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奈良市企業人権教育推進協議会
※令和6年度総会の議決により、本協議会を休会とし、科目の予算残額を住民主体の様々な地域福祉活動を積極的に支援している奈良市社会福祉協議会 奈良市善意銀行(以下「善意銀行」という。)へ寄付することが決定いたしました。
※令和6年11月28日に、予算残額59,979円を善意銀行へ寄付いたしました。
奈良市企業人権教育推進協議会とは
奈良市企業人権教育推進協議会は、人権問題の解決のため、企業内において人権教育を積極的に推進し、もって就職の促進・雇用の安定を図り、あらゆる差別を撤廃することを目的として様々な事業を実施しています。
役員
協議会に次の役員を置き、協議会の運営を行っています。
会 長 1人
副会長 2人
理 事 12人
監 事 2人
令和5年度
主な活動内容
4月 理事会
5月 総会
2月 人権啓発事業主研修会「パワハラにならない指導のノウハウ~自信をもって部下と関わるために~」
人権啓発標語 入賞者の表彰
令和4年12月に募集した人権啓発標語の選定についての報告と表彰式を執り行いました。
応募企業数は9事業所で62点のご応募をいただきました。
受賞者は以下の5名です。
作品 | 受賞者 |
---|---|
『一つの行動、一つの言葉 相手の立場に立ってから』 | 小山株式会社 小林 雅弘 様 |
『共に生きる 今日は誰かに支えられ 明日は誰かの支えになろう』 | 大和リース株式会社 山崎 みどり 様 |
『みんな‘’ちがう‘’を ‘’ふつう‘’にしよう』 | 共同精版印刷株式会社 林 美希 様 |
『思いやり 差別に一番 効くワクチン』 | 奈良商工会議所 細田 忠生 様 |
『尊重し 認めて築く 「多様」が「普通」の明るい未来』 | 大和リース株式会社 横田 真利子 様 |
令和4年度
主な活動内容
4月 理事会
5月 総会・講演会(研修会)
9月 県外視察(啓発活動)
11月 全国人権・同和教育研究大会
12月 人権啓発標語の募集(啓発活動)
1月 人権啓発事業主研修会「改正育児・介護休業法への対応~選ばれる企業になるために」
映画会「守ろう!リモートワークのメンタルヘルス」
人権啓発標語 入賞者の表彰
令和3年12月に募集した人権啓発標語の選定についての報告と表彰式を執り行いました。
応募企業数は12事業所で290点、189名の方からご応募いただきました。
受賞者は以下の5名です。
作品 | 受賞者 |
---|---|
『変わりゆく 時代と価値観 認め合い』 | 奈良県信用保証協会 中田 大志 様 |
『違うかも あなたと私の “当たり前”』 | 株式会社みずほ銀行 奥野 祥子 様 |
『認め合う 個性の彩り 鮮やかに』 | 奈良商工会議所 今西 英晧 様 |
『つぶやき前、相手の立場になってみて あなたの気遣い、それ「いいね」』 | 小山株式会社 福嶋 彩乃 様 |
『一言が 誰かの人生 左右する 奪うではなく 救う言葉を』 | 奈良交通株式会社 有市 智則 様 |
県外視察研修
令和4年の視察研修は、宇治市伊勢田町にある「ウトロ平和祈念館」に伺いました。
ウトロ平和祈念館は戦前、京都軍事飛行場建設のために集められた在日朝鮮人によって形成された集落、宇治市伊勢田ウトロ地区に、在日コリアンの歴史を学び、地区住民、在日、日韓市民の交流・連帯の拠点として令和4年4月にオープンした施設です。
一階は交流のための多目的ホール、二階はウトロ形成過程や戦後の生活、ウトロを守る戦いなど、現在にいたるまでの歴史をパネルで紹介しています。三階は企画展示室になっており、期間ごとに様々な展示を企画しておられます。
今回は第1回テーマとして「ウトロに生きた人々」というタイトルで、ウトロ1世のありのままの姿を紹介しています。施設全体を通して、テキストや数字にはこだわらず、ウトロで生きた人々の写真やリアルな生活の展示をメインに構成されていました。
ウトロは、差別や無関心が生み出した問題を、市民の力により政府までをも動かして解決した稀有な事例です。今でも世界では分断や紛争が起こっていますが、過去の厳しい歴史とそれに寄り添った人々の実践を通じて問題を乗り越えたこの地からメッセージを発信し続けるという、強い思いを学びました。
問合せ先
奈良市企業人権教育推進協議会事務局 奈良市観光経済部 産業政策課
電話:0742-34-4741 FAX:0742-36-4058 Mail:narashikijinken@city.nara.lg.jp