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不安を抱える妊婦への分娩前新型コロナウイルス感染症検査事業について
妊婦の方は、出産や育児を控え、新型コロナウイルス感染症の流行に不安を感じておられると思います。
奈良市では、妊婦の希望の方に新型コロナウイルスへの感染の有無を確認するPCR検査を受ける費用を助成します。
不安を抱える妊婦への分娩前の新型コロナウイルス感染症検査について
検査対象者
以下の全てにあてはまる方
・分娩予定日から概ね4週間以内の妊婦の方(ただし、医師が早産リスク等を鑑みて必要と認めた場合は対象とする。)
・発熱などの感染を疑う症状がない方
・奈良市に住民登録のある方
・妊婦健診を受けている医療機関にて検査に係る事前説明を受けた上で、検査を希望する方
検査内容
鼻咽頭ぬぐい液又は唾液を用いたPCR検査又はLAMP検査、抗原定量検査(簡易キットによる抗原検査は除く。)
実施時期
令和3年3月31日まで
助成内容
新型コロナウイルスの検査費用として、1回の妊娠につき1人1回、20,000円まで助成します。
助成方法
1 県内の医療機関で検査を受けられる場合
妊婦健診を受けている医療機関にご相談ください。
*令和2年4月1日以降、事業開始までに県内医療機関で検査を受け、医療機関に検査費用をお支払いいただいた場合は、費用の還付申請ができます。
2 県外の医療機関で検査を受けられる場合
令和2年4月1日から令和3年3月31日までに県外の医療機関で検査を受け、医療機関に検査費用をお支払いいただいた場合は、費用の還付申請ができます。
【還付申請について】
1 提出書類
・領収書等検査に要した費用の額と検査した日が確認できる書類(領収書明細等原本)
2 申請期限
令和3年4月9日まで
*母子保健課に申請書提出時は、通帳やキャッシュカード等、口座番号の確認ができるものを提示してください。郵送の場合は通帳やキャッシュカード等、口座番号の確認できるもののコピーを同封してください。請求書の日付は空白にしてください。
検査を受けるにあたっての注意点
検査の性質上、実際には感染しているのに結果が陰性になること(擬陰性)や、感染していないのに結果が陽性になること(擬陽性)があります。
<検査結果が陽性となった場合>
・症状の有無にかかわらず、医師の判断により分娩方法の変更や帝王切開、計画分娩になる場合があります。
・症状の有無にかかわらず、感染防止の観点から入院中の面会および分娩時の立ち合いが制限される場合があります。また、分娩時に一定期間、母子分離(お母さんと赤ちゃんが別室での管理となり、赤ちゃんに触れたり、授乳することができない)となる場合があります。その他、保健所の指示に従っていただき、ご家族も含め生活が制限される場合があります。
新型コロナウイルスに感染した妊産婦への寄り添い型支援
妊産婦の方は、出産や育児を控え新型コロナウイルス感染症の流行に不安を感じておられると思います。感染が確認された場合でも、皆さまの不安を少しでも軽減できるよう、保健師・助産師などが支援を行います。ご希望の方は入院している病院にご相談ください。
1 対象となる方(以下の全てに当てはまる方)
・新型コロナウイルスの感染が確認された妊産婦の方
・健康面や出産後の育児などに不安を感じ支援を希望する方
・奈良市内在住の方
2 支援する内容
・面接や電話などで、妊産婦の方のさまざまな不安や悩みをうかがい、新型コロナウイルス感染症に関する相談や、育児に関する助言等を行います。
提出・問い合わせ先
母子保健課(奈良市保健所・教育総合センター3階)
[住所]〒630-8122奈良市三条本町13番1号
[電話]0742-34-1978(直)
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