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奈良しみんだより平成26年3月号(テキスト版)突然の震災!そのときのあなたは?

更新日:2019年11月7日更新 印刷ページ表示

突然の震災!そのときのあなたは?

 災害は、あるとき突然に私たちの生活を襲います。奈良市は比較的災害が少ないといわれていますが、実は市内やその周辺にはいくつもの活断層(地震の原因となる地殻のずれ)があり、大地震がいつ起きても決しておかしくはないのです。

もし、大地震が、奈良市を襲ったら

(右図)奈良盆地東縁断層帯(出典:第2次奈良県地震被害想定調査報告書)
(左図)南海トラフ巨大地震(平成25年3月18日発表南海トラフ巨大地震の被害想定(第二次報告))

南海トラフ巨大地震 奈良県内で想定される被害

  • 想定震度 震度6強から震度5強(1分から数分間の揺れ)
  • 死者数 約1,700人
  • 負傷者数 約18,000人
  • 避難者数(1週間後) 約290,000人
  • 建物被害棟数(全壊・全焼棟数) 約47,000棟

奈良盆地東縁断層帯 奈良市内で想定される被害

  • 想定震度 震度7から震度5強(数十秒間の揺れ)
  • 死者数 約1,200人
  • 負傷者数 約4,500人
  • 避難者数(1週間後) 約130,000人
  • 建物被害棟数(全壊・全焼棟数) 約33,300棟

日頃の備えは

地震 それは、いつ突然に起こるかわかりません。冷静な判断で行動して、身の安全を確保しましょう。それには、日頃からの備えが大切です。

check!

  • 家や周辺の地盤状態を確認しておきましょう
  • あなたの家の状態を知っておきましょう
  • 屋根瓦やブロック塀等、家の周辺の安全対策は?
  • 可燃性の危険物やプロパンガスボンベの安全確認
  • 家具等の転倒防止策を図り、安全な空間を確保しましょう
  • 非常食や必要な生活用品を備蓄品として備えておきましょう
  • 家庭で防災について話し合いましょう
  • 避難所まで行ってみましょう

グラッ!地震発生

突然の大きな揺れ!まずは、自分の身を守る・家族を守る・近所の人と助け合う、生き残るためにできることを考えましょう。

家では

  • 台所 コンロを使っていても、まずはテーブル等の下に入って身の安全を確保
  • 浴槽 ボイラーを消す、ドアを開ける、浴槽のふた等で頭部を守る
  • トイレ ドアを開ける、水洗タンクが頭上にあれば注意
  • 寝室 ベッドの下に入る、布団をかぶる。慌てて家の外に出るのは危険

外出時では

  • 運転中 急ブレーキはしない。揺れがおさまるまで車外に出ず、避難は徒歩で
  • デパート・スーパー 慌てて出口に殺到しない。エレベーターが動いていても使わない
  • 山・丘陵地 落石に注意。がけや急傾斜地には近づかない

東日本大震災《被災地の声》

姉妹都市 福島県郡山市

東日本大震災や原子力災害に関するアンケート(調査期間:平成23年9月5日~19日。広報こおりやま平成24年3月号から抜粋)

東日本大震災が発生する前、地震に対してどのような備えをしていましたか。複数選択可

  • 特に備えをしていなかった 45.4%
  • 家具の安全な配置と転倒防止対策 29.0%
  • 食料品・飲料品の備蓄 25.3%
  • 非常食用持出品の準備 19.7%
  • 緊急時の家族との連絡方法 14.5%
  • 避難場所や避難経路の確認 13.4%
  • 家族の集合場所の確認 11.2%
  • 家屋の危険箇所のチェック 5.6%
  • 家族一人ひとりの役割分担 2.2%
  • 自主防災組織への参加・活動 1.9%
  • その他 1.5%

友好都市 宮城県多賀城市

東日本大震災をふりかえった体験談(広報多賀城平成25年3月号から抜粋)
  • 日ごろのお付き合いが大切
    体が不自由な家族がいるので、日ごろから近所の人たちとつき合いがあった。震災時は、近所の方が車で家族を連れて避難させてくれたのが嬉しかった。
  • 水の確保の苦心
    下馬地区の給水所は総合体育館1カ所だけだった。距離が遠いので、行くときは良くても帰りは重い水を持ち帰るので大変だった。特にお年寄りの方は不便。
  • 高齢者への支援
    地域でできる高齢者への独自支援(自治会としてできる支援の範囲)を考えることが必要。
  • あかりは本当に重要
    4月7日の余震時は、非常階段に5、6人が集まっていた。特に一人暮らしの方が「停電して家の中にいるのがこわい」ため、外に出て来たようだった。

揺れが収まったら

正確な情報の入手

テレビ・ラジオ・防災行政無線・インターネット等から、今何が起こっているか正しい情報を得ましょう。

デジタル同報系防災行政無線

災害発生時、一次避難所等、市内47か所に設置した屋外拡声器で災害情報や避難情報等を一斉伝達します。(平成24年度から26年度の3か年度で整備)

コミュニティFMラジオ放送

災害発生時には、通常番組への割り込みによる市内の災害情報等の緊急放送を行います。

ならどっとFM(周波数78.4MHz)

「なら防災防犯情報ナウ」の番組を放送中1回10分の番組で、身近な防災・防犯・消防のワンポイント情報をお伝えします。
放送時間

  • 毎週月~金曜日の午前11時35分
  • 毎日午後6時35分

助け合い

発災直後に周りの人を助けられるのは「あなた」です

 阪神・淡路大震災や東日本大震災では、倒壊家屋等の下敷きになったり、閉じ込められた人の救助は、家族や友人・隣人によることが多かったようです。
 消防団や自治会、自主防災組織等の「ご近所の人」たちの力が、「あなた」を救います。救う力は「あなた」にもあります。
 大災害発生直後は、多くの場所で救急車や消防車等の救助の手が回らない状況です。誰がけがをしているか、生き埋めになっているか、お互いに声を掛け合いながら救出しましょう。

家族・友人の安否を確認

 災害発生時には、電話等の連絡手段がとりにくくなります。東日本大震災の直後は、携帯電話の通話が一時的に平常時の約50倍まで集中しました。
 一方、インターネット回線は、電話に比べてつながりやすく情報収集や情報伝達の手段のひとつとして利用され、電子メールも時間がかかるものの相手に届いたようです。
 また、TwitterやFacebookも連絡手段として用いられました。
〈危機管理課公式Twitter、奈良市役所公式Facebookページ〉

 災害時に備えて家族や友人等で話し合い、連絡方法や避難場所等を事前に決めておきましょう。

 一般的に被災地に水や食料等の救援物資が届くのは3日後といわれています。市でも備蓄はしていますが、全ての市民に何日も配付できる十分な量はありません。
 災害の状況により避難生活が長引く事を想定して、約1週間分の食料品や生活用品等を備蓄品として準備をしておきましょう。

 家族で、伝言を書いた貼り紙を貼る場所を決める、避難場所を決めておく、伝言を災害用伝言ダイヤル、携帯電話の災害用伝言板の利用方法を確認しておきましょう。

72時間の壁

 倒壊家屋等の下敷きにになった人の生存率は、72時間を超えると急激に下がります。
 阪神・淡路大震災での神戸市消防局の救助活動によると、震災当日に救助された生存者は486人で生存率80.5%、2日目は、救助された452人のうち生存者は129人で生存率28.5%、3日目は救助された408人のうち生存者は89人で生存率21.8%でした。しかし、震災から4日(72時間)が経過すると、生存率は一挙に5.9%に、5日目には5.8%に生存率が激減しました。

食べ回しながら備蓄する(ローリングストック)

普段も食べることができ日持ちのする缶詰やレトルト食品等、通常消費する2倍の量を購入し、半分消費した時点で、また買い足すことで一定量を保って備蓄できます。定期的に消費することで、食べ慣れているものが非常食になります。
トイレットペーパーやガスボンベ、電池等の生活用品にも応用できます。

災害を忘れない

自主防災組織」の活動

 災害による被害を最小限に抑えるためには、「自分の命は自分で守る」という「自助」が基本ですが、その力には限界があります。そのため、近所の人たちと協力し合い、地域の防災活動を効果的に行うための組織である「自主防災組織」が重要となります。
 市でもそれぞれの自主防災組織が、消火訓練や応急手当訓練等の防災訓練を実施する等、地域の実状に沿った防災活動の運営に取り組んでいます。

「奈良市女性防災クラブ連合会」の活動~つなごう地域の和 つなごう人の輪~

 女性防災クラブは、自分たちのまちは自分たちで守るをモットーに、女性の防火防災団体として市内在住の女性で構成され、現在20クラブ、約1,700人で活動されています。消防フェアや各地域での防災訓練への参加、一人暮らし高齢者宅への防火訪問から、幼稚園等へ防災紙芝居訪問まで、幅広く防火防災の啓発活動を通じて、地域連帯意識の向上に努めています。また、応急手当や非常食炊き出し訓練等、女性ならではの視点で家庭防災を実践しつつ、市民へ防災の大切さを伝えています。

同連合会伊藤会長から

 女性防災クラブは、市内各地区において結成され、それぞれ特色に応じたさまざまな活動をしています。構成員のみんなは、まず、自分たちのまちを愛し、自分たちのまちは自分たちで守るという思いをもって活動しています。そのためには、地域みんなの助け合いが必要です。
 人と地域のつながりが大事で、私たちはそれを作ろうと活動しています。普段からのご近所付き合い、地域でのふれあいを持つことによって、防火や防災に対する意識を持つことはとても大切です。

「奈良市防災ハンドブック」ができました!

 市では、災害への備えや災害が起きた時の対処方法等の防災情報や避難所マップを盛り込んだ「防災ハンドブック(保存版)」を作成し、各家庭に配布しています。ご家庭や地域等で防災について話し合う時に、災害への対策や避難所の位置の確認等にご活用ください。

リフレッシュNARA

 東日本大震災で被災し放射能の影響が残る姉妹都市の子どもたちが夢や希望を持って被災地復興に取り組めるよう支援するため、夏休みに福島県郡山市の子どもたちを奈良市に招き、思いっきり奈良の自然や世界遺産等を満喫してもらう取り組みを行いました。

防災センター

防災センターでは、防災の意識と行動力を高めるためのさまざまな災害体験コーナーがあります。また、いざというときのために応急手当の正しい知識や技術を身につける各種講習会を開催しています。

体験コーナー

消火体験、地震体験、煙避難体験、台風体験 等

応急手当、普及講習

心肺蘇生法、AEDの使用方法、異物除去、止血法 等

八条五丁404-1
電話番号:0742-35-1106

  • 入館料 無料
  • 開館時間 午前9時30分~午後4時30分※毎週月曜日・休日の翌日・年末年始は休館

被災地への人的支援

緊急消防援助隊、保健師、下水道施設一次調査隊、避難所支援職員等、387人(平成26年1月現在)を派遣

福祉避難所

災害時に障がい者や高齢者等、一般の避難所生活で特別な配慮を必要とする方々のため、民間福祉施設や養護学校等の協力を得て、福祉避難所として開設します。

問合せ 危機管理課 電話番号:0742-34-4930

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