5名、なら・観光ボランティアガイド:2名

活動内容

第9回では、西ノ京周辺を散策しました。

まずは、がんこ一徹長屋です。

奈良には、一刀彫や筆づくりなどの工芸技術の歴史があります。墨の歴史についても、奈良の伝統的な技術と深くかかわっております。
今回散策したがんこ一徹長屋では、墨づくりだけではなく、伝統工芸作家の技術に直接触れることができる施設です。

がんこ一徹長屋

次は、養天満宮です。

養天満宮は菅原道真公が祀られており、住宅地の中にあって原始林的な森林状態を保っている珍しいものです。
ここの社叢はツブラジイを中心とする群落で奈良市指定文化財(天然記念物)となっています。

養天満宮

次は、瑠璃宮跡です。

孝謙天皇が薬師寺の西の高台に造営した離宮が、瑠璃宮です。
平安京遷都後は廃墟となり、今となっては住宅地開発が進みその痕跡も限りなく少なくなっています。

瑠璃宮跡

次は、野々宮天神社です。

野々宮天神社には 菅原道真公と野見宿禰が祀られています。
相撲の祖と言われる野見宿禰は菅原道真の先祖とも言われています。 

野々宮神社

最後は、大池です。

奈良市の景観を語るうえで重要な視点場のひとつです。
大池を前景とし、薬師寺の塔や金堂の背景に若草山や春日山が広がる風景は、魅力たっぷりです。

大池

第9回は、西ノ京周辺の歴史が色濃く残るスポットの散策となりました。

快晴とはいかない天気でしたが散策にはうってつけの気候で、参加者の気づきの声も多く感じられました。
奈良市の日常では感じ取れない魅力が広がれば、さらなる魅力向上につながりますね。