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道の駅「針TRS」運営事業者との契約解除について(平成30年12月27日発表)

更新日:2019年11月7日更新 印刷ページ表示

奈良市では、道の駅「針TRS」の運営に関し、平成13年7月26日に旧都祁村が株式会社三興・株式会社ナップコーポレーションと締結した「針TRS事業に係る事業契約」について、平成30年12月21日付をもって事業契約を解除しました。

あわせて、奈良市と株式会社三興が締結した道の駅「針テラス」維持管理業務委託契約についても、同日付をもって業務契約を解除しました。

※道の駅「針TRS」事業の概要

  • 所在地
    奈良市針町345番地
  • 開設時間
    7時~23時(店舗により異なる)
  • 駐車台数
    510台(大型40台、普通車470台、車いす利用者用P3台)
  • 施設
    トイレ、レストラン、喫茶、温泉、いちご園、物販、EV充電器

*駐車場・トイレ・休憩施設

土地・建物所有=国(清掃等の維持管理業務は奈良市が受託)

*針TRS北館・南館、ベリーファーム

土地所有=奈良市、建物所有=株式会社三興(奈良市へ土地使用料を支払って事業実施)

*はり温泉らんど

土地・建物所有=奈良市(民間会社へ貸出して事業実施)

*針テラス情報館

土地・建物所有=奈良市(民間会社との指定管理委託契約で運営)

1.契約解除について

(1)解除した契約

  1. 針TRS事業に係る事業契約(平成13年7月26日締結)
    奈良市(締結時は旧都祁村)・株式会社ナップコーポレーション・株式会社三興の三者による、道の駅「針TRS」事業全体を運営する契約
  2. 道の駅「針テラス」維持管理業務委託契約(平成30年4月1日締結)
    奈良市・株式会社三興による、敷地内の国・市管轄エリア(中央休憩所・トイレ・駐車場等)の清掃等維持管理契約(1年契約の毎年更新)。

(2)契約の相手方

株式会社三興
豊中市服部元町一丁目3番15号

株式会社ナップコーポレーション
奈良市針町345 針TRS内

(3)契約解除理由

以下の事由により、同社が針TRS事業を継続(債務履行)することが不可能な状態にあると判断されたため。

  1. 株式会社三興による債務不履行(土地使用料未納)
    再三是正を促したにも関わらず、平成29年11月分以降の土地使用料が未納。
  2. 針TRS事業契約に反し、奈良市に無断で株式会社三興が針TRS建物へ抵当権を設定
    奈良市の承諾無に北館・南館建物への抵当権設定を行った上、南館が金融機関によって抵当権実行(競売申立)される。
  3. 針TRS事業契約に反し、奈良市に無断で株式会社三興が針TRS北館建物の所有権を第三者へ移転
    奈良市の承諾無に登記上の所有者を第三者(株式会社サンクスコーポレーション)へ移した上、個人名で新たな抵当権を設定。

2.これまでの主な経緯

契約解除に至った経緯

  • 平成13年07月26日 針TRS事業契約の締結(都祁村・ナップコーポレーション・三興)
  • 平成17年04月01日 奈良市と都祁村の合併に伴って事業契約も奈良市が継承
  • 平成29年11月14日 市の承諾無に抵当権設定を行っていたことが判明(以降、是正を促すも未対応)
  • 平成29年12月18日 奈良市と三興の間で土地使用料額につき平成28年4月から係争中のため、三興が平成29年10月分土地使用料を奈良地方法務局に供託(遅延)。以降、11月分から土地使用料が供託されず、是正を促すも未納
  • 平成30年04月10日 現代表取締役に交代。以降、土地使用料の納付や抵当権抹消について何度も口頭で説明するも実行されず
  • 平成30年10月15日 三興から針TRS南館建物について金融機関から競売申立がなされた旨の報告
  • 平成30年12月05日 三興から、針TRS北館建物の所有権を第三者へ移転(H30.11.22登記)した旨の報告
  • 平成30年12月21日 契約解除(同日付で各社へ送達されたことを確認)

【参考】針テラス事業土地使用料に関する訴訟の経緯

  • 平成19年06月11日 三興から土地使用料減額等調停の申し立て(H20.10不調で打ち切り)
  • 平成20年12月13日 三興が建物所有権確認請求事件で「情報館建物の所有が三興にあることの確認」を提訴
  • 平成20年12月24日 奈良市が三興の未納の土地使用料について提訴
  • 平成21年04月10日 三興が土地使用料の減額について提訴
  • 平成22年12月27日 奈良地方裁判所における和解調停により和解条項が締結。情報館の所有権が奈良市にあること、平成23年1月から28年3月の土地使用料が月額612万5,000円(年額7,350万円)であること、針テラス及び自由創造広場のサービス提供委託料が年額2,200万円であることの確認
  • 平成28年01月21日 三興から1月20日付で奈良市に土地使用料の減額要望
  • 平成28年02月29日 奈良市は平成13年7月契約の年額月額750万円(年額9,000万円)で回答
  • 平成28年04月08日 奈良簡易裁判所から三興の賃料減額調停申立書が届く
  • 平成28年08月31日 奈良地方裁判所から三興の訴状が届く
  • 平成30年09月27日 判決(平成28年4月1日以降の土地使用料が月額570万円であることを確認)
  • 平成30年10月17日 奈良市、平成28年4月1日以降の土地使用料が月額750万円であることの確認を求めて控訴

※その他の訴訟

固定資産税等決定取消請求に関する訴訟(平成27年~29年)、農業経営構造対策事業費補助金の返還に関する訴訟(平成27年~30年)

3.今後の対応

株式会社三興等を相手方に、建物等明け渡しに向けた交渉を行うとともに、破産申立等の法的手続も並行して行い、針TRS財産の保全(第三者への流出防止)と針TRS事業の奈良市への帰属、未収債権の回収をめざす。

4.本件の代理人

大阪市中央区北浜2丁目5番23号小寺プラザ11階
弁護士法人関西法律特許事務所

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