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赤ちゃんの食事

2019年11月7日更新 印刷ページ表示

目次

はじめに

  • 離乳とは
  • 離乳食を始めるにあたって

進め方

  • 開始の目安
  • 1回食のポイント(5~6か月頃、ゴックン期)
  • 2回食のポイント(7~8か月頃、モグモグ期)
  • 3回食のポイント(9~11か月頃、カミカミ期)
  • その他(姿勢、フリージング)
  • よくある質問
  • 離乳食づくりのコツ

はじめに

離乳とは

母乳や育児用ミルクの乳汁栄養から少しずつ形のある食事に慣れて、子どもの食事を食べられるようになるプロセスです。

離乳食を始めるにあたって

1~2か月に1回のペースで計測を

成長曲線

離乳食が始まっても、栄養の多くは母乳や育児用ミルクで補っています。

母子健康手帳の成長曲線のグラフに体重・身長を記入して、成長曲線のカーブにそって伸びていれば大丈夫です。

離乳食が進みにくい場合、他の食品も試してみるなどしながら、あせらずに「おいしいね」と声かけして何度か試してみましょう。

進め方

開始の目安

赤ちゃんの発達には個人差があるので、赤ちゃんの様子をよく観察しましょう。

離乳食の開始は生後5~6か月頃が目安です。

  1. 首のすわりがしっかりしており、寝返りができる
  2. 5秒以上座れる
  3. 食べ物に興味を示す
  4. スプーンなどを口に入れても舌で押し出すことが少なくなる

これらの様子が見られたら、離乳食を始めましょう!うまくいかなくても、だんだん上手に食べられるようになります。あせらず、楽しい雰囲気で少しずつすすめていきましょう。

1回食のポイント(5、6か月頃ゴックン期)

この時期は母乳やミルクが中心。母乳は赤ちゃんが欲しがるだけ、ミルクは1日800~1000mlが目安です。

与える時間の例

与える時間の例の画像1

  • 離乳食は1日1回。この時期は離乳食を飲み込むこと、舌触り、味に慣れることが目的です。
  • この時期は調味料による味付けは一切不要!代わりに手作りのだしを加えると風味が良くなり美味しく食べられます。
  • 初めて与える食材は1日1品で、なるべく午前中の授乳前に与えましょう。
  • 離乳食を始める前に果汁などの甘いものを飲ませると、母乳や育児用ミルクの飲む量が減ったり、お粥の食べが悪くなることがあります。果物は野菜と同じ時期(お粥に慣れて1週間くらいたったら)に、果肉も潰して与えましょう。
お口の様子 離乳食の進め方 やわらかさのイメージ

赤ちゃんの画像1

最初は舌が前後に動き、次第に口を閉じてゴックンするようになる。

口唇の画像1

口唇:意識的に閉じることができる。上唇でスプーンの食べ物を取りこむことができる。

  1. つぶしがゆ(全がゆをつぶしたもの)からはじめます。ゆっくりと1さじずつ、赤ちゃんの機嫌や食欲などの様子を見ながら進めましょう。
  2. おかゆに慣れて1週間くらい経ったら、すりつぶした野菜や芋を試しましょう。
  3. おかゆや野菜に慣れて2週間くらい経ったら、豆腐や白身魚を与えます。慣れたら固ゆでした卵黄を与えることができます。

最初の1週間はおかゆのみ、1週間たったらおかゆと野菜、2週間たったら更に豆腐を足して与える

与えて良い食品の目安

5、6か月に与えても良い食品は主食(おかゆ、うどん、パンがゆ、じゃがいも)、主菜(豆腐、白身魚、固ゆでした卵黄)、副菜(人参、大根、かぼちゃ、バナナ)

はじめ

ポタージュ状

ポタージュ状の画像

はじめてから1ヵ月後

ジャム状

ジャム状の画像

粥とおかずの作り方(動画)

味付けの目安:一切不要

だしを活かそう!簡単なだしのとり方(動画)

見本(離乳食を始めてから1ヶ月

見本(離乳食を始めてから1ヶ月)の画像

2回食のポイント(7、8か月頃モグモグ期)

  • 母乳やミルクは食後に与えます。その他の授乳では、母乳は赤ちゃんが欲しがるだけ、ミルクは1日3回程度が目安です。
  • ミルクの量は1日600~800ml程度が目安です。

与える時間の例

与える時間の例の画像2

  • 離乳食は1日2回。この時期から食べられる食材の種類が増えるので、大人の食事から取り分けることができます。
  • 食材の味を生かしながら、うす味でおいしく調理しましょう。
  • 貧血に注意が必要な時期なので、赤身の肉・魚、ほうれん草、海藻類を取り入れましょう。
お口の様子 離乳食の進め方 やわらかさのイメージ

赤ちゃんの画像2

2~3秒モグモグして飲み込むようになる。

口唇の画像2

口唇:しっかり閉じる時はあるが、閉じ続けることはまだ難しい。左右に口を動かすことができる。

舌:上下に動く。数回モグモグして食べ物を舌で押しつぶす。

1回あたりの目安量

全がゆ:子ども茶碗1/2杯(50g)→2/3杯(80g)

1回あたりの目安量の画像1右矢印の画像11回あたりの目安量の画像2

野菜:小さじ4~6杯(20~30g)

小さじの画像1小さじの画像2小さじの画像3小さじの画像4小さじの画像5小さじの画像6

魚:小さじ2~3杯(10~15g)

小さじの画像7小さじの画像8小さじの画像9

肉:小さじ2~3杯(10~15g)

小さじの画像10小さじの画像11小さじの画像12

豆腐:大さじ2~3杯弱(30~40g)

大さじの画像1大さじの画像2大さじの画像3

卵:卵黄1~全卵1/3

卵黄の画像全卵の画像1

ヨーグルト:大さじ3~5弱(50~70g)

大さじの画像4大さじの画像5大さじの画像6大さじの画像7大さじの画像20

与えて良い食品の目安

7、8か月に食べても良い食品はぱくぱく期の与えて良い食品に加えて主食(マカロニ、さといも、スパゲッティ)、主菜(納豆、鶏ささみ、赤身肉、固ゆでした卵黄→全卵、ヨーグルト、副菜(オクラ、トマト、ほうれん草、小松菜)

豆腐状(舌でつぶせ固さ)

豆腐状(舌でつぶせ固さ)の画像

お粥とおかずの作り方(動画)

3回食のポイント(9~11か月頃カミカミ期)

  • 母乳やミルクは食後に与えます。その他の授乳では、母乳は赤ちゃんが欲しがるだけ、ミルクは1日2回程度が目安です。
  • ミルクの量は1日400~600ml程度が目安です。

与える時間の例

与える時間の例の画像3

  • 離乳食は1日3回。なるべく食事の時間を決めて生活リズムを整えましょう。
  • 貧血に注意が必要な時期なので、赤身の肉・魚、ほうれん草、海藻類を取り入れましょう。
お口の様子 離乳食の進め方 やわらかさのイメージ

赤ちゃんの画像3

ほほをふくらませてカミカミする。

口唇の画像3

口唇:コップの縁を捕えて水などの液体を少しずつ飲めるようになる。

舌:前後上下から左右にも動く。

1回あたりの目安量

全がゆ:子ども茶碗2/3杯(90g)→軟飯:子ども茶碗2/3杯(80g)

1回あたりの目安量の画像3右矢印の画像21回あたりの目安量の画像4

野菜:大さじ2~3杯弱(30~40g)

大さじの画像8大さじの画像9大さじの画像10

魚:小さじ3杯(15g)

小さじの画像13小さじの画像14小さじの画像15

肉:小さじ3杯(15g)

小さじの画像16小さじの画像17小さじの画像18

豆腐:大さじ3杯(45g)

大さじの画像11大さじの画像12大さじの画像13

卵:全卵1/2

全卵の画像2

ヨーグルト:大さじ6杯弱(80g)

大さじの画像14大さじの画像15大さじの画像16大さじの画像17大さじの画像18大さじの画像19

与えて良い食品の目安

かみかみ期(9~11か月)に与えて良い食品の目安

厚焼き卵状(歯茎でつぶせる固さ)

厚焼き卵状(歯茎でつぶせる固さ)の画像

↑皮と種を取り除き、柔らかくなるまで茹でて1cm角位の大きさに切ったもの(大きさは赤ちゃんの食べる様子を見て変えてください)

手づかみ食べはスプーンを使う土台になります!汚れても良いように床に新聞紙やブルーシートをひきましょう。手で持ちやすいように野菜はスティック状に切る、りんごを薄くスライスする等工夫しましょう。

離乳食の食べさせ方

1赤ちゃんの隣に座り声かけをする2離乳食をスプーンの半分程度盛る3下唇にスプーンを当てて口が開くのを待つ4スプーンを水平に抜く

離乳食を食べる時の姿勢

お口を使って上手に離乳食をモグモグ・カミカミするには、食べる時の姿勢がポイント!

肘が机につき前傾姿勢がとれる、タオルなどで腰を支え体がぐらぐらしない、椅子の補助板や踏み台に足底がつき姿勢が安定している

フリージング(冷凍)の基本テクニック

離乳食は一度に多めに作っておき、小分けにして冷凍しておきましょう!

製氷皿を使う オーブンシートを使う フリーザーバックを使う

製氷皿を使うの画像

  1. 離乳食を1回分ずつ製氷皿に入れる。(1回分の量をはかっておけば必要量を取りだしやすい)
  2. ラップをして冷凍する。
  3. 凍ったら製氷皿から取り出しフリーザーバックに入れて保存する。
  4. 電子レンジで解凍する時は10gで20~30秒程度の加熱が目安。(食品によっては水分を少し加えるのがコツ)

オーブンシートを使うの画像

  1. 密閉容器にオーブンシートを敷き、その上に離乳食を1回分ずつ分けて冷凍する。
  2. 凍ったらフリーザーバックに入れ替える。
  3. 電子レンジで解凍する時は10gで20~30秒程度の加熱が目安(食品によっては水分を少し加えるのがコツ)

フリーザーバックを使うの画像

  1. フリーザーバックに離乳食を入れて平らにし、上から菜箸などで1回分ずつ筋をつけて冷凍する。(作った日付も書いておきましょう)。
  2. 電子レンジで解凍する時は10gで20~30秒程度の加熱が目安。(食品によっては水分を少し加えるのがコツ)

よくある質問

離乳食で避けた方が良い食品はあるの?

はちみつ、黒砂糖は乳児ボツリヌス症の恐れがあるので満1歳までは与えない。いか、たこ、えび、かに、貝類は消化が難しいので与えない。餅、白玉粉、ごま、ナッツ類、こんにゃくは誤嚥しやすので与えない。食中毒に対する抵抗力が弱いので生肉や生魚は食べさせない

アレルギーが心配な時は?

(湿疹など)気になる症状があるときは、かかりつけのお医者さんに相談してから始めましょう。

離乳食の開始前に、果汁は必要?

離乳前の赤ちゃんにとって、最適な栄養源は母乳や育児用ミルクです。離乳前に乳汁以外の果汁などを飲ませると、離乳食を食べるのを嫌がったり、母乳や育児用ミルクの飲む量が減り、必要なエネルギーや栄養素が不足することもあります。まずはお粥からスタートして、1週間以降の野菜と同じタイミングに果肉も潰して与えるようにしましょう。

離乳食を始めてから、便秘になったが大丈夫?

離乳食を始めると腸内細菌のバランスが変化するため、便秘になったり逆に便がゆるくなることがあります。元気で食欲があり離乳食を食べている場合は特に心配ありませんが、便秘が続く場合は綿棒浣腸をしてあげたり必要時、病院を受診しましょう。

母乳やミルク以外の水分の与え方は?

1スプーンを真横にし下唇の中央にのせすするのを待つ2おちょこの縁を唇で挟ませ一口飲んだら口から外す3小さ目のコップに少量の飲み物を入れ少しずつ傾ける

離乳食づくりのコツ

大人の料理から取り分けよう!~取り分け離乳食のすすめ~
家族が食べる大人用の料理を作る途中や出来上がった料理から、赤ちゃんに合った食材を取り分けて食べやすくアレンジした離乳食のことを「取り分け離乳食」と言います。7か月以降は赤ちゃんが食べられる食材が増えるので取り分けが便利です!

取り分け離乳食のメリット

  • 大人と同じ食材が使えて無駄がない。
  • 大人用の料理と一緒にできるので時間の節約になる。
  • 家族と一緒の食事から「おいしさ」を共感し、子どもの食べ物への興味や食べる意欲を育てることができる。

取り分け離乳食のポイント

  • 食材は月齢に応じて子どもが食べられるものを使う。
  • 簡単に離乳食ができる食材や調理方法を選ぶ。
  • 材料の固さや大きさを子どもの成長や発達段階に合わせたものにする。
  • 刻む、つぶす、とろみをつける、汁気を多くするなど子どもが食べやすいように調理する。
  • 薄味に仕上げるために、大人用の味付けをする前に取り分ける。

取り分け離乳食レシピは下記(ダウンロード)にあります!

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