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パパとパパがホンネで語る!育休パパ座談会

育児は楽しいけど、仕事も嫌いじゃない。
子育てはママだけのものじゃなくて、夫婦一緒に取り組みたい。
そんな思いのパパが増えています。
「パパだって大人としゃべりたいねん。」
「育休を取っているパパがいたらしゃべってみたいなぁ」
職場や家庭、いろんな立場の自分を前向きに楽しむパパの声から企画された
「育休パパ座談会」を取材してきました。

少し緊張した面持ちのパパたちが集まり、0歳から1歳のお子さんを持つパパ4人の座談会がスタートしました。

仕事も好き。育休をとってわかったこと。

みなさんは、育休についてどんな風に感じていますか?

Rくんパパ (取材当時1歳3か月)
現在育休中です。妻の転勤が2年ごとにあるため、それに合わせて2020年2月から2年取る予定です。妻は4月から仕事に復帰しています。仕事は看護師をしていて、職場では男性が長期の育休を取るのは初めてです。育休を取ると、どうしても現場のマンパワーが落ちるので、自分の穴を埋めてもらえるようになればと、休みに入るまでに後輩育成を頑張りました。自分が取った後に後輩が育休申請をしているようですが、会社全体では育休取得に対する理解はこれからかな。と感じています。

Sくんパパ (取材当時1歳1か月)
現在妻が育休中です。自分は取っていません。3歳から保育園に入れたいですが、入所の手続き等もあるので、その前後に育休を取得して、少しの間でも妻と一緒の期間に取りたいと考えています。

Iちゃん、Kちゃんパパ (取材当時0歳6か月)
職場は育休を取りやすい環境で、生まれる前から取ろうと決めていました。2020年9月から12月までの4カ月間取得しました。育児は楽しいけど、仕事も嫌いじゃない。今は仕事をしたいと思っています。育休を取らず働いていたら、こんなふうに思わなかったかも(笑)。

Kちゃんパパ (取材当時1歳2か月)
育休は取得していないです。勤務先は1歳までしか育休手当がもらえず、バタバタとしているうちに気が付いたら1歳を超えていました・・。

苦手は無理しない。子育ては夫婦でやるもの。

家事や育児の分担や工夫していることはありますか?

Iちゃん、Kちゃんパパ
家事は気付いた人がやるというルールで、半分程度はやるようにしています。料理が好きなので、ご飯は作っています。子育ては夫婦でやるものだと思っていて、パパだから(子育てをして)評価されるという意識はないです。おっぱいをあげる以外のことで、パパにできない育児はないと思っています。

Sくんパパ
妻と話し合って、食洗器や自動掃除機を購入しました。家事はできるだけお金がかかっても楽をしようと決めました。おかげで、家事に追われている感じはしないです。

Rくんパパ
家事は基本的に自分がしています。でも、洗濯物をたたむこととトイレ掃除は苦手なので妻がしてくれています。

Kちゃんパパ
お風呂に入れるのはほとんど自分です。「そらいろ」※に娘と2人で行くことで、妻のひとりの時間を作ってあげたいと思っていて、それを他のママに話すと絶賛されるので、気持ちがいいですね(笑)

「育児パパ同士だからわかること」に共感できる時間

今日の座談会はどうでしたか?みなさんにインタビューしました。

Kちゃんパパ

座談会に参加した感想を聞かせてください。

他のパパの話を聞いて、同じ悩みを持っているのだと安心しました。一方で「もっとやらなくては」と焦りも感じましたね。

なぜ育休パパ座談会に参加しましたか?

育児について困っていることを解決したかったからです。僕1人で頑張っているのではないんだということを感じたかった。もっとこういうパパ同士が話し合える場があればいいなと思います。

「そらいろ」を利用している目的は?

同じ月齢の子と交流することです。他の子から刺激を受けて、できなかったことができたりするんです。

Rくんパパ

座談会に参加した感想を聞かせてください。

パパが話し合える場が少ないので、参加してよかったです。お父さんならではの子育てあるあるや、それぞれの価値観を知ることができました。やはりインターネットで子育てのブログなどを見ても、「主」が男性にないと感じますね。

子育て情報を発信しているSNSはご存知ですか?

Facebookは知っていますが、子どもが生まれてSNSを見る機会が減りました。でも普段使っているLINEでも発信しているのなら確認しようと思う。

なぜ育休パパ座談会に参加しましたか?

育休の話をパパ同士で話す機会がないかと「そらいろ」の職員に聞いてみたのがきっかけです。実現されて嬉しかったです。他にもこのようなイベントがあれば参加しようと思います。でも、イベント情報をどこで得ればいいのかわからない。もっと、発信してほしいですね。

「そらいろ」を利用している目的は?

一時預かりを行っていると聞いたので、週に1回程度、一時預かりを利用しています。あとは、室内でのんびり遊ぶことができるからです。

Iちゃん・Kちゃんパパ

座談会に参加した感想を聞かせてください。

単純に他のパパと話をしていておもしろかったです。他の家庭での家事時短の工夫方法を聞けて勉強になりました。

「そらいろ」を利用したことがないとお聞きしましたが、なぜ育休パパ座談会に参加しましたか?

同世代のパパとつながって、話をしてみたいと思ったからです。

何でこのイベントを知りましたか?

奈良市のホームページで知りました。他にも公民館で行っていたパパ向けのイベントに参加しました。

子育て情報を発信しているSNSはご存知ですか?

知りませんが、子育て情報を発信しているのなら見てみようと思います。

Sくんパパ

座談会に参加した感想を聞かせてください。

インターネット上でもパパの育児のブログは少なく、育休を取得しているパパなんて本当にいるのかと思っていたので、来てよかったです。育児を頑張っているパパの話が聞けて、もうちょっと頑張ろうと思いました。

インタビューが終了し、パパとお子さんを見送った後、「育休パパ座談会」を企画した地域子育て支援センター「そらいろ」の職員の方々にお話しをお聞きしました。

育休パパ座談会を行った経緯をお聞かせください。

2、3年前から育休中のパパで定期的に来所してくれる方が増えました。母親父親関係なく広場の中では交流していますが、パパから、「パパも大人としゃべりたいねん。」という言葉を聞いて、お父さんならではの悩みや聞いてみたいことがあるんだなと思い、企画しました。育児を手伝うのではなく、主体的に関わろうと思っているとおっしゃっていたのがとても印象的でした。

なぜ広場に来るパパが増えたと思われますか?

子育てに目を向け、夫婦一緒に取り組もうという思いのパパが以前より増えたと思います。ママとお子さんが遊んでいる日常の遊び場を見てみたいと、パパの休日に親子3人で来所する方が増えました。また、育休中のパパや平日お休みのパパなど、パパとお子さんだけで継続的に利用する方も増えたことで、よりパパが足を運びやすい雰囲気になってきたと思います。

普段の「そらいろ」はどのような雰囲気ですか?

広いスペースがあり、おもちゃもたくさんあるので、ゆったりとお子さんと過ごしている方もいれば、交流を求めてくる方、情報収集のためにくる方、それぞれですね。自分がしたい過ごし方ができる環境だと思います。
来所している方は、温かい方ばかりです。例えば、赤ちゃんを連れて初めてきた方に、「かわいいね」とか「何カ月ですか」など、自然と声をかけてくださる方が多いので、初めてきた方でも利用しやすいと思います。また、育児の不安なことや疑問に思ったことを話したり、情報交換をしているので、自分に合った育児の仕方を見つけられると思います。

取材を通して、ママと同じように、パパも家事・育児をする上で悩んでいることや不安に思っていることがあり、他のパパと話してみたいという気持ちがあるのだと、改めて感じました。パパ同士のつながりを持ち、悩みや意見を共有し、ママと一緒に子育てを楽しむことができたらいいなと思いました。
さて、奈良市では子育てに奮闘するパパやご家庭に対して、様々な事業を行っています。
ぜひ、ご活用ください。

※地域子育て支援センター 「そらいろ」
奈良市保健所の2階にある地域子育て支援センターです。また、施設を利用したことがある乳幼児を対象に一時預かりを行っています。
「そらいろ」ホームページはこちら:https://msnetgroup.wixsite.com/sorairo

■地域子育て支援センターってどんなところ?
市内7箇所で奈良市地域子育て支援センター事業を実施。乳幼児(おおむね0~3歳児)とその保護者が集まり、お互いに交流や情報交換ができる場です。また、育児情報の提供や専任の指導者による子育て相談を行っています。親子で集えるスペースも開放しています。利用料無料・申込不要(現在コロナ感染対策により完全予約制)。
詳しくはこちら:https://www.city.nara.lg.jp/site/kosodate/10749.html

奈良市のパパの育児をサポートするサービスを知りたい。

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