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突撃!となりのこども園!Vol.2 鶴舞やまとこども園に行ってきました! 〜奈良市が進める市立園の民営化〜

更新日:2023年1月18日更新 印刷ページ表示

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パパジーカ 取材してきたよ

 

パパジーカにっこり③​奈良市では、幼稚園、保育園の認定こども園への移行を進めています。今回訪問したのは「鶴舞やまとこども園」。豊かな自然環境を取り入れた様々な取り組みを行っているということで、令和4年(2022年)10月18日に開催された、5歳児クラスの毛糸の染めもの体験を取材してきました!

地域の方に教わる体験授業!

体験授業

パパジーカにっこり①講師は、わださんとお手伝いのうえのさん。
うえのさん・わださん
      ​  うえのさん   わださん

パパジーカにっこり①「秋の作品展の人形用にマフラーを編みたい」という先生と子どもたちのリクエストに、わださんが企画した体験授業。秋色にぴったりなカモミールと紅茶で毛糸を染めました。子どもたちはもちろん、先生も初めての体験にドキドキ。どんな色に染まるかな!?


話を聞く園児たち         パパジーカ

子どもたち「わださーん、おはようございます!」
わださん 「今日はマフラーをつくる白い毛糸に色を染めます。まずはお湯の中で毛糸を優しく、優しく洗ってね」
子どもたち「熱い!」「お風呂のお湯みたい」
わださん 「できた人から、液の中に毛糸を入れて、さぁどんな色になるかな!?温度を測りながら、グツグツではなく、クツクツ煮るんだよ」

わださんの説明に、子どもたちも真剣に耳を傾けていました。

白い毛糸

子どもたちが毛糸を洗う

わださんと毛糸を染める

わださんが毛糸を煮込む

パパジーカにっこり①クツクツ煮込んでいる間、子どもたちは園庭で元気よく遊びました!
仕上がりが楽しみだね。

園庭で遊ぶ園児たち

煮込み終わったら、もう一度洗って干します。
さて、どんな色がついたかな?
毛糸を洗う園児たち

毛糸を干す

毛糸

きれいな色に染まりました!

後日、秋の作品展が開催されました☆

パパジーカにっこり​子どもたちが自分たちで作った人形に、染めもの体験で色付けした毛糸で編んだマフラーが巻かれています。
自分の人形に似合うのはどっちかなと、色を選んでマフラーを編んだそうです。
余った毛糸は、普段の活動で子どもたちが自由に遊びに使っています。
みんな、良い体験になったよね。

子どもたちの作品1

子どもたちの作品2

 

パパジーカにっこり​実は、「鶴舞やまとこども園」は、「奈良市立鶴舞幼稚園」から「奈良市立鶴舞こども園」への移行を経て、令和2年(2020年)4月に奈良市で初めて公立から民営化したこども園です。わださんは公立の「鶴舞幼稚園」時代から変わらず、子どもたちと関わりを続けてくださっている地域のボランティアさんです。
 「保護者の方ともっと一緒に関わり合いながら、園との関係を深めていけるといいなと思っています」とわださん。みんなのお母さん的存在として安心して関われる存在だからでしょうか、子どもたちもわださんのことが大好きな様子でした。

 鶴舞やまとこども園では、染めもの体験の他にも、地域の皆さんの協力のもと、公立園の時から引き続き、マリーゴールドや玉ねぎを栽培して販売体験をするなど、子どもたちの学びにつながることを企画してくださっています。

 

「鶴舞やまとこども園」ってどんな園?

園庭で遊ぶ園児たち

鶴舞やまとこども園

パパジーカにっこり​開園から約2年の「鶴舞やまとこども園」。場所は学園前・鶴舞の住宅が立ち並ぶ一角、鶴舞小学校の横にあります。令和3年(2021年)1月に新園舎が完成すると同時に0歳〜3歳未満の子どもの受け入れもスタート。園庭は木々に囲まれ、鳥のさえずりに癒される環境で、子どもたちは自然との触れ合いを大切にのびのびと過ごしています。

 

民営化した当時の様子や今の子どもたちの過ごし方について、理事長や園長にお話を聞きました☆

理事長・園長先生方
​左から)主幹保育教論の岩佐朋子さん、理事長の生田宏史さん、園長の畑山美香子さん、副園長の幸田欣也さん

民営化当時のことを教えてください!

理事長

 (理事長)私たちが理想とする子育て環境は、子どもたちが生き生きと活動できる広い園庭、地域の人が代々守り続けてきた暮らしや歴史、自然環境です。ここにはその全てが既に揃っていました。奈良市で行う初めての民営化だったので、大変なこともありました。保護者の方々が求められていることは、第一に、行事も、教育内容も、「鶴舞こども園」をそのまま引き継いでほしいということ。その思いを大切に受け止め、園、育友会(PTA)、奈良市の三者協議会を開きたくさんお話をして関係性を深めていきました。

 

主幹

 (主幹)当時の保護者の方の不安は大きかったと思います。今は子どもたちがどんな風に過ごしているのかがわかるように、クラスごとに保育風景の記録をドキュメンテーションでお知らせしたり、園の情報をICTシステム「コドモン」で配信したりしています。新しい取り組みも丁寧にお伝えするようにしています。

 

副園長

 (副園長)保護者のみなさんが求められていることは何かをしっかり聞き取り、整えていきたいと思います。

 

どんな園を目指していますか?

 (理事長)生き生きとした子どもの成長を願い、職員の教育にも力を入れ、子どもと保護者と職員の三者が笑顔で支え合う三方よしの運営を目指しています。これまでの知識や経験を活かして、新しい取り組みにもチャレンジしていきたいと思っています。

 

園長

 (園長)まだまだ民営化したことを知られていないと感じることがあります。私は令和4年(2022年)4月に園長になったばかりですが、地域の会議や行事に積極的に参加し地域との関わりを深めています。地域の会議に呼んでいただけるのは、公立から民間に移行した園ならではで、ありがたい限りです。子どもたちの主体性を伸ばし、自分から遊びたいという環境づくりへの取り組みに力を入れていきたいです。保護者の方、地域の方にも見守っていただきながら、安全安心な園をつくっていきたいです。

 

​園舎の様子を紹介します☆

園舎内      パパジーカきらーん
パパジーカにっこり​自然が豊かな環境にあわせて、園舎内も全て木造りのあたたかい雰囲気。

芝生広場
​裏庭はきれいに手入れされた芝生広場。木々の成長も楽しみです。

つるまいやまとこどもファーム

野菜づくり
​野菜づくりもしています。子どもたちもお手伝い。

ハロウィンの衣装づくり
​絵本づくりやハロウィンの衣装づくりなど、創作活動も充実していました。

 

~園DATA~

園名称:公私連携幼保連携型認定こども園 鶴舞やまとこども園
​所在地:奈良市鶴舞東町2番1号
​電話番号:0742-45-4753
利用定員:175名
園ホームページURL:https://koriyamafutabakai.or.jp/introduction/tsurumai-yamatokodomoen/​

*令和2年度(2020年度)より、市立鶴舞こども園から民営化により「社会福祉法人 郡山双葉会」が運営母体となりました。

 

奈良市の子育てに関する情報やイベントを紹介します!

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 奈良市では、概ね0~3歳児とその保護者を対象に子育て広場を開催しています。様々なイベントや講座を開催していますので、ぜひお越しください。
詳しくはこちら:奈良市子育て広場一覧表

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