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5月から未就園児クラスの活動が始まりました。新しい友達も加わり、にぎやかなスタートとなりました。
初めての参加でドキドキしている子も、玩具がたくさん置いてある部屋に入ると、すぐに遊び始めることができました。
保育室の様子です。
キッチンコーナーは、子ども達にもお家の方にも人気の場所です。
お弁当をつくったり、食器を洗ったりして楽しんでいます。お家の人のことをよく見ているんですね。
乗り物が好きなお友達は道路コーナーでじっくり遊んでいます。
アンパンマンの隣に・・・絵本コーナーで落ち着く場所を見つけたようです。
ウォーターマットに車を走らせるとマットが波打って不思議な感覚です。
みんなで絵本を見ました。その後、逃げたきんぎょを探して楽しみました。
壁に大きなきんぎょ鉢を見つけました。そこからきんぎょが剥がれ落ちると「逃げちゃった」と言って、鉢に戻してくれます。
1歳児さんも逃げたきんぎょを見つけると、鉢に戻して楽しみました。
ウォーターマットの中にもきんぎょさんを見つけたよ。きんぎょはお部屋のいろんなところに隠れています。
2歳児さんも部屋中に逃げたきんぎょを探して遊びました。
たくさんのきんぎょを見つけることができました。5月の壁面のテーマは『きんぎょがにげた』でした。
天気の良い日は園庭あそびもします。
シャボン玉キラキラしてきれいだね。
ふーっと吹くと泡玉が出て来たよ。
「まま、見ててね」
お家の方の真似をしてふーっとストローを吹く子ども達、とっても可愛いです。
砂場では型抜きに挑戦しました。
やったね、とんがりぼうしができたよ。
スコップを使ってザクザク掘ってみよう!
ごちそうづくりも楽しいね。
この日は雨降りでした。お部屋の中でボール遊びを楽しみました。
お家の方と協力して、一斉にプールにボールを流し入れました。
たくさんのボールを箱に入れたり足で触ったりしています。
長い筒のトンネルにボールを転がします。コロコロ・・・どこから出てくるのかな?
同じ色をたくさん集めて転がす子もいました。
「でてくるかなー?」穴の中を覗いて転がってくるボールを待っています。
「あ!でてきたよ!」とキャッチして嬉しそう。
ボールプールに入っているうちに、だんだん子どもたちの動きが大きくなり、遊び方がダイナミックになっていきました。
最後は色ごとに分けて、お片付けをしました。
絵本に親しむ時間を設けています。
子ども達が自分で絵本を選び、1冊をお家の方に渡します。
膝の上でリラックスして絵本を楽しんでいます。お母さんと一緒に見るのは楽しいね。
親の声で読み聞かせをすることは、子どもに安心感を与えて、親子の絆を深める効果もあります。
6月は一週間ごとに「はらぺこあおむし」の絵本や、本物のさなぎ、アゲハチョウをみんなで見ました。
動くあおむしを親子で製作しました。
材料はモール、葉っぱ型の厚紙、ストロー、割りばし、梵天、テープ、油性ペンです。
ストローやモールをテープで固定するのはお家の方にしてもらいました。
お母さんにあおむしの顔を描いてもらって嬉しそうな子ども達です。
作品に付ける名札にお絵描きしている子もいました。
「わあ、あおむしが動いたよ」
シール貼りに夢中になって、保育者やお家の方が手伝おうとすると「自分でしたい」としぐさや表情で上手にアピールしていました。
シールには食べ物や、草花、虫の柄があり、食べ物をたくさん貼って「あおむしがお腹一杯になるように」と話している子もいました。
新聞紙のプールで遊びました。
お家の方に切れ目を入れてもらい、子ども達は一気にビリビリ~と破いて気持ちよさそうでした。
新聞紙を細長く割いて何度も繰り返しビリビリと破れる感覚を楽しみました。
たくさんできた細長い新聞紙を体に乗せたり、上に放り投げてシャワーのようにしたりして楽しみました。
水に浮かんでいるスーパーボールをすくいます。
狙ったスーパーボールをすくおうと、ポイを使ってボールを追いかけます。
繰り返し遊ぶうちにボールをすくうのが上手になりました。
みんなで何個すくえたかな。
砂場での遊びが、泥の感触あそびや、噴水プールの水遊びに変わりました。
「ママも僕と一緒にくるくる混ぜて」始めはそーっと砂に溜めた水を混ぜて泥づくりをしていました。
慣れると自分から泥の中に入って遊び始めました。
水たまりも裸足で入って足でも感触を感じたり、指で泥を触って遊んでいました。
噴水プールは大賑わいです。
水しぶきをつかまえようとしたり、お椀に入れてみようとしたりして遊んでいます。
慣れてくると水がたくさん飛んできても平気になり、全身に水を浴びて遊びました。
とても暑い日が続いていたので、子ども達は気持ちよさそうでした。
春雨を使って遊びました。
1歳児クラスの子は感触遊びが中心でした。
手でつかんで、真剣な表情です。両手でつかもうとしています。
お椀にすくってみたり、春雨を引っ張ったりして楽しんでいました。
2歳児クラスの子は感触遊びの後、春雨を流して遊びました。
みんなで春雨を流す準備をしています。
小さなバケツに春雨を分けて入れていました。
お家の方がじょうろで水をかけて春雨を流すのを手伝ってくれました。
「流れてきたよ」「つかまえた」
「ここにたくさんあったよ」と、流れて溜まっていた春雨を、トングを使って上手に持ち上げていました。
1学期は感触遊びをたくさん取り入れて遊び、感触遊びの面白さや大切さを伝えていきました。
その一つとして、7月の製作では自分のセンサリ―バックを作ることにしました。
水の中の生き物や、乗り物、ハートなど色々な種類のシールの中から、子ども達が自分で気に入ったものを選びました。
選んだシールはジップ付きの袋に入れます。
一人10個ずつシールを選びました。
即決でシールを選ぶ子もいれば、どれにしようかな?と、よく見ながら悩んでいる子もいました。
「あ、いいの見つけた」
大きいシールが好きな子や、標識や踏切などマニアックなものを好んで選ぶ子もいました。
「あー、それ僕も欲しいな。」「他にもあるかな?」
お家の方には「シールを10個数えるのを手伝って下さい。選ぶのは子ども達自身に任せてあげて下さい。」と伝えています。
ジップ付きの袋には、お気に入りのシール、洗濯のり、ラメ、食紅〔赤・青・黄〕を入れました。
自分で選んだお気に入りだけが入った特別なセンサリーバックが出来ました。
「自分で選ぶという」ことは、この先もずっと様々な場面で必要になることです。子ども達には自分で「これが好き」と言えるようになってほしいなと思っています。