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奈良市アートプロジェクト「古都祝奈良(ことほぐなら)2018-2019」の開催について(平成30年9月27日発表)

登録日:2018年9月27日

 一昨年に行われた「東アジア文化都市2016奈良市」のコア期間「古都祝奈良」と題したアートプロジェクトでは、世界に誇る文化遺産を舞台に、奈良が圧倒的な「場の力」を持つまちであることを内外に発信しました。
 そのレガシィを未来につなぐため奈良市アートプロジェクト「古都祝奈良」を昨年度から開催しています。
 平成30年度は対話型アートプログラム「グリーン・マウンテン・カレッジ」など新規企画を加え、前回より一層充実したプログラムを展開します。


<トピックス>

▽ 「2016年東アジア文化都市」のレガシィを未来につなぐためのアートプロジェクト「古都祝奈良」を昨年度に引き続き開催します。
(美術部門プログラムディレクター:西尾美也氏、演劇部門プログラムディレクター:田上豊氏)

▽今回の新規企画として、対話型アートプログラムである「グリーン・マウンテン・カレッジ」(校長 小山田徹氏)を実施します。

▽昨年度に続き、平昌2018パラリンピック冬季競技大会開会式・閉会式で美術監督を務めたチェ・ジョンファ氏を招き、奈良国立博物館前で美術ワークショップ&展示を開催します。

▽青少年と創る演劇として、田上豊氏作・演出「ならのはこぶね」を上演します。 


1.奈良市アートプロジェクト「古都祝奈良2018-2019」プログラム一覧

●美術部門

PROGRAM1
対話型アートプログラム 2018年10月~2019年2月(全7回開催)
グリーン・マウンテン・カレッジ

PROGRAM2
美術ワークショップ&展示 2018年11月17日(土曜日)~27日(火曜日)(予定)
チェ・ジョンファ/花の舎利塔 Blooming Matrix

●演劇部門

PROGRAM3
演劇公演 2018年12月23日(日曜日・祝日)
青少年と創る演劇「ならのはこぶね」


PROGRAM1
対話型アートプログラム 2018年10月~2019年2月(全7回開催)
グリーン・マウンテン・カレッジ

事業イメージ

「人々が出会い、語り合う」、そんな思考と創造のためのささやかな拠点が、奈良に生まれます。
グリーン・マウンテン・カレッジは、対話型のアートプログラムとして、毎回テーマを変え各分野の専門家を招き、参加者と共に対話を繰り広げる「学び合いの場」です。
「学び」とは、さまざまな事がらをさまざまな方法で捉え、咀嚼(そしゃく)して自らのものとし、それを未来の他者へと手渡していくこと。
文化は、その学びの膨大な蓄積です。
カレッジの象徴である「ティピーテント」のもとに集まった人々と小さな「火」を囲むひとときを過ごします。

◆開催情報一覧
(各回とも開催時間は午後5時から8時まで 
*参加無料、当日会場にて受付

  とき ところ 講師・テーマ
1回 2018年
10月13日(土曜日)
ならまちセンター
芝生広場(東寺林町)
小山田徹
「火床を創る」
2回 10月21日(日曜日) JR奈良駅
東口駅前広場(三条本町)
山田創平×あかたちかこ×小山田徹
「男女と色恋」
3回 11月17日(土曜日) 奈良国立博物館
新館西側広場(登大路町)
チェ・ジョンファ×小山田徹
「大きな食卓」
4回 12月1日(土曜日) 奈良国立博物館新館
新館西側広場(登大路町)
松井紫朗×小山田徹
「私はどこにいるの? 地上編」
5回 12月16日(日曜日) 浮雲園地(奈良公園内奈良春日野国際フォーラム甍西側、春日野町) 磯部洋明×松井紫朗×小山田徹
「私はどこにいるの?天空編」

*全7回開催予定(第6回・第7回はゲスト・会場の調整中のため後日発表)

【グリーン・マウンテン・カレッジ校長プロフィール】

小山田 徹 氏

1961年鹿児島生まれ、京都府在住。
美術家/京都市立芸術大学美術学部教授。
京都市立芸術大学日本画科卒業。
1984年大学在学中に友人たちとパフォーマンスグループ「ダムタイプ」を結成。
主に企画構成、舞台美術を担当し、国内外の数多くの公演に参加。
ダムタイプの活動と平行して1990 年から、さまざまな共有空間の開発を始め、コミュニティセンター「アートスケープ」「ウィークエンドカフェ」「コモンカフェ」「祈る人屋台」「カラス板屋」などの企画を行う他、コミュニティカフェ「Bazaar Cafe」の立ち上げに参加するなど、さまざまな友人らと造形施工集団を作り共有空間の開発を行う。


PROGRAM2
美術ワークショップ&展示 2018年11月17日(土曜日)~27日(火曜日)(予定)
チェ・ジョンファ/花の舎利塔 Blooming Matrix

韓国国立現代美術館ソウル館でのワークショップの様子

今回のワークショップでは、参加者が新旧の食器や調理道具、食卓などを積み重ねて、複数の塔を制作します。
時代の異なる素材が重なり、ハーモニーを生じさせることで会場を変容させ、今の生活について見つめなおす時空間へと私たちを誘います。
食べることは昔も今も変わらずに人間が続けてきた基本的な営みです。
そのために人間が生み出してきたさまざまな道具を、チェ・ジョンファは「枯れない花」だと言います。それらの「花」が積み重なって咲き誇り、「花」に祈りを捧げること、またその行為を参加者と共有し、私たち自身もまたそこに立つ塔=マトリックス(ものごとの基盤)であることに思いをはせます。
奈良の歴史や仏教美術に関する研究・収蔵・展示をする奈良国立博物館で、現代の素材を使った「花の舎利塔 Blooming Matrix」のワークショップを開催することで、過去と現在、未来をつなぐ新たなハーモニーを生み出します。
国際的なアーティスト、チェ・ジョンファとともに身近な素材でアート作品を作ってみませんか。

【ワークショップ】
2018 11 17 日(土曜日)午後2時~4時 奈良国立博物館新館前北側通路
※参加無料、当日会場にて受付。午後1時半から会場で受付を行います。

【展示:ワークショップで制作した作品を展示します。】

2018 年11 17 日(土曜日)午後4時~18日(日曜日)午後5時 奈良国立博物館新館前北側通路
2018 11 21 日(水曜日)~27日(火曜日)(予定)/なら100年会館2階正面バルコニー
※観覧無料・申込不要 上記日時に各会場でご覧いただけます。 

 

チェ・ジョンファ 氏

1961年ソウル生まれ、同在住。
ベネチア・ビエンナーレ2005では韓国館の代表に選ばれたほか、リバプールやシドニー、台北、リヨンなど世界中の芸術祭に参加している。
また、平昌(ピョンチャン)パラリンピック冬季競技大会では開会式・閉会式の美術監督を務める。近年参加の主な展覧会にさいたまトリエンナーレ(2016)、ホノルル・ビエンナーレ(2017)、東アジア文化都市2017京都「アジア回廊現代美術展」(2017)などがある。
「古都祝奈良2017-2018」では作品展示「花 Welcome」を展開。


古都祝奈良2018-2019 美術部門プログラムディレクター
)西尾 美也(にしお よしなり) 氏

1982年、奈良県生まれ。奈良県立大学地域創造学部准教授。
2016年あいちトリエンナーレ、さいたまトリエンナーレ、2014年六本木アートナイト等多数のプロジェクトに参加。装いの行為とコミュニケーションの関係性に着目し、地域住民や学生との協働によるプロジェクトを国内外で展開。
「東アジア文化都市2016奈良市」の参加アーティスト。
「古都祝奈良2017-2018」美術部門プログラムディレクター。


PROGRAM3
演劇公演 2018年12月23日(日曜日・祝日)
青少年と創る演劇「ならのはこぶね」

前回公演の様子

次代を担う若者が創作の過程を演劇のプロとともに経験することで、創造する喜びを体感し、ふるさと・奈良を自分の言葉で語ることができる人材育成をめざす「青少年と創る演劇」。
「東アジア文化都市2016奈良市」で初演し好評を博したオリジナル演劇「ならのはこぶね」を、オーディションで選ばれた中高生とともに新たな演出を加え再創作します。

日時:12月23日(日曜日・祝日) 午後2時開演
会場:ならまちセンター 市民ホール
上演時間80 分予定
入場無料/要申込/全席自由

 <あらすじ>

ときは、現代。
学校で奈良(平城)時代の考察、再発見を促された高校生。
教科書を地図代わりに読み進めて行くも、歴史に余白が多く実感に辿り着けない。
劇化し発表することを指示された今、実感なしでは作品なんか無理!と大混乱。
学年発表はもう近い!となりのクラス「平安時代」は豪華絢爛。
焦りに焦る「平城」クラス。
よりによってキーパーソンの鑑真役はずっと学校来てないし、クラスの仲も良くないし、どうなっちゃうの、私たち。
歴史の海に漂い、小舟で浮かぶ高校生達。
私たちは、遣唐使。
時代をまたぐ遣唐使。
きっと戻ってきてみせる。
高校生達の歴史の冒険が、航海が、今始まる。

 <申込方法>

メール、はがき、FAXに「ならのはこぶね申込」、希望者数、住所、氏名、年齢、電話番号を明記し、12月10日(月曜日)までに事務局へ。
公式ウェブサイトからも申込可。後日入場ハガキを郵送します。
残席に余裕があれば当日券を会場にて発行します。
 


古都祝奈良2018-2019 演劇部門プログラムディレクター
)田上 豊(たのうえ ゆたか)氏

1983年熊本県生まれ。
桜美林大学文学部総合文化学科卒業。
2006年、劇団「田上パル」を結成。
方言を多用し、疾風怒濤のテンポと、遊び心満載の演出は「体育会系演劇」とも評される。
大学在学中にワークショップデザインを研究し、現在、教育現場を中心に、創作型、体験型のワークショップを全国各地で実施している。
演劇部の嘱託顧問や、総合高校での表現科目「演劇」の授業を受け持つなど、教育現場での経験も持つ。
高校生、大学生とのクリエーション、リーディング、市民劇団への書き下ろしなど、劇団外での創作活動も展開。
現在、富士見市民文化会館キラリふじみアソシエイトアーティスト、青年団演出部所属。
「東アジア文化都市2016奈良市」及び「古都祝奈良2017-2018」で「青少年(高校生)と創る演劇」の演出を行う。


2.開催スケジュール等

2018年
9月 22日(土曜日)
23日(日曜日・祝日)
青少年と創る演劇「ならのはこぶね」出演者オーディション
10月 13日(土曜日) グリーン・マウンテン・カレッジ 第1回
21日(日曜日) グリーン・マウンテン・カレッジ 第2回
11月 17日(土曜日) チェ・ジョンファ/花の舎利塔 Blooming Matrix ワークショップ
グリーン・マウンテン・カレッジ 第3回
18日(日曜日) チェ・ジョンファ/花の舎利塔 Blooming Matrix 展示
(奈良国立博物館新館前北側通路)
21日(水曜日)~
27日(火曜日)予定
チェ・ジョンファ/花の舎利塔 Blooming Matrix 展示
(なら100年会館2階正面バルコニー)
12月 1日(土曜日) グリーン・マウンテン・カレッジ 第4回
11月(火曜日) 青少年と創る演劇「ならのはこぶね」稽古開始
16日(日曜日) グリーン・マウンテン・カレッジ 第5回
23日(日曜日・祝日) 青少年と創る演劇「ならのはこぶね」公演

※グリーン・マウンテン・カレッジ第6回・第7回はゲスト・会場の調整中のため後日発表


3.予算 11,232千円

平成30年度の実行委員会の収支予算

〔収入〕

市負担金収入
国庫支出金 3,854千円(文化庁文化芸術創造拠点形成事業)
市支出金   7,378千円 

合計     11,232千円

〔支出〕

事業費    9,400千円(現代アート、演劇等主要事業)
広報費    1,000千円(広報宣伝費)
事務管理費  832千円(事務費、運営費) 

合計     11,232千円


「東アジア文化都市事業」とは

日本・中国・韓国の3か国で、文化による発展をめざす都市を各国1都市選定し、各都市が行うさまざまな文化プログラムを通して、交流を深める国家プロジェクトです。
現代の芸術文化や伝統文化、多彩な生活文化などを通して、東アジア域内の相互理解・連帯感を高めるとともに、東アジアの多様な文化の国際発信力の強化をめざすものです。
奈良市は2016年の開催都市に中国・寧波市、韓国・済州特別自治道とともに選定され、「古都奈良から多様性のアジアへ」をテーマにさまざまな事業を行いました。 

 「東アジア文化都市2016奈良市」の概要

「東アジア文化都市2016奈良市」では、事業の柱となる「基幹事業」、中国・韓国のパートナー都市とともに開催する「交流事業」、奈良の既存のポテンシャルを生かしさまざまな事業と連携し発信する「連携事業」、そして、東アジアの文化をテーマとした「シンポジウム」で構成しました。
「基幹事業」では、「美術」「舞台芸術」「食」の3つの事業を中心にプログラムを展開。9月3日~10月23日をコア期間「古都祝奈良-時空を超えたアートの祭典」と定め、集中的にプログラムを実施しました。 

 「古都祝奈良-時空を超えたアートの祭典」(2016年開催)の概要

古都奈良を象徴する社寺や江戸後期からの伝統的なまちなみが残るならまち、平城宮跡等を舞台に、「美術」、「舞台芸術」、「食」の3つの基幹事業を中心にさまざまなプログラムを51日間にわたり展開しました。
美術部門-八社寺アートプロジェクト/ならまちアートプロジェクト
舞台芸術部門-平城宮跡野外公演/万葉オペラ公演
食部門Nara Food Caravan 

奈良市アートプロジェクト「古都祝奈良」

奈良市アートプロジェクトでは、「東アジア文化都市2016奈良市」で行われた「古都祝奈良-時空を超えたアートの祭典」の趣旨を受け継ぎ、現代社会がもつさまざまな課題や事柄、そして未来に対して奈良がなすべきこと、奈良だからできることを、現代のアートを通じて古都奈良を掘り下げて考える機会とし、奈良に集う国内外の人びとと奈良で生活する人びとが友になって新たな価値の創造につなげていくことをめざしています。

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市民活動部 文化振興課
電話番号:0742-34-4942

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