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新型コロナウイルス感染症の感染規模が拡大しており、いつ誰が感染してもおかしくない状況です。
陽性者や濃厚接触者となり、療養または待機期間中に食料品や日用品が不足し困らないように、必要なものを確認し、事前に準備しておくと安心です。
感染された方の療養期間 [PDFファイル/1.38MB]
>>濃厚接触者の待機期間
また、こういった備えは自宅療養時だけではなく、地震等の大規模災害時の備蓄品としても役立ちます。この機会に日頃の備えを見直してみましょう。
家庭での日用品や食料品の備蓄方法は「ローリングストック」がおすすめです。
主食やおかず、飲料水や果物などを、長期保存の可能なレトルト食品や缶詰などで備蓄しておき、賞味期限が来る前に消費して、消費前に新たに買い足すことで家庭に一定以上の備蓄食料などを常に保管しておく方法です。
災害時用の備蓄は,炭水化物が多くなり,たんぱく質やビタミン類が不足するなど,栄養が偏りがちです。栄養バランスを考えて日々の食品を選ぶことは非常時の備えとしても大切です。
>>ローリングストックについて知りたい方(農林水産省)<外部リンク>
新型コロナウイルス感染症では、発熱や倦怠感などにより調理が困難になる場合があります。
こうした状況を想定し、開封するだけで食事ができる食品(缶詰・ゼリー)や、加熱するだけで調理できる食品(冷凍食品やレトルト食品)なども一定数備蓄しておくことが大切です。
ポイントは、まず栄養バランスを考えた備蓄を行うことです。主食(炭水化物)に偏りすぎないようにし、不足しがちなビタミンや食物繊維なども補えるようにしましょう。
また、日ごろから食べなれているものや、お菓子類や果物の缶詰なども用意しておくと、ストレス緩和などに繋がります。
品目 | 数量 | |
必需品 | 飲料水(スポーツ飲料水や経口補水液など) | 500ミリリットル×12本 |
主食 エネルギー炭水化物 |
お米 または レトルトご飯 | 2キログラム または 20個 |
カップラーメン | 3個 | |
乾麺類(パスタやうどんなど) | 2袋 | |
冷凍食品(うどん、各種おかず、チャーハンなど) | 適量 | |
主菜 たんぱく質 |
レトルト食品(丼やカレー、パスタソースなど) | 適量 |
缶詰(さば缶や牛肉のしぐれ煮などの調理不要のもの) | ||
12缶 | ||
副菜 その他 |
乾物(きりぼし大根、干しシイタケなど) | 3パック |
果物缶 または ドライフルーツ | 4缶 または 2パック | |
ゼリー系飲料 | 6パック | |
野菜ジュース | 200ミリリットル×12本 |
>>家庭備蓄ポータル(農林水産省)<外部リンク>
・体温計・マスク・うがい薬・使い捨てのビニール袋・ゴーグル・アルコール消毒液・ビニール袋など
・ティッシュペーパー・トイレットペーパー・ペーパータオル・生理用品・洗剤・石鹸など
・総合風邪薬・胃腸薬・消毒薬・解熱剤・医療用抗原検査キット・水まくら・氷まくら・保冷材などの冷却材・絆創膏・持病で処方された薬など
抗原検査キットを取り扱う薬局は、厚生労働省ホームページ<外部リンク>をご確認ください。
奈良県内の薬局については奈良県薬剤師会ホームページ<外部リンク>からもご確認いただけます。