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このページでは、小学生のみなさんが「学ぶ楽しさ」を感じながらチャレンジできるような問題を紹介していきます。
次の3点を意識しながらチャレンジしてみましょう。
・「みずから学ぶ」 … 身に付けている力を生かして進んでチャレンジしてみましょう
・「とことん学ぶ」 … 納得いくまでチャレンジしてみましょう
・「つながり学ぶ」 … 友達やおうちの人の意見も聞きながらチャレンジしてみましょう
AさんとBさんは、学級新聞係をしています。毎月、教室のけいじ板にはる学級新聞をつくり、教室のみんなや先生に見てもらっています。
下の会話文は、12月号の学級新聞の構成を考えているときのAさんとBさんの会話です。
Aさん:学級新聞に漢字の問題をのせたらどうでしょう。高学年になると、漢字がどんどん難しくなる
ので、覚えるのが大変だという話を友だちから聞きました。
漢字に興味を持つことができるコーナーを作りたいと考えています。
Bさん:分かりました。12月号にのせましょう。どんな問題がよいでしょうか。
Aさん:少し考えて、「そうだったんだ。」というような発見がある問題はどうでしょうか。
Bさん:今まで勉強した「部首」や「漢字の成り立ち」に関係する問題はどうでしょうか。
すでにもっている知識を使って、考える問題がよいと思います。
Aさん:分かりました。一度作ってみます。
その後、AさんはBさんと話し合いながら、下のような問題を作りました。みなさんもチャレンジしてみてください。
「まなび」コーナー 問題1 次の〇と□は、それぞれある一字の漢字を説明したものです。
問題2 次の熟語のそれぞれの漢字を、上の問題と同じように説明してみましょう。 (4)人名 (5)計算 |
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Aさんは、Bさんと一緒に入ったレストランで、オレンジジュースを飲んでいました。
A:Bさん、水が入っているコップの氷と、オレンジジュースが入っているコップの氷のとける速さが異なるような気がするんだけど… 本当にそうなのかな? どう思う?
B:ん~、よく分からないし、こんなの理科でも勉強しなかったよね。分からないときは、自分で実験して確かめてみるのが大切だって、理科の先生が言っていたから、実験してみようよ!
Aさん、Bさんの二人は、Aさんの家に行って実験をしました。
[目的]水の中の氷と、オレンジジュースの中の氷は、どちらが先にすべてとけるかを調べる。 理由( ) |
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※このように、実験の前に予想(仮説ともいいます)を立てて、その理由も考えておくことが大切です。
二人の実験の方法は下の通りです。あなたも、実験してみましょう!
[準備]同じ大きさのコップ2個、水、オレンジジュース、同じ大きさの氷6個、時計 |
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[発展]オレンジジュースの代わりに、塩水を使って同じ実験をすると、結果はどうなるでしょう。同じように、確かめてみましょ |
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水槽に水とスーパーボールが入っています。重さの合計は100kgで、その重さの99%が水です。しばらくすると水が蒸発して、水の重さは全体の98%になりました。このとき、水の重さは何kgですか?
「新聞紙」や「ダンスが済んだ」のように、前から読んでも後ろから読んでも、同じになる文を回文といいます。これと同じように、数字を使った「回文数」を考えます。
(1)252のような3桁の回文数と、6776のような4桁の回文数を考えるとき、3桁の回文数の個数をaと
し、4桁の回文数の個数をbとします。aとbの関係を求めなさい。
(2)5桁の回文数の個数と、6桁の回文数の個数の関係を求めなさい。
(3)以上のことから、どのようなことが成り立つと予想できますか。また、その予想が正しいことを説明
しなさい。
下図のように,三角形ABCの各辺の上に正三角形を作ります。三角形ABCの各頂点と,向かい側の辺の上の正三角形の頂点を直線で結びます。
直線AD,BE,CFの間には,美しい関係が成り立ちます。どんな関係が成り立つか,考えてみましょう。
こちらのページで、実際に図形を動かしてみましょう!<外部リンク>
三角形ABCの頂点をマウスで動かして(指でドラッグして),観察しましょう。
解説はこちら!<外部リンク>
算数、数学では「基本的な計算力」とともに、「発想を変える」、「効率的に答えにたどり着こうと考える」「規則性やパターンを見つける」
力が重要です。この宿題をただ単に計算するだけでなく、答えに見当をつけて計算してみるなど、答えの出し方を工夫してみましょう。
(1)12345679×9を計算しなさい。
(2)12345679にどんな数をかけると、999999999になるでしょう?