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日 | 曜日 | 予定 |
---|---|---|
3日4日 |
木、金 | 夏祭りごっこ |
17日 | 木 | 身体計測 |
28日 | 月 |
避難消火訓練 |
8月3日(木)8月4日(金)夏まつりごっこ
5歳児の子ども達が小さい組の子ども達を夏祭りごっこに招待してくれました。朝から登園すると「きょうは夏祭りやなあ」「みんなで頑張ろう」などみんなで相談しながら準備を進めてきた夏祭りごっこへの意欲や楽しみにしている言葉が聞こえていました。
さっそくみんなで準備を始めていきます。らいおん組は遠足で行った大仏殿から発想を広げた「だいぶつおばけやしき」ぱんだ組は遠足で乗ったバス製作から展開した「ぱんだ公園へ行こう」で、バスに乗ったり魚釣りや転がし遊びをしたりするコーナーを作ります。
天井には子ども達が作ったおばけを飾っていました。大きな一反木綿が素敵ですね。
「ここの穴から手を伸ばしてみよう」「小さい子びっくりしちゃうかな」準備しながら期待する気持ちを友達と伝え合っていました。
ぱんだ組はみんなで揃いのぱんだ帽子をかぶって準備が始まります。「虹の入り口きれいやなあ」「小さい子にも楽しんでもらえたらいいな」「スタンプはここで押すよ」などと自分たちでつくり上げてきた遊びの場への期待や自分達の役割分担について話し合いながら進めていました。
2歳児クラスの子ども達は金魚すくいやリンゴジュースを飲んで楽しみました。テント下の金魚すくいのコーナーにやって来ると「むらさき色の金魚が好きやねん」「お魚いっぱいとれたよ」などとつぶやくと、先生から「わあ~いっぱいとれたね」「ここにもむらさき色あるよ」と声をかけてもらうと嬉しそうな笑顔が広がっていました。
「このお魚はみどりいろ、これはきいろ」などとカラフルな金魚を見つめて色の名前を友達や先生に紹介していました。
新聞紙でつくったハチマキを頭に巻いて金魚すくいを楽しんでいます。ゆらゆらぷかぷか浮かぶ金魚をじっと見つめるとポイを使って俊敏にすくい上げていきます。
金魚すくいを楽しんだ後はリンゴジュース屋さんでジュースを頂きました。「いただきます」「先生ストロー刺して下さい」「はいどうぞ!」「冷たくておいしいね」テラスで飲むリンゴジュースは格別に美味しかった様ですね。
「みんなで飲むと美味しいね」「金魚すくい楽しかったなあ」などと会話をしながらリラックスした表情でジュースを飲んでいましたよ。保育園の夏祭りごっこを通してお祭りの雰囲気や普段と違う特別な時間を楽しむ事が出来ました。子ども達の心に残っていってくれると嬉しいです。
【3,4,5歳児】
ようこそだいぶつおばけやしきへ
「いらっしゃいませだいぶつおばけやしきです」「こちらの南大門から入って下さい」らいおん組の子ども達が受付で3歳児と4歳児の子ども達を案内してくれました。「ここからはいるよ」「怖くないから大丈夫だよ」優しく声をかけています。
「ちょっとこわいなあ~」「暗くてすこしこわいなあ~」門を静かにくぐると薄暗い道が続いています。どきどきしながらも勇気を出して前へ進んで行きました。
「中はどんなのかな?」「早く入りたいなあ」「わくわくするね」と話をしたり門を覗いたりして興味と期待に胸を膨らませていました。
静かに門をくぐると・・・
黒い壁から赤やオレンジ色の手が出てきましたよ。穴から緑のおばけもこちらを見ています。
金剛力士像も出迎えてくれました。色々なものに興味津々で見ています。
壁から伸びる手やおばけを見て驚いている小さい組の子には「こわいけどだいじょうぶ」「まえへ進んでね」声をかけて案内してくれていました。
大仏殿の窓が開くと・・中から・・・「うお~うお~」と声が聞こえてきました。小窓から緑色の顔が見えましたよ。
緑色のお化けがのぞいています。
「わあ~びっくりした~!!」「きゃー!!!」お客さんが通るたびに声を出して、窓を開けて驚かせていました。お化け役の子ども達の練習の成果が発揮されていました。
蛇の道を通っていると黒いカーテンからオバケが出てきました。「わあ~びっくりした!」「キャー」前に進むと動く千手観音がガタガタ動いて向かって来ます。驚いて立ち止まる姿に「大丈夫もう終わりだよ」と優しく声をかけてもらってホッとした表情を浮かべていました。
暗いカーテンの中は・・クモのトンネルになっていました。「クモがいてるよ、怖いよ」「だいじょうぶだから進んでみて」「やっぱり怖い」「いっしょにくぐってみよう」先生に励ましてもらいながら進んでいました。
テーブルの下の黒いカーテンの中に二人で潜んでいます。通るたびに「わあ~」と二人で協力しながら夢中で驚かせていました。4歳児クラスの子ども達は「ぼくたちこわくないもん」「全然へっちゃらだよ」などと言いながら楽しむ姿も見られていました。
「さいごまでがんばったね」「おばけやしきに来てくれてありがとう」ゴールではお姉さん達から記念のメダルを首にかけてもらいました。「とっても楽しかったよ」「ちょっとだけ怖かったな」「ありがとう」楽しかったり面白かった事を言葉で伝え合っていました。
ぱんだ公園へようこそ
ぱんだ組の虹の入り口を通ると素敵なバスが待っています。バス停ではチケットにスタンプを押してもらってから乗車します。「いらっしゃいませ」「何人乗りますか?」「どうぞお座りください」とぱんだスタッフに声をかけてもらい座席に座っていきます。
「順番に座ってくださいね」「みんなが座ったら出発しますよ」乗務員さんと運転手さんが声をかけています。
「出発しますね」「乗車中は立ち上がらず席についてください」遠足で乗ったバスをイメージして役になりきって声をかけ合っていました。
ぱんだ公園へ出発進行!!みんなの笑顔が素敵でした。
磁石遊びでは透明のパネルの上をバスが走ります。「磁石を動かすとバスも走るよ」「道の上を走らせてみよう」「どうして動くのかな?不思議だね」磁石を使ってパネルの画面いっぱいに動かして遊んでいました。
「大きな池だねカメもいるよ」「お魚も泳いでいるね」池の中の生き物に興味をもって覗いていましたよ。
「ここにビー玉を入れて転がしてね」遊び方をぱんだ組の子ども達が教えてくれました。「ゴールまで転がったよ」「次は交代してね」友達と交代しながら牛乳パックの転がしコースにビー玉を転がして遊んでいました。
「釣れるかな??」「そっと釣り竿を垂らして釣ってみよう」考えたり気付いたりした事を伝え合いながら遊んでいます。
プールに浮かぶ手作りの魚を釣り上げようとみんな夢中で挑戦していました。
お化け屋敷やぱんだ公園を楽しんだ後は職員室前でリンゴジュースを飲んだり、金魚すくいをしたりしました。
「あー美味しいなあ」「ストローも自分で出来たよ」上手に自分でストローを刺す姿も見られていました。テラスでみんなで飲むジュースは格別に美味しかった様ですね。
5歳児もみんなでリンゴジュースを飲みました。「夏祭りごっこ楽しかったね」「小さい子達も喜んでたね」「大成功だったね」友達と夏祭りごっこでの楽しかった事や頑張った事などの会話を楽しみながらリンゴジュースを飲んでいました。
子ども達が友達と一緒に思いや考えを伝え合いながら進めてきた夏祭りごっこが無事に終わりました。「小さい子に楽しんでもらいたいなあ」「もっとこうしよう」「いいねおもしろくなってきたよ」などと相談しながら友達と同じ目標をもって協力した経験は子ども達にとって大きな力となりました。これからも身近な環境と存分に関わりながら心を動かす多様な経験を重ねていきたいと思います。
「みんなでがんばったね」「バスに乗ってぱんだ組出発!!」充実感いっぱいの笑顔が広がっていました。
「大仏おばけやしき大成功!!」「お化けや衣装を作るのが面白かったよ」ライオン組みんなで「はいポーズ」子ども達の笑顔が素敵でした。
園舎裏のヒマワリが咲きました。お日様に向かって満開の花を咲かせています。子ども達と一緒に暑い夏をヒマワリの様に元気いっぱい過ごしていきたいと思います。
九月になり、朝から園庭に出ると時折爽やかな秋の風を感じられるようになりました。夏の間はセミ取りに夢中で取り組んでいた子ども達も九月に入り草むらのバッタやコオロギを追いかける姿へと変わってきました。「ショウリョウバッタ見つけたよ」「草のところにいてるよ」などと言葉で伝えながら夢中で虫探しをしています。身近な生き物に興味をもち見たり触れたりする中でその姿を観察したり、生態に興味をもって調べたりする姿も見られるようになってきました。
「クッキー出来ましたよ」「どのクッキーから食べようかな」と自分たちで作ったクッキーをテーブルに並べると嬉しそうに見せ合ったりお店の人とお客さんになりきって会話をしたりしています。土に少しずつ水を加えながら硬さを調節してから型抜きをするなど、作る工程での工夫やアイデアも沢山見られていました。
「これはお花のクッキーです」「こっちは葉っぱのクッキー」「こっちはチョコチップだよ」と自分たちの工夫を得意げに伝え合っています。チョコチップはオシロイバナの種を使っていました。自分のイメージするものに近づけようと考えたり、友達と作り方を知らせ合いながら指先を使って植物を丁寧に飾り付けたりする姿が見られています。
「お姉ちゃんクッキーの作り方教えて」「いいよこっちで作ろう」と4歳児が5歳児にクッキーの作り方を教えてもらっています。
「星の型に土を入れて作るよ」「これぐらいの硬さが丁度いいね」二人で星の形に土を入れて丁寧に型を抜いていました。
出来上がったクッキーにさら砂をかけています。「どうしてさら砂をかけるの?」「さら砂をかけるとくっつかないの」と遊びの中で何度も試したり自分なりに考えたりして導き出した答えを友達同士で知らせ合いながら遊びが進んでいました。一人一人の遊びの中での「もっとこうしたい」「こんなものをつくりたい」という思いを実現できた喜びや友達と伝え合う事で遊びの楽しさを共有できる経験をこれからも大切にしていきたいと思います。
夏の間はトイに沢山水を流して遊んでいた子ども達でしたが、九月に入ると転がす遊びへと変化していました。「こっちから転がすよ」「ゴルフボールから行くよ」「記録もつけないとね」と今まで経験して得た事を活かしながら遊びを自分たちで考えて進めていこうとする姿が見られました。
長いコースを作るとビー玉やゴルフボール、テープ芯を転がして、素材ごとの速さを図ったり記録をつけたりしています。友達と役割を交替しながら記録を取りたいという共通の目的をもって遊びが進んでいました。
4歳児の子ども達もテープ芯を転がして遊んでいました。コースのスタートにテープ芯を並べると「よーいスタート」と合図を言うと一気に連なってテープ芯が転がる様子を見て楽しんでいました。
カラフルな色のテープ芯が転がると色が混ざり合って見えることに気付き、面白さを感じて繰り返し遊んでいました。
少し涼しくなった園庭では鉄棒の技への挑戦も意欲的に行われています。「ぶら下がると反対に見えるよ」「手も伸ばしてみよう」と友達と一緒に色々な技に挑戦したり、出来ることを互いに見せ合って楽しんでいます。
前回り、逆上がり、コウモリ、鉄棒チャレンジのカードを見ながら挑戦していました。手をギュッと握る足を思いきり蹴り上げるお腹の力を使って上がるなど体の様々な部分を使って挑戦する姿を見守りながら体の使い方や安全に遊ぶ事も意識できるように声をかけていきたいと思います。
「いっぱい入ったね」「全部入ったらもう一回しよう」玉入れに夢中の子ども達、5歳児は少し遠くから腕を伸ばして、3,4歳児はかごの真下から上に向けて投げ入れたり、台を持って来るとその上に登って投げたりしていました。
奈良教育大学ウィンドアンサンブルの学生方が公演に来られ、5歳児の子ども達が素敵な演奏を聞かせていただきました。「これトトロの歌だね」「あるこう♪あるこう♪わたしはげんき~」と大好きな曲が始まると一緒に歌ったり、手をたたいてリズムを楽しんだりしていました。
演奏中は目を輝かせて色々な楽器の色や形の違いや、音の響きにも興味をもって聴きいっていました。
それぞれの楽器の名前や音の響きを紹介してくださいました。「フルートは笛みたいやなあ~」「きれいな音だね」と感じた事を友達や先生に伝え合っていました。
「クラリネットは木で出来ているの??」「優しい音がするね」とフルートとの音色の違いや素材の違いを知ることでより興味をもって聴き入っている姿が見られていました。
「大きな楽器だね、重くないのかな?」「大きな音がするのかな」とチューバの紹介ではわくわくしながら演奏を楽しんでいました。
京西保育園の先生も一緒に演奏に参加しましたよ。「せんせいも吹くの??」「わあ~すごい!」「ホルンっていう楽器だよ」担任の先生が飛び入り参加で演奏する姿を嬉しさと誇らしさの笑顔で応援していました。
今日の当番の子ども達が指揮者体験をさせてもらいました。「指揮棒を1.2.1.2と振るよ」「最初はゆっくり、だんだん速く振ってみよう」と当番の友達が指揮の仕方を教えてもらう姿を真剣に見守っていました。
当番さんの指揮に合わせて演奏が進んでいきました。「上手に振れたね」「緊張したけど楽しかったよ」と初めて経験した中で感じた思いを言葉で伝えていました。
「今日は楽しい演奏を聞かせてくれてありがとうございました」「にじの歌を聞いてください」素敵な演奏を聴かせていただいたお礼ににじのうたを歌いました。
クラスに帰ってから先生のホルンのレバーを押させてもらったり、音を聴かせてもらったりしました。「ホルンってキラキラしていてかっこいいね」「やさしい音が出るね」と近くでホルンをじっくりと見たり触れたりして気付いたり感じたりした事を伝え合っていました。
ウィンドアンサンブルの演奏を聴かせてもらい木管楽器や金管楽器、パーカッション、指揮者などの音楽の世界にも様々なひと、もの、こと、があることを知ることが出来ました。本物の演奏や楽器の音色を知ることは子ども達の喜びや新たな好奇心をもつことにも広がっています。この経験を今後の遊びの中でも取り入れていけるように考えていきたいと思います。