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平成29年度 春季発掘調査速報展 と埋蔵文化財発掘調査報告会

更新日:2018年4月26日

※終了しました 

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  東九条町でみつかった弥生時代遺跡と奈良時代の銅箸、平城京の造営により削られた帆立貝形の周溝をもつ「円墳」、平城京左京二条四坊十坪でみつかった大規模宅地の発掘調査成果を出土品とパネルで紹介します

(埋蔵文化財発掘調査報告会のご案内はこちらから)

開催期間  

平成30年3月1日(木)~3月30日(金)  
土・日・祝日は休館、3月17日(土)は開館
午前9時~午後5時
 

会場

奈良市埋蔵文化財調査センター展示室前ロビー

 展示テーマ

東九条町の弥生時代遺跡と奈良時代の銅箸

    東九条町で行った発掘調査では、地形の落ち込みに沿った弥生時代後期後半の溝を検出しました。この溝からは大量の弥生土器が出土し、状況から集落を限る環濠である可能性があります。また、この溝に隣接して中期中頃~後半の土坑群を確認しました。土坑群の北側には、これよりさらに古い中期初頭の溝もみつかりました。

 この調査成果から、付近に弥生時代中~後期の継続的な集落が広がる可能性があります。今回は、出土した弥生土器や石器を展示します。

 また、平城京左京八条四坊三坪でもある調査地では、奈良時代の遺構はなかったものの、包含層から銅箸が出土しました。平城京では6例目であり貴重な遺物です。

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出土した弥生土器

 弥生時代後期後半の溝からは大量の弥生土器が出土しました。甕、壷、高坏、鉢、器台、手焙形土器があり、遺存状態の良好な資料が多く含まれます。

 展示では、左写真の弥生時代後期後半の土器のほか、弥生時代中期の土器や石包丁などの石器も公開します。

 また、包含層から出土した奈良時代の銅箸も展示します。

 

帆立貝形周溝をもつ円墳(平城京左京五条四坊二坪)

 発掘調査地は、平城京の条坊復原では左京五条四坊二坪にあたります。

  この調査では、平城京の造営により削られた古墳1基を検出しました。平城京内にはその造営により壊された古墳が多くあることがわかっていますが、今回みつかった古墳は、周溝は前方後円墳のような帆立貝形であるのに対し、墳丘は円形であるという特異な形状です。

 周溝からは、古墳時代前期後半の円筒埴輪や家形埴輪が出土しました。いずれも破片ですが、本来は大型の埴輪であったと推定でき、古墳の性格を考える上で重要な遺物です。

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出土した埴輪

 出土した埴輪には、円筒埴輪と家形埴輪があります。家形埴輪は、屋根頂部の破片で、網代を模した線刻が施されています(左写真)。また当時は赤色顔料が塗布されており、その痕跡がわずかに残っています。

 円筒埴輪も破片ですが、比較的大きなものであることが復原により明らかになりました。野焼きによる黒班が認められ、方形や半円形の透孔をもちます。

 以上の埴輪の特徴は、4世紀後半に位置づけられるもので、帆立貝形周溝をもつ円墳の築造時期を示します。

 

 平城京跡(左京二条四坊十坪)

 発掘調査地は、平城京の条坊復原では左京二条四坊十坪にあたります。

    調査地は「佐保」の地であり、史料では佐保に高位貴族が居住したことが記されています。また、発掘調査でも調査地西側で2町以上の大規模宅地を確認しています。このことから、この付近は平城京の一等地であったことが伺えます。

 本調査では、2町以上の大規模な宅地を利用して、整然と区画された塀のなかに大規模な建物がみつかりました。なかでも2棟を床張りで一体化したと推定できる大型建物は、長屋王邸でも確認されているもので、宅地の性格を考える上で重要な成果です。

 出土遺物では、水鳥形の硯や和同開珎のほか、「宮寺」墨書土器がみつかりました。宮寺は、調査地西に位置する法華寺の前身として史料にみられることから、これとの関連が注目される資料です。ただし、宅地の居住者はもちろん、邸宅であるか公的機関であるかの決め手に欠けており、今後の調査やさらなる遺物の検討が必要です。

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出土した鳥形硯

  調査面積が広く、多数の遺物が出土しましたが、そのなかでも鳥形硯は類例の少ない貴重品です。過去に頭部が欠損した鳥形硯は見つかっていますが、頭部まで残存する個体は初めて出土しました。

 くちばしは欠損していますが、竹管により施された目は愛らしく、必見の一品です。

 ほかに、鳥形硯とともに出土した井戸出土土器・和同開珎のほか、「宮寺」と墨書のある土器も展示します。

 

 

  埋蔵文化財発掘調査報告会

速報展の会期中に、埋蔵文化財発掘調査報告会を開催いたします。
事前申込が必要です。

講師

村瀨 陸(埋蔵文化財調査センター主事) 「東九条町の弥生時代遺跡と奈良時代の銅箸」

吉田 朋史(埋蔵文化財調査センター主務) 「帆立貝形の周溝をもつ円墳の調査」

永野 智子(埋蔵文化財調査センター主事) 「平城京左京二条四坊十坪の調査」
 

日時

平成30年3月17日(土) 午後1時半~4時半 

会場

埋蔵文化財調査センター講座室

定員

50名

申込方法

往復はがき、またはEメールに、住所、氏名、電話番号を記入し、埋蔵文化財調査センターまで。Eメールで申し込む場合は、必ず件名に「報告会申込」と記入してください。
1通につき、1名。
応募者多数の場合は、抽選。抽選結果は応募された方法と同じ方法(はがき、Eメール)にてお知らせします。

申し込み先、交通案内はこちら(新しいウインドウが開きます)

しめきり

平成30年3月7日(水)必着

 

チラシのダウンロード

平成29年度春季発掘調査速報展チラシ 表 PDF文書(804KB)

平成29年度春季発掘調査速報展チラシ 裏 PDF文書(2.53MB)

 

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イベント情報

    開催日:2018年3月1日 から 3月30日
    場所・時間等:
    埋蔵文化財調査センター展示室前ロビー 午前9時~午後5時
    土・日・祝日は休館(3月17日は埋蔵文化財発掘調査報告会開催のため開館)
    ※報告会:3月17日(土)午後1時半~4時半(埋蔵文化財調査センター講座室)
    開催しない日:
    2018年3月1日 から 3月30日 の 第1,2,3,4日,土曜日

このページのお問い合わせ先

教育総務部 埋蔵文化財調査センター
電話番号:0742-33-1821

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