本文
クビアカツヤカミキリにご注意ください
更新日:2021年6月4日更新
印刷ページ表示
クビアカツヤカミキリは、外来生物法に基づく特定外来生物に指定され、2018年1月15日より規制が開始されています。特定外来生物は、飼養(飼育)・保管、輸入、販売、譲り渡し、野外へ放つことが禁止されており、違反した場合は罰金等が科せられますのでご注意ください。
クビアカツヤカミキリの特徴
*全体的に光沢のある黒色で、胸部(首の部分)が赤い
*体長 2.5~4cm
*成虫は5月末から8月に発生
*幼虫が入り込んだ樹木からは大量のフラス(幼虫のフンと木くずが混ざったもの)が排出される
クビアカツヤカミキリの成虫
成虫脱出孔 フラス
クビアカツヤカミキリの成虫写真は 『国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所』 より提供
このカミキリムシは、幼虫がサクラやウメ、モモなどの樹木を食害することから、各地で問題になっています。
奈良県内でも2019年に初めて被害が確認され、年々被害範囲が拡大している状態です。
発見した際は
- 発見した日時、場所、詳しい状況を、下記の機関までご連絡ください。
- 土地や施設の管理者
- 近畿地方環境事務所(06-4792-0706)
- 奈良県景観・自然環境課(0742-27-8757)
- 発見された場所の市町村(奈良市の場合で果樹等については農政課 0742-34-5142)
- 被害の拡大を防ぐため、捕殺をお願いします(生きたままでの運搬は法律で禁止されています)。
- 可能であれば、写真を撮影してください。
詳しくは、下記リンク先のチラシまたは奈良県ホームページをご覧ください。
クビアカツヤカミキリに関する奈良県ホームページ<外部リンク>
県内での被害発生について(令和3年6月4日追記)
令和3年5月下旬以降、県内複数市町村のサクラやウメの木でクビアカツヤカミキリの幼虫被害が確認されています。
被害の拡大を防ぐため、クビアカツヤカミキリの成虫や幼虫を見かけられた場合は、その場で捕殺をお願いします。