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【妊婦の方対象】RSウイルス母子免疫ワクチン
乳児のRSウイルス感染症の発症及び重症化を防ぐため、令和8年4月1日から妊娠28週から36週6日の方を対象にRSウイルス母子免疫ワクチンの定期接種が開始となります。
定期接種対象者
接種当日、奈良市に住民登録があり、妊娠28週0日~36週6日の方
接種方法
妊婦健診を受けている医療機関の主治医と相談をして、接種する医療機関を決めてください。
| 1.接種する医療機関を決める |
|---|
| 奈良県内のRS母子免疫ワクチン接種実施医療機関は、上記の〈RS母子免疫ワクチン接種実施医療機関一覧はこちら〉から確認してください。 奈良県外の医療機関で接種を希望される場合は、事前にお手続きが必要です。 |
| 2.予約 |
| 事前に接種を受ける医療機関に直接予約をしてください。 |
| 3.接種 |
| 下記の3点を持参して接種を受けてください。 (1) マイナンバーカード等本人確認できる書類 (2) 母子健康手帳 (3) 必要事項を記入した予診票 |
接種時には予診票を持参する必要があります
接種をご希望の方は、予診票発行の手続きを行ってください。
申請方法等は、<RS母子免疫ワクチン予診票の発行>をご確認ください。
※令和8年4月1日以降に妊娠届出をされる方には、母子健康手帳発行時に予診票を配布します。
奈良県以外の医療機関での接種
奈良県以外の医療機関での予防接種を希望される場合は、事前の申請が必要です。
申請方法等は、<【RS母子免疫ワクチン】奈良県以外で予防接種を受ける場合の手続き>をご確認ください。
接種費用
無料
対象の週数以外での接種は任意接種(全額自己負担)となります。 令和8年3月31日までに接種された方への払い戻しはありません。 ↑先頭にもどる
RSウイルス感染症について
RSウイルス感染症(respiratory syncytial virus infection)は、RSウイルスの感染による呼吸器の感染症です。RSウイルスは日本を含め世界中に分布しています。何度も感染と発病を繰り返しますが、生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%の児がRSウイルスに少なくとも1度は感染するとされています。
症状としては、発熱、鼻汁などの軽い風邪様の症状から重い肺炎まで様々です。RSウイルスの初回感染時には、より重症化しやすいと言われています。特に生後6ヶ月以内にRSウイルスに感染した場合には、細気管支炎、肺炎など重症化する場合があります。
詳しくは、厚生労働省ホームページ<RSウイルス感染症に関するQ&A(厚労省)<外部リンク>>をご確認ください。
RSウイルス母子免疫ワクチンの効果
妊娠中の方がRSウイルス母子免疫ワクチンを接種することで、RSウイルスに対しての抗体が胎盤を通じてお腹の中の胎児へ移行し、生まれた直後からRSウイルスの感染や重症化を予防します。

出典:厚生労働省ホームページ<RSウイルスワクチン<外部リンク>>
効果面での注意事項
- 臨床試験において生後6ヵ月までの有効性が検証されていますが、生後6ヵ月以降の有効性は確立されていません。
- 接種後14日以内に出生した乳児における有効性は確立していません。ワクチンの有効性は妊婦への能動免疫により産生された抗体が胎児に移行することにより得られることから、接種後14日以内に出生した乳児においては、胎児への抗体の移行が十分でない可能性があります。
RSウイルス母子免疫ワクチンの安全性
ワクチンを接種後に副反応がみられることがあります。主な副反応には、接種部位の症状(疼痛、腫脹、紅斑)、頭痛、筋肉痛があります。また、海外における一部の報告では、妊娠高血圧症候群の発症リスクが増加する可能性があるという報告もありますが、結果の解釈に注意が必要であるとされています。薬事承認において用いられた臨床試験では、妊娠高血圧症候群の発症リスクの増加は認めませんでした。

出典:厚生労働省ホームページ<RSウイルスワクチン<外部リンク>>
健康被害救済制度について
予防接種による健康被害が発生した場合には、救済給付を行うための予防接種健康被害救済制度(予防接種法に基づいて医療費や年金などの給付を行う制度)があります。予防接種後副反応についての相談先や、健康被害救済制度の給付の種類や申請の流れ等については、予防接種後副反応と予防接種健康被害救済制度についてをご覧ください。
よくあるお問合せ
Q1.令和8年4月1日が36週6日です。RSウイルス感染症予防接種を受けることはできますか。
Q2.令和8年3月31日までに自費でワクチンを接種しました。費用の払い戻しはできますか。
Q3.27週6日で接種した場合は定期接種の対象にはなりませんか。
Q4. 定期接種の対象者が妊娠28週0日から妊娠36週6日までなのはなぜですか。
Q5. 胎児への影響はありませんか。
Q6. 妊婦自身への影響はありませんか。
Q1.令和8年4月1日が36週6日です。RSウイルス母子免疫ワクチンを無料で接種をすることはできますか。
令和8年4月1日のみ無料(公費)で接種可能です。
Q2.令和8年3月31日までに自費でワクチンを接種しました。費用の払い戻しはできますか。
定期接種開始前の接種費用の払い戻しはありません。
Q3.27週6日で接種した場合、費用はどうなりますか。
定期接種の対象ではありませんので無料で接種はできません。
接種される場合は、任意接種となりますので全額自己負担となります。金額は医療機関にご確認ください。
Q4. 定期接種の対象者が妊娠28週0日から妊娠36週6日までなのはなぜですか。
臨床試験において、この期間に接種した場合、生まれたお子さんがRSウイルスによる重い症状(重症下気道疾患)になるのを防ぐ効果が、より高い傾向にあると認められたためです。
Q5. RSウイルスワクチンを接種することで胎児への影響はありませんか。
臨床試験の結果では、妊娠中にRSウイルスワクチン(アブリスボ)を接種しても、早産、死産、低出生体重、先天異常のリスクは、ワクチンを接種していない場合と比較して統計学的な明らかな差(有意差)は認められていないことが確認されています。
Q6. RSウイルスワクチンを接種することで妊婦自身への影響はありませんか。
これまでの臨床試験において、妊婦さんご自身への重大な安全上の懸念は報告されていません。ただし、統計学的な明らかな差(有意差)は認められていないものの、妊娠高血圧症候群の発生率が、ワクチンを接種したグループでわずかに高い数値を示したという報告があります。そのため、妊娠高血圧症候群の発症リスクが高いと診断されている方や、過去に診断を受けたことのある方は、主治医と十分にご相談の上で接種をご検討ください。
関連情報
- 厚生労働省ホームページ:RSウイルスワクチン<外部リンク>
- 厚生労働省ホームページ:「第72回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会予防接種基本方針部会 資料」(令和7年11月19日開催)<外部リンク>
- 国立健康危機管理研究機構 国立感染症研究所:RS ウイルス母子免疫ワクチンと抗体製剤 ファクトシート<外部リンク>













