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乳幼児揺さぶられ症候群を知っていますか?

更新日:2020年3月6日更新 印刷ページ表示

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 赤ちゃんは泣いて気持ちを伝えます。何をしても赤ちゃんが泣き止まない時など、イライラして、赤ちゃんを激しく揺さぶり、赤ちゃんの脳を損傷することを乳幼児揺さぶられ症候群と言います。

 赤ちゃんは、からだに比べて頭が重く、首の筋肉の発達していないので、揺さぶられると頭蓋骨と脳の動くスピードに差が生じ、頭蓋骨の内側に脳がぶつかり、血管が切れるなど脳が損傷します。生後6ヶ月頃までの乳児に起こることが多く、損傷部位によって視覚障害、聴覚障害、運動機能障害など重篤な障害が残る可能性も高く、最悪の場合、死に至ることもあります。

 ただし、乳幼児揺さぶられ症候群は相当激しく揺さぶった場合に起こることで、日頃赤ちゃんをあやす「たかいたかい」、「お膝の上でぴょんぴょん」や車ででこぼこ道を走る時の振動などで発症することはありません。

 赤ちゃんは泣いて気持ちを伝えますが、特に理由もなく泣くこともあります。赤ちゃんが泣き止まずイライラする時は、赤ちゃんを安全なところに仰向けに寝かせて数分間赤ちゃんから離れたり、気分転換をしてみましょう。

  赤ちゃんの泣き方の特徴と、泣き止まないときの対処法のDVDを厚生労働省のホームページより見ることが出来ます。

 赤ちゃんが泣きやまない~泣きへの対処と理解のために~<外部リンク>

 色々な方法を試しても「泣き止まない」、「どうしたらいいかわからない」など、育児での困り事や不安があれば母子保健課までご相談ください。

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