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奈良しみんだより平成30年1月号(テキスト版)2~5ページ 特集:新年の挨拶、国内最大の円墳「富雄丸山古墳」

 新年の挨拶

奈良市長 仲川 げん

新年あけましておめでとうございます。
市民の皆さまにおかれましては、清々しい初春をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。
さて、本年2月1日に本市は市制施行120周年を迎えます。これまで本市の発展にご尽力いただいた多くの皆さまに深く感謝を申し上げます。
本市は、隣接する町村との合併や京阪神のベッドタウンとしての西部・北部における住宅開発などを経て、明治31年当時の市域23.44平方キロメートル、人口約3万人から、現在276.94平方キロメートル、約36万人の中核市へ、また、平成28年の観光入込客数が1500万人を超え、特に外国人観光客数は157万6千人と大幅に増加するなど、国内外に知られる観光都市としても大きく成長をしてまいりました。
しかし、このまちの真の魅力は、1300年前に都が置かれた当時、この地で、くにづくりが始まり、大陸との交流の中で華やかな天平文化が花開くとともに、建立された多くの寺社のもとで今日あるさまざまな産業が生まれるなど、あらゆる分野における「日本のルーツ」であることだと考えております。
そして、先人たちが創り守ってきたこのまちを、未来の世代に繋いでいくことが、今を生きる私たちの責任だと今改めて感じているところでございます。
市民の皆さまには、本市のさまざまな取組に対しましてお力添えをいただき、昨年も実り多い一年となりましたことお礼申し上げますとともに、本年も市政に更なるご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
皆さまにとりまして、新しい年が幸多き素晴らしい一年となりますよう祈念いたしまして、新年のご挨拶といたします。
 

奈良市議会議長 北 良晃

謹んで新年のお慶びを申し上げます。
市民の皆さまにおかれましては、平成三十年の希望に満ちた新春を健やかにお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。
さて、昨年の選挙におきまして、私ども市議会議員三十九名は、市民の皆さまからの負託を賜りました。その信頼に応えられるよう今年も奮励努力しながら責務を全うしたいと考えております。
我が国では、年々少子高齢化が進行し、人口減少などの「縮む社会」の到来を迎えている状況下で、本市においても時代の流れに沿った施策が求められております。
限られた財源の中で、各施策に対して活発な議論、そして慎重な審議を行いながら、市政における監視能力を高め、さらに魅力ある奈良市を実現するために、一層の努力を重ねてまいる所存でございます。
今後も、市議会議員として市民の皆さまから選ばれた誇りを持ち、二元代表制の一翼を担う議会としての役割を十分に発揮して福祉施策の充実、市民生活の向上に全力を傾注してまいりたいと存じます。
本年も、変わらぬご支援とご協力をお願いいたしますとともに、皆さまがご健勝にて素晴らしい一年を送られますよう祈念申し上げ、年頭のご挨拶といたします。

 

国内最大の円墳であることが判明!富雄丸山古墳

昨年6~8月に行った航空レーザによる古墳の3次元計測調査の結果、富雄丸山古墳(丸山一丁目)が3段につくられた直径110メートル前後の円墳であり、これまで国内最大とされてきた丸墓山古墳(埼玉県)を上回る規模であることがわかりました。あわせて北東部に造り出しがあることも改めて確認できました。
今回、奈良市で国内最大の円墳が見つかったことは、本市が「古墳文化の中心地にある」ことを平城宮跡北方の佐紀古墳群とともに示す意義深いものになりました。

3度の調査を経て、国内最大と判明

富雄丸山古墳の築造時期は、4世紀後半(古墳時代前期後半)と推定されています。明治時代には石製品を中心とした多くの副葬品が出土し、国の重要文化財(京都国立博物館蔵)に指定されています。また、三角縁神獣鏡3面(天理大学附属天理参考館蔵)もこの古墳から出土したと伝えられ、墳丘には埴輪が立て並べられています。
昭和47年には墳丘の測量調査と墳頂部埋葬施設の発掘調査が行われ「直径86メートル」の円墳と報告されました。昭和57年に墳丘の一部が追加調査され、「北東側に造り出しが取り付く直径102メートル前後の円墳」となる可能性が指摘されたものの詳細は不明でした。今回の測量調査で「国内最大の円墳」として復元できることがわかり、来年度から発掘調査を行って詳細な構造を解明していく予定です。

発掘調査実施に向けて、住民説明会を開催

12月4日に若草台集会所で地域住民に向けた説明会を開催しました。当初予定は30人でしたが、当日は100人を超える人が集まり、会場は満員となりました。古墳調査の成果に関する説明を行った後、質疑の時間を設けたところ、参加者からは、調査の際どれくらいの木を伐採するのか、誰の墓なのかなど、時間いっぱいまで多くの質問が寄せられました。その後、古墳での現地説明。小雨の降る中、多くの人が熱心に説明に耳を傾けました。
今後は、富雄丸山古墳が住民に愛される古墳になるよう、みなさんとともに協力して、発掘調査を行っていきます。

有識者の声:福永伸哉 (大阪大学大学院 文学研究科教授)

ヤマト政権中枢の勢力関係の推移を解明する上で、大きな成果
今回「発見」された最下段(1段目)は、丘陵上の地形に制約されて一部で築造が省略されていた可能性もあるが、墳丘と思われる斜面が確認できる部分で計測すると、直径110メートル程度になると推定され、我が国最大の円墳となる可能性が高い。
富雄丸山古墳が築造された4世紀後半は、大王の前方後円墳が奈良盆地東南部から北部へ、そして生駒山地を越えて大阪平野南部に移動する時期であり、ヤマト政権内の新旧の勢力交替を伴う「政治変動期」にあたっている。古墳時代初頭にはまれで、この頃から各地に現れ始める大型円墳は、ヤマト政権内の新勢力と深く連携した有力者の墳墓形式として新たに登場した可能性を考えてよい。
盆地北部の生駒山地東麓近くに築造された富雄丸山古墳が、日本最大の巨大円墳となる可能性が浮上したことは、ヤマト政権中枢の勢力関係の推移を解明する上で、大きな成果と言える。墳丘構造や埴輪の分析など、今後の調査に大いに期待したい。

 

2017年奈良市の主な出来事

◆1月9日:成人式:新たに成人した3,586人のうち約2,400人が出席。市出身のボクシングの村田諒太選手をゲストに迎える
◆1月26日:市の子育て応援キャラクター「ももいろいくジーカ」のLINEスタンプ販売
◆2月1日:ENJOYNARA公開:井上涼さんによる全編英語アニメを作成。日本一の観光動画を決める第6回観光映像大賞のファイナリスト(応募総数462点のうちトップ10)に
◆3月12日:清酒発祥の地 奈良Sake  TIME:清酒発祥の地である奈良の日本酒やワイン等を通じ、奈良の歴史の価値を再発見。奈良市観光大使の辰巳琢郎さん等をゲストに迎え、お酒について語る
◆4月24日:都南中学校での給食提供:平成25年から導入を始めた中学校給食。ついに最終導入校で給食が開始
◆5月1日:本庁でしか行えなかった交付申請等の一部を西部・北部出張所でも手続き可能に
◆5月3日~5日:平城京天平祭:平城宮跡を舞台に、春夏秋に開催。計12万人が訪れる
◆6月4日:奈良市観光センター「NARANICLE」リニューアルオープン:カフェ&レストランが併設された施設として生まれ変わりました。鹿クッキー付きのソフトクリームも話題
◆7月9日:市長選挙、市議会議員選挙:7月31日に、仲川市長3期目就任
◆7月13日:「元林院検番演舞場」のリニューアル:舞踊のお稽古場と事務所として、花街元林院の中心施設である検番演舞場が昭和31年の改修以来、初のリニューアル
◆7月16日:重要文化財・旧奈良監獄見学会:昨年3月まで奈良少年刑務所として運営されてきた旧奈良監獄を初の一般公開。約1万人が来場
◆9月1日:モデル校3校で登下校見守りシステム「ツイタもん」を試行的に導入
市独自の学力向上システム「学びなら」の導入: 全小学校の算数で単元ごとに習熟度を測り、児童個人の理解度や苦手分野を分析し、学習支援するシステムの導入を開始
◆9月23日:奈良市・宇佐市「天平の船」交流事業:大分県宇佐市のこどもたちと雑司町・川上町の有志が、4年に一度取り替える東大寺転害門の大しめ縄づくりや飾りつけを行う
「清酒・日本酒発祥の地フェスタ in 奈良」:奈良市、伊丹市、出雲市の3市が連携し地酒をPR
◆10月21日:オープンガバメント推進協議会公開シンポジウム:これからのまちづくりにおけるビッグデータ・オープンデータの取り組みを推進するため、シンポジウムを開催。
 東アジア文化創造NARAクラス:東アジア文化都市の後継事業として、中国・寧波市、韓国・済州特別自治道の大学生・高校生と書道や切り絵等の交流を行う。
 村田諒太選手がWBA世界ミドル王者に
◆10月22日:衆議院議員総選挙及び最高裁判所裁判官国民審査
◆11月3日:奈良市表彰式:市政の発展に尽くされた皆さんの功績や善行を広く表彰。143人と2団体が受賞
◆11月15日:富雄丸山古墳が日本最大の円墳と判明

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