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ごみ減量コラム(しみんだより掲載)
ごみ減量コラムとは
このコラムでは、奈良市全体のごみを減らすことを目的として、家庭でのごみ減量に役立つ情報や、最新の環境問題などを奈良しみんだよりにて毎月掲載しています。
12月 vol.28 買いすぎず、もらいずぎず
新年を迎える前の年末の大掃除。一年のうちで12月は、可燃・不燃ごみともに排出量が最も多くなります。この時、一度も着ていない衣服や使わない雑貨等まで捨ててしまうのは、もったいないですね。
ごみを減らすために大切なのは、3R※の1つ「リデュース(不要な物を買わない・もらわないこと)」です。これにより、不用品として排出されるごみを削減できます。年末に向け、リデュースで面倒な片付けを少し楽にしてみませんか。
※リデュース(Reduce)、リユース(Reuse:繰り返し使う)、リサイクル(Recycle:資源にして再利用)
11月 vol.27 プラスチックに関する新たな法律
プラスチックごみによる汚染が環境に深刻な影響を与えていることから、国際的にプラスチック製品への向き合い方が見直されています。今年6月には「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」が成立しました(来年4月に施行予定)。製品の設計からプラスチック廃棄処理まで、あらゆる段階での資源循環の取り組みを促進するものです。
私たち消費者への影響が大きいものとして、昨年7月から始まったレジ袋の有料化のほか、小売店でもらえるプラスチック製のフォークやスプーンの有料化が検討されています。EUでは既にストロー等の主要な使い捨てプラスチック製品10品目の流通が禁止されています。
この機会にみなさんも使い捨てプラスチックの利用を見直してみませんか。
10月 vol.26 ローリングストックのすすめ
近年、防災に対する意識が高まっている中で、非常食を用意している家庭も多いのではないでしょうか。この非常食の備蓄で注意しなければならないのが、賞味期限切れです。非常食は長期保存が可能ですが、気付いたら期限切れで廃棄するケースが少なくありません。そこで注目したいのが「ローリングストック」という考え方です。これは、普段から少し多めに食品を購入し、消費した分だけ買い足していくという備蓄方法です。家庭内に非常時用の食料を蓄えられるので、いざという時に備えることができます。また、賞味期限が切れてしまった非常食の食品ロスをなくすことができ、ごみの減量にも繋がります。いま一度、災害時の食料備蓄について見直してみましょう。
9月 vol.25 エコの傘を広げよう
雨の日や日差しの強い日に活躍する傘。折りたたみ式や日傘、ビニール傘、カラフルな傘等、用途や気分によって複数のものを使い分ける等、生活に欠かせないものです。その分、廃棄量も非常に多く、処分時には主な構成素材のプラスチックや金属等が環境へ大きな負荷をかけています。
かつて江戸時代の人々は、傘の骨組みに油紙を張って使用していました。もし破れても油紙を新しく張り替えることにより、何度も利用できたのです。さらに、はがした油紙は食品等を包むのに利用していたとか。まさにエコのお手本ですね。
現代では難しい方法ですが、お気に入りの傘をできるだけ長く使用することや傘のシェアサービスの利用等により、廃棄量を減らすことができます。普段使う傘について改めて考え、雨の日を楽しく、そして地球にやさしい生活を目指してみませんか。
8月 vol.24 長尺トイレットペーパーでエコ活
●長尺トイレットペーパーでエコ活
トイレットペーパーは、12ロール入りが定番ですが、最近は1ロールの長さが従来の2~3倍と長く巻かれている「長尺タイプ」が注目されています。
この長尺タイプは、加工技術の発展による品質の向上や、小売店のスペース確保の問題等で着実に市場規模を拡大しています。
長尺トイレットペーパーのメリット
・メーカーでは…輸送・包装コストを減らし、環境負荷を低減できる
・小売店では…陳列や在庫に必要なスペースを削減でき、業務を効率化
・消費者は…1つあたりがコンパクトで置き場所に困らない。防災用の備蓄としても便利
たくさんのメリットがある長尺タイプは今後も注目されるでしょう。みなさんもぜひ試してみてください
7月 vol.23 マイボトルを持ち歩こう
マスクの着用で、例年よりも熱中症のリスクが高まる今年の夏は、いつでも水分が補給できるようマイボトルを持ち歩くことをおすすめします。
◆マイボトル利用のメリット
(1)節約につながる
普段買う飲み物も、積もり積もれば大きな出費になります。カフェやコンビニの中には、ボトルの持参で割引がある店舗もあります。
(2)地球に優しくエコ
日本では年間245億本のペットボトルが販売されています。その9割近くがリサイクルされますが、収集運搬等の過程で環境に少なからず負荷を与えています。マイボトルを使えばペットボトルの消費が減り、ごみの減量や環境保護に貢献することができます。
最近ではプラスチックやガラス製等のおしゃれなボトルも増えてきています。環境のためにもぜひ始めてみませんか。
6月 vol.22 生ごみ処理に困っていませんか?
毎日の料理でどうしても出てしまうのが生ごみ。気温が高くなっていくにつれて臭いや虫が発生するだけでなく、水気を多く含むことから重さもあり、ごみ出し時の負担にもなります。市ではそのような悩みを解決し、ごみの量を減らす手助けをする「生ごみ処理機器」の購入費用を助成しています。
「電気式生ごみ処理機」「生ごみ堆肥化容器」「ダンボールコンポスト」の3タイプに分かれており、それぞれ助成率と金額の上限が異なっています。今年度は6月9日(水曜日)から申請を受け付けています。くわしくは市ホームページか本ページ2段目を参照してください。
「生ごみ処理機器」を使って生ごみを限りなく減らし、ストレスフリーなごみ出し生活を始めましょう。
5月 vol.21 ごみ減量に有効な「3R」ってなに?
3Rとは、リデュース(不要なものを買わない、もらわない)、リユース(再び利用する)、リサイクル(資源として再利用する)の3つの英単語の頭文字の総称です。
例えば、詰め替え品の購入や、フリーマーケットへの出品、雑がみや小型家電の分別回収等、日々の何気ない行動も3Rにあたります。3Rを日常生活に効果的に取り入れることで、ごみの量を減らしましょう。
4月 vol.20 意外と多い「雑がみ」を集めてみませんか?
「雑がみ」とは、書類や食品の箱、トイレットペーパーの芯、紙袋等の紙類で、新聞・雑誌・段ボール・紙パックと同様にリサイクルできます。
新年度は不要な書類等が多く発生しますが、それらをごみとして出すのではなく、資源として分別することでごみの量を減らすことができます。また、各家庭で雑がみを集める際は、紙袋を用意し、その中に入れていくと便利です。
排出は、地域の集団資源回収や市内の回収場所の他、市役所1階の回収ボックスでも可能です。大切な資源をリサイクルできる「雑がみ」の分別に、協力をお願いします。
※くわしくは市ホームページ「【雑がみ】は分別・リサイクル」に掲載。社会情勢等により、回収業者によっては雑がみの収集を停止している場合あり。
過去のごみ減量コラム
令和2年度ごみ減量コラム
- 3月 vol.19「”エシカル消費”始めませんか?」
- 2月 vol.18「商習慣を見直して、食品ロスを削減」
- 1月 vol.17「”もったいない”の心で、食品ロスを削減」
- 12月 vol.16「リユースでごみ減量に取り組みましょう」
- 11月 vol.15「賞味期限と消費期限の違いは?」
- 10月 vol.14「食品の廃棄を防ぐ”てまえどり”とは?」
- 9月 vol.13「コーヒーかすは水気を切って「脱臭剤」へ」
- 8月 vol.12「生ごみの水切りは良いことづくめ」
- 7月 vol.11「環境にやさしく、お財布にも優しく。プラスチックとの付き合い方を見直そう」
- 6月 vol.10「自宅で過ごす機会が多い今こそ、生ごみ処理機でごみ減量を」
- 5月 vol.9「海のない奈良市からでも、海洋ごみは減らせます」
- 4月 vol.8「小型家電回収ボックス」
令和元年度ごみ減量コラム
- 3月 vol.7「SDGs」
- 2月 vol.6「プラスチック製容器包装」
- 1月 vol.5「剪定枝」
- 12月 vol.4「段ボールコンポスト2」
- 9月 vol.3「フードドライブ」
- 8月 vol.2 「ペットボトル」
- 7月 vol.1「段ボールコンポスト」