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企業インタビュー(パーソルテンプスタッフ株式会社 従業員の皆さん)

ページID:[[open_page_id]] 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

奈良市は仕事とプライベートの二刀流が叶うまち

人材派遣・アウトソーシング事業などで日本のビジネスシーンを支えている「パーソルテンプスタッフ株式会社」。市場のニーズ拡大に合わせ、札幌、久留米に続く3か所目の国内拠点として、2022年春に奈良市にジョブコーディネートセンターを開設しました。この奈良オフィスに新しく集った従業員を代表して、3名の方にご登場いただき、奈良市で働く日々の暮らしについてお話を伺いました。

パーソルテンプスタッフ株式会社

↑写真左から、パーソルテンプスタッフ株式会社 奈良ジョブコーディネートセンター 一課 星出 由香理(ほしで ゆかり)さん、稲葉 委久(いなば いく)さん、辻 明希(つじ あき)さん

とにかく奈良に引っ越したくて今の勤務先を選びました

パーソルテンプスタッフ株式会社従業員の皆様

―――まずは、現在の職場にお勤めになるまでの経歴から教えてください。

稲葉さん(写真中央):

私は短大卒業後、アパレル会社に就職しました。奈良や大阪市内の百貨店で販売を担当した後、趣味を生かしてフローリストに。数年間働く間に結婚と出産を経験したのですが、子育てをしながらフローリストを続けるのはなかなか大変でした。その後しばらく育児に専念し、娘が幼稚園に進んだ頃にそろそろ仕事を再開したいと思い、こちらに入社しました。

 

星出さん(写真左):

もともとは大阪のパーソルテンプスタッフに勤めていて、その間に子どもを3人産んで産休・育休を3回取得しました。復職後、仕事と育児の両立が本当に大変で、通勤が楽で行政の子育て支援が充実している地域に移りたいと思い、奈良オフィスの開設に合わせて異動させてもらいました。

 

辻さん(写真右):

私は地元が和歌山で、就職を機に奈良に移住しました。仕事に合わせて奈良に引っ越してきたというよりは、奈良に引っ越したくてこの勤め先を選んだ、というのが本音です。大阪の大学に通っていたのですが、のんびりしている和歌山からみると大阪はとても都会に感じられ、圧倒されて結構疲れてしまったんです。でも奈良だと、大阪にも京都にもすごくアクセスが良いわりには適度にゆったりした雰囲気もあり、暮らしていてとても落ち着きます。

未経験でも希望の職種に。周囲のサポートを得て楽しく勤務

―――現在はどのような業務を担当されていますか?

稲葉さん:

今は、関西チームのリーダーをしています。関西エリアにお住まいで派遣の仕事を希望されている方へのお仕事紹介や、登録スタッフの皆さんのサポート、チームメンバーのスキルアップや育成業務、加えて新入社員の教育や研修プロジェクトなどを担当しています。私自身、こちらに来るまでデスクワークは未経験でOAスキルもほぼ皆無でしたが、周りの方に助けていただきながら、日々楽しく勤めています。

星出さん:

弊社にご登録いただく派遣スタッフの方の窓口として、登録面談を担当しています。基本的には対面ではなく電話にて対応させていただいていますが、登録希望の方々のご意向を30分ぐらいかけて細かくお伺いし、要望や経験に沿ったお仕事の提案を行うように心がけています。

 

辻さん:

私は主に、中部地方にお住まいの方に、希望に沿ったお仕事の紹介業務を担当しています。

 

子育てに関する選択肢が多い地域に転居しようと、奈良市へ

―――稲葉さんと星出さんは、結婚・出産を経て復職されましたが、再び働こうと思われた時の仕事探しには、どのような課題があったのでしょう。

稲葉さん


稲葉さん(写真左):

家庭との両立となると、以前と同じ百貨店での勤務は土日出勤などがあって兼ね合いが難しく、勤務時間が定まっている事務職を探しました。一番重視したのは、子育てに関する行政のサポートが充実している奈良市内で勤務できるかどうか、という点です。タイミングよくこちらの奈良オフィスのオープニングスタッフの求人を知り、接客の経験を生かせる仕事に就きたいという強い思いとも合致したので、迷わず応募しました。

 

星出さん:

子どもが3人いるので、子育てと仕事の両立、中でも仕事中の子どもの預け先探しには、これまでとても苦労してきました。認可外保育園なども利用しながら、高い金額を払って子どもを預けて仕事をしていたんですが、常に「私は何のために働いているんだろう」という疑念が自分の中にあって……。そうした状況がかなり負担だったので、子育てに関する選択肢が多い地域に転居しようと、奈良市に引っ越してきたんです。

働くにあたり、望む条件がすべて揃っていたのが奈良市

―――実際にこちらの会社に勤務されて、感想や手応えはいかがですか。

星出


星出さん(写真右):

以前は1時間以上かけて通勤していたところが、今は片道15分。もう本当に、一日の時間の使い方がガラリと変わりました。今までは、時短勤務を申請していてもクライアントの状況や登録スタッフの方の要望に合わせて残業することもあったのですが、今はたいてい17時半過ぎには子どものお迎えに行けます。この違いは家族にとって本当に大きいです。

辻さん

 

辻さん(写真左):

関西からは出たくなくて、実家にも帰省しやすく、大阪などの大都市にもすぐ行けてと、望む条件が揃っていたのが奈良でした。暮らしてみて改めて、とても過ごしやすいまちだなと感じています。夜も結構静かで治安の面でも安心できますし、山に囲まれた土地柄自然も身近に感じられ、本当に理想的な環境です。

 

 

稲葉さん:

自分の上司や周りの方も、個人を尊重してくれるというか、「あなたはこういうタイプだから、そのいいところをもっと伸ばしてね」などとお声がけいただき、しっかり頑張ろうと思えます。業務内容はもちろんですが、それ以上に周囲の環境や人間関係にとても居心地の良さを感じています。

行政のサポートが手厚く、情報もキャッチしやすい

―――皆さんお仕事を探される際に、奈良市内に拠点を持つ企業かどうかが大きなポイントだったのですね。

稲葉さん:

はい。奈良市内で働きたいというのは、希望条件の中で大きなポイントの一つでした。自宅から電車の乗り換えなしで通勤できますし、なにより、転職希望者と行政との距離感が近いという印象を受けました。働く方への行政のサポートが手厚く、異業種から別の職種に転職を希望する場合でも、私の場合は「話し方講座」がありますよという行政からの情報発信があり、とても助かりました。そうした情報は市役所が公式SNSなどで気軽に発信してくれているので、必要な情報をキャッチしやすかったです。

子どもの学校の長期休みには、市が運営するお弁当サービスが大人気

―――奈良市には、企業や行政の温かいサポートがとても身近にあるのですね。

稲葉さん:

バンビ―ランチ

はい。仕事を探している人と行政の距離が近いと感じます。例えば夏休みなどは朝から学童保育を利用することが多いのですが、以前は出勤する前に慌ただしくお弁当を作って、子どもに持たせていました。でも今は、オンラインで学童用のお弁当を注文できるサービスがあるので、本当に助かっています。ママ友達もみんなすごく喜んでいますね。学童保育のサポート体制もとても充実していて、現場の支援員さんの声がしっかり行政側に伝わって、可能なところから改善されているなと感じます。市が運営する「バンビーホーム」という放課後児童クラブがあるんですが、このところ学童保育を希望するご家庭の増加に合わせて増築され、より環境が良くなりました。                                  ​​

 

星出さん:

本当にそうですね。以前住んでいた自治体では未就学児の預け先は、保育園、幼稚園、認可外保育園しかなかったんですが、奈良市には「こども園」※というカテゴリーの保育施設があります。自治体によっては育休中での転園となると保育園に入れない場合もあると聞きますが、転居前に奈良市に相談したところ、まずは幼稚園枠で入園し、入園後に保育園枠への申請ができると知り、ある程度入園先の目処をつけてから転居しました。

※幼稚園と保育所のそれぞれの良いところを活かしながら、その両方の役割を果たすことができる就学前の子どもの施設。奈良市では、「奈良市立こども園設置条例」を平成26年12月に制定し、市が運営する幼保連携型認定こども園を「市立こども園」と称している。

 

奈良市で働き始めて、家の中の雰囲気や家族との関係性も良好に

―――働くお母様が日々生き生きとお仕事や子育てをされていたら、お子さん達もとても嬉しいはずで、すべてがうまく回りますね。

星出さん:

奈良市に引っ越して、以前より体力的にも精神的にも余裕ができたので、 子どもたちに対してガミガミ怒る事が減ったと思います。家の中の雰囲気とか、家族との関係性も良くなりました。いつも、夜9時までにこれを終わらせて…と、寝る時間から逆算して動くのですが、通勤時間が短くなりその時間が以前より1時間以上長くキープできるので、本当に余裕を持って生活できています。

奈良市内に移住したという選択は間違っていなかったと思います。子ども達がある程度大きくなるまでは、このまま奈良市内で働き続けたいと考えています。子どもの成長を、この地で見守っていきたいですね。

働く自分の充実度は、きっと仕事にも反映されるはず

―――皆さんこの奈良市で、人生のステップアップとともに、能力を発揮できるお仕事に巡り合われたんですね。

辻さん:

私もこの先、基本的にはあまり奈良から動く気はなく、できればずっと奈良市で暮らして仕事をしていきたいと考えています。そのくらい居心地が良いんです。今回、先輩お二人のお話をお伺いしても、奈良市は子育てもしやすいんだなと感じたので、大阪などの他の関西圏に動いたり地元に帰るよりは、奈良市にいた方が今後も快適に暮らせるのかなと思います。

奈良市は、時の流れが程よくゆっくりなんです。でも他都市へのアクセスもとてもいいので、趣味の舞台鑑賞の際は大阪に行ったりと、プライベートも充実しています。

 

稲葉さん:

普段の仕事中は、なかなかこうやってプライベートなことまで掘り下げて考えたり話したりという機会がないので、今日はすごく新鮮な気持ちになりました。普段からモチベーションを高く持ち、登録してくださっている派遣スタッフの方のために良い仕事をするには自分自身の生活や内面も整っていないと、という思いは、皆さんにも共通しているんだなと感じました。

 

星出さん:

そうですね。そういう自分自身の充実度というのは、きっと普段接している登録スタッフの方にも伝わるのではないかと思います。

 

稲葉さん:

このオフィスには、お休みの日に一緒に出かける人もいますし、人生について深く語り合うメンバーもいるので、私としてもここに勤められてよかったなと、心から思っています。

 

<取材後記>

パーソルテンプスタッフの奈良ジョブコーディネートセンターでいきいきと日々の業務に向き合う3名のお話を通して、奈良市が「働く女性」にとって優しいまちで、なおかつ「働きたいと思っている女性」の思いにも寄り添い、活躍の場を提供してくれる場所であることがよくわかりました。奈良市で輝く女性は、今後もますます増えていくことでしょう。​

 

取材日:令和5年10月
取材/撮影:世界文化社

 

 

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