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新型コロナウイルス感染症に関するよくある質問をまとめました。
なお、新型コロナ関連の学校に関する質問については、下記も併せてご覧ください。
新型コロナ関連の学校(教育委員会)についてのよくある質問Q&A
Q 新型コロナウイルス感染症はどのように感染するのですか?
Q 新型コロナウイルス「陽性」と診断されました。療養期間はどうなりますか?
Q どちらのほうが感染しやすい、または重症化しやすいですか。
Q 同居家族が陽性となりました。他の家族はどのように過ごしたらよいですか。
Q 同じクラス・職場で患者が発生しました。この場合、自分は濃厚接触者ですか。
Q 自分が濃厚接触者となりました。何か気をつけることはありますか。
Q 別居家族が陽性となり、自宅療養をしています。食料品の買出しなどを自分が行うことになりました。気をつけるべきことはありますか。
Q 新型コロナウイルス感染症に感染しないようにするには、どうすればいいですか?
Q 災害発生時の避難所において、新型コロナウイルス感染防止対策で気を付けることはありますか?
Q 感染症に対して、事業者としてどのような対策を行えばいいですか?
Q 罹患後症状がある場合、新型コロナウイルス感染症を他の人に移してしまうことがありますか?
Q 新型コロナウイルス感染症罹患後からずっと倦怠感が続いている気がします。受診が必要ですか?
Q 特に症状はありませんが、新型コロナウイルスに感染していないか不安です。PCR検査等の受検は可能ですか?
Q 奈良県でPCR検査のドライブスルー検査が始まったと聞きました。どうすれば受けられますか?
Q PCR検査がしたくてもしてもらえないとよく聞きますが、本当ですか?
個人向けの支援については、奈良市ホームページ「【個人向け】新型コロナウイルスに関する支援策一覧」で紹介をしています。
生活資金の貸付け、市税の徴収猶予なども含め、奈良市ホームページ「事業者向け支援一覧」で紹介をしています。
発症すると、発熱や咳などの呼吸器症状があるとされています。
また、倦怠感、息切れ、呼吸困難などもあります。その他、筋肉痛、頭痛、吐き気、下痢などの症状があることもあります。嗅覚や味覚の喪失も報告されています。
一般的には飛沫感染、接触感染で感染します。閉鎖した空間で、近距離で多くの人と会話するなどの環境では、咳やくしゃみなどの症状がなくても感染を拡大させるリスクがあるとされています。また、3密(密閉・密集・密接)などの特殊な条件下では、一定時間、空気中に停留した微粒子(エアロゾルやマイクロ飛沫等)を吸い込むことで空気感染を起こす可能性もあります。
「飛沫感染」とは: 感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つばなど)と一緒にウイルスが放出され、他の方がそのウイルスを口や鼻などから吸い込んで感染することを示します。
「接触感染」とは: 感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りの物に触れるとウイルスがつきます。他の方がそれを触るとウイルスが手に付着し、その手で口や鼻を触ることにより粘膜から感染することを示します。
症状がある方の療養期間は発症日(0日目)から最短7日間、症状がない方の療養期間は検体採取日(0日目)から7日間(5日目に検査キットにより陰性を確認した場合は、6日目に解除が可能)です。新型コロナウイルス「陽性」と分かった後の流れについては奈良市ホームページ「新型コロナ「陽性」の方へ」をご確認ください。
ウイルスの遺伝情報が変化したことで、たんぱく質の一部が変異し、新しい性質を持つに至ったものを新型コロナウイルスの変異株と呼んでいます。
これまで発生した新型コロナウイルスの変異株には、アルファ株、ベータ株、ガンマ株、デルタ株、オミクロン株などがあります。2022年12月時点では、オミクロン株の亜系統が感染の主流となっています。
国立感染症研究所によると、いずれの変異株も感染性の増加が懸念されるとしています。
詳しくは国立感染症研修所ホームページ「感染・伝播性の増加や抗原性の変化が懸念される 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の変異株について (第23報)」<外部リンク>をご覧ください。
変異株であっても、これまでの新型コロナウイルス感染症への対策と異なることはありません。
引き続き、お一人おひとりの基本的な感染予防策として、3密の回避、場面に応じてのマスク着用、手洗いうがいの徹底をお願いします。
濃厚接触者は、新型コロナウイルスに感染していることが確認された方と近距離で接触、或いは長時間接触し、感染の可能性が相対的に高くなっている方を示します。濃厚接触かどうかを判断する上で重要な要素は、距離の近さと時間の長さです。必要な感染予防策をせずに手で触れること、または対面で互いに手を伸ばしたら届く距離(1m程度以内)で15分以上接触があった場合に濃厚接触者と考えられます。なお、15分間、感染者と至近距離にいても、マスクの有無、対面での接触の有無などで、感染の可能性は大きく異なります。
患者の同居家族は基本的に濃厚接触者と判断されます。濃厚接触者の方には、自宅待機をお願いしています。職場や学校はお休みし、不要不急の外出・公共交通機関の利用は避けてください。食料などの買い物は可能ですが、最小限の回数でお願いします。空いている時間帯を選び、マスクを着用し、会話をせずに速やかに買い物をしてください。自宅待機期間中はご自身で健康状態(体温、咳などの症状)をチェックしてください。自宅等での待機期間(健康観察期間)は、陽性者との最終接触日から5日間です。陽性者の方が自宅療養となった場合は、家庭内では可能な限り隔離をし、お互いにマスクをするなどの感染対策(※)を行ってください。
さらに、陽性者との最終接触日から7日間が経過するまでは、検温などの健康状態の確認や、リスクの高い場所の利用や会食等を避けること、マスクを着用するなどの感染対策をお願いします。
(※)感染対策:マスク着用、換気、手洗い、手指消毒、家族で過ごす場所と時間の分離、手が触れる共有部分の消毒、ゴミは密閉して捨てる、衣類は洗濯・食器は洗浄しその後の手洗い消毒の実施等。
現在、医療機関や高齢者施設等の高リスク施設を除き、保健所による濃厚接触者の調査は実施しておりません。詳しくは奈良市ホームページ「濃厚接触者について(新型コロナウイルス陽性者と接触のあった方へ)」をご確認ください。
濃厚接触者の方には、自宅待機をお願いしています。職場や学校はお休みし、不要不急の外出・公共交通機関の利用は避けてください。食料などの買い物は可能ですが、最小限の回数でお願いします。空いている時間帯を選び、マスクを着用し、会話をせずに速やかに買い物をしてください。自宅待機期間中はご自身で健康状態(体温、咳などの症状)をチェックしてください。自宅等での待機期間(健康観察期間)は、陽性者との最終接触日から5日間です。
さらに、陽性者との最終接触日から7日間が経過するまでは、検温などの健康状態の確認や、リスクの高い場所の利用や会食等を避けること、マスクを着用するなどの感染対策をお願いします。
マスクの着用や手洗いなどの感染予防対策を行うほか、自宅療養中の別居家族に食料品や荷物などを届ける場合には、玄関先に置いて取りにいってもらうなど、直接患者と会わないような工夫をしてください。
一般的な対策として、咳エチケット(※)や手洗いなどを行っていただくようお願いします。また、十分な栄養と休養を取ること、「3密(密閉・密集・密接)を避ける」、「ソーシャルディスタンスを守る」といった人混みを避けることなども有効とされています。
※咳エチケット:感染症を他者にうつさせないために、咳・くしゃみをする際、マスクやティッシュ、ハンカチ、袖、肘の内側などを使って、口や鼻をおさえること
手など皮膚の消毒を行う場合には、消毒用アルコール(濃度70%)を、物の表面の消毒には次亜塩素酸ナトリウム(濃度0.05%)が有効であることが分かっています。また、ウイルスが付着した恐れがある衣服等については、熱湯消毒(80℃のお湯で10分間)が有効です。
詳しくは厚生労働省ホームページ「新型コロナウイルス対策身のまわりを清潔にしましょう。」<外部リンク>に掲載の関連するガイダンスをご参照ください。
マスクは、咳やくしゃみによる飛沫及びそれらに含まれるウイルス等病原体の飛散を防ぐという効果があり、基本的には咳やくしゃみがある人やその周りの人には有効ですが、より効果的な予防のために、咳エチケットやこまめに手洗いを行う、十分な栄養と休養を取る、3密(密閉・密集・密接)を避ける、ソーシャルディスタンスを守るといった人混みを避けることにもご留意ください。
避難とは、「安全を確保すること」であって、「避難所に行くこと」だけではありません。避難所が、3密・濃密な状態になり、感染するリスクを防ぐために、市のハザードマップなどで、事前に自宅周辺の災害リスクやとるべき避難行動を確認し、ご家族などで避難先について十分話し合ってください。
避難所に避難する際はマスクを着用し、可能な限り衛生用品(マスク、消毒液、ウェットティッシュ、体温計、飲料水等)の持参に努めてください。
避難所において、マスクを着用し、こまめな手洗いや消毒、毎日の体調チェック、3密の回避を行い、感染拡大防止に努めていただきますようお願いします。詳しくは「避難所における新型コロナウイルスの感染防止対策について」をご覧ください。
感染拡大防止に向けて、各業界団体が主体となってガイドラインを策定しており、既に公表されています。
詳しくは内閣官房ホームページ「新型コロナウイルス感染症対策」<外部リンク>をご確認ください。
代表的な罹患後症状は以下のとおりです。
〇疲労感・倦怠感 〇関節痛 〇筋肉痛 〇咳 〇喀痰 〇息切れ 〇胸痛 〇脱毛 〇記憶障害 〇集中力低下 〇不眠 〇頭痛 〇抑うつ 〇嗅覚障害 〇味覚障害 〇動悸 〇下痢 〇腹痛 〇睡眠障害 〇筋力低下
詳しくは、罹患後症状リーフレット [PDFファイル/253KB](厚生労働省)を参考にしてください。
罹患後症状に関する男女別の検討では、罹患後症状を1つでも有する割合は、診断後3カ月時点で男性に43.5%、女性に51.2%、診断後6カ月時点で男性に38.0%、女性に44.8%、診断後12カ月時点で男性に32.1%、女性に34.5%という結果でした。
世代別の検討では、若年者(40歳以下)、中年者(41~64歳)、高齢者(65歳以上)の各世代で、罹患後症状を1つでも有した割合は若年者、中年者、高齢者の順で、診断後3カ月時点で43.6%、51.9%、40.1%、診断後6カ月時点で39.0%、45.4%、34.1%、診断後12カ月時点で32.4%、37.7%、28.2%という結果でした。
新型コロナウイルス感染症に感染しないようにすることが重要です。人と会話するときはマスクを着用する、3密を避ける、こまめに手洗いをする、定期的に換気を行うなどの基本的な感染予防対策を徹底しましょう。
罹患後症状は時間の経過とともにその大半は改善すると考えられています。一方、一部残存した罹患後症状がさらに長期の経過観察でどのように推移するかは今後の検討課題とされています。
感染可能期間は、一般に発症2日前から発症後7~10日とされており、罹患後症状があったとしても、基本的に他の人に 感染させることはありません。
罹患後症状は、特別な医療を要さない軽度の症状から、長期にわたるサポートを必要とする症状までさまざまで、それぞれの症状によりアプローチが異なります。まずはかかりつけ医やお近くの地域の医療機関にご相談ください。
罹患後症状は、それぞれの症状について一般医療の中で十分対処できるものが少なくありません。まずはかかりつけ医やお近くの地域の医療機関にご相談ください。
症状が段々と改善傾向であるならば、かかりつけ医等に相談しつつ、様子を見ることも可能です。症状が改善せずに持続する場合は、他の疾患による症状の可能性もありますので、かかりつけ医や地域の医療機関にご相談ください。
発熱等の風邪の症状のある方は、まずは身近な医療機関に電話相談して下さい。身近な医療機関がない場合は、新型コロナ・発熱患者受診相談窓口(0742-27-1132)に電話相談をお願いします。そのほか、自分で抗原検査キットを購入して検査する方法などがあります。詳しくは奈良市ホームページ「新型コロナの検査を希望する方へ(有症状・無症状)」をご確認ください。
奈良県では、感染不安を抱える無症状の方(濃厚接触者を除く)を対象に、無料でのPCR検査や抗原定性検査を実施しております。を詳しくは以下の県ホームページをご確認ください。
<外部リンク>感染に不安を覚える無症状者に対する検査(一般検査事業)について<外部リンク>
発熱や呼吸困難など、新型コロナウイルス感染症が疑われる症状のある方や濃厚接触者の方は、上記事業の対象外です。かかりつけ医等の身近な医療機関や発熱外来、または「新型コロナ・発熱患者受診相談窓口」(0742-27-1132)へ相談してください。
奈良県及び奈良市においてドライブスルー検査を行っております。まずは、かかりつけ医または「新型コロナ・発熱患者受診相談窓口」(0742-27-1132)へご相談ください。奈良市が実施しているドライブスルー検査については本市ホームページ「奈良市ドライブスルー検査(奈良市民限定・要予約)」をご確認ください。
かかりつけ医など、身近にいる医師が必要と判断した方がPCR検査を受けることができるよう、かかりつけ医または新型コロナ・発熱患者受診相談窓口から奈良市保健所を通じて受診調整を行っています。
また、奈良県が認定を行う発熱外来認定医療機関では、独自の判断でPCR検査や抗原検査を取扱っています。詳しくは県ホームページ「3.発熱外来認定医療機関に関する情報提供について」<外部リンク>をご確認ください。