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楽器を決めるのに、ジャンケンをすると、負けたら譲れないことに気づいた子ども達・・・どうするのかと見守っていたら、「ここ、してもいいよ」「私、こっちにする」「この楽器はなしにしよう」と友達に自分の思いを伝えながら、決めていました。しかし、まだ自分の思いを伝えられないことやこの楽器がしたい!と自分の思いばかりを伝えてしまうことがあり、うまくいかない時があります。今は、自分の思いを出しながら、友達にも違う思いがあることに気づいているところです。土曜参観ではどんな姿になるでしょうか?楽しみにしていてくださいね。
楽器カードを使って、2グループに分かれて決めることにしました。「ここで鳴らしたい!」「ここは、この音うるさいから嫌!」「何回も鳴らさない方がいい?」と鳴らす場所を決めると、色々な話が出てきました。しかし、いざ、自分の使う楽器を決めると・・「鉄琴!!」「鉄琴!!」と、なかなか決まりません。どうして決めたらいいか、グループでもめることもあります。自分の思いを伝えながら、友達の思いを聞くことの両立は、とても難しいようです。
鉄琴、木琴、タンバリンや鈴、トライアングルやウッドブロックなどを使って楽器を鳴らして遊ぶことにしました。子ども達はしたい楽器を決めて、みんなで鳴らし始めました。すると・・・耳をふさぐ友達がいました。「どうしたの?」と尋ねると、「一緒に鳴らすとうるさい」と教えてくれました。それを聞いていた友達が「鳴らすところとか決めたらいいんちゃうかな?」「順番にしたらいいやん」と提案してくれました。次の楽器遊びは鳴らすところを決めてしようということになりました。