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史跡大安寺旧境内 杉山古墳・杉山瓦窯跡群

更新日:2015年12月28日

  • [場所] 奈良市大安寺四丁目
     
  • [解説]

     杉山古墳は、5世紀後半(古墳時代中期)に造られた前方後円墳で、奈良時代には大安寺の境内に取り込まれていました。平城京造営の際に取り壊されなかった数少ない古墳で、当時の大安寺の記録である『資財帳』には、「池并岳」と表現されています。
     古墳は、前方部を南に向け、くびれ部には造り出しと呼ぶ方形の区画があります。平成5年度の調査で、墳丘長約154m、後円部の直径約80mで、周囲に濠が廻っていることがわかりました。周濠を含めた全長は200m を超えます。
     昭和30年の調査の際に、後円部頂を発掘していますが、埋葬施設はわかっていません。
     保存整備は、奈良時代に「池并岳」であったとする記録にしたがい、墳丘には手をいれず、周濠を平面で、くびれ部を葺石で復原しました。
     杉山瓦窯跡群は、平成5年度の杉山古墳の発掘調査の際に前方部の南斜面でみつかった6基の瓦窯です。燃焼室、焼成室、煙道からなる構造で、一度使用したとみられる瓦(あるいは塼)を利用して、構築しています。出土した瓦などからみて、奈良時代末から平安時代にかけて、大安寺の修理に使用された瓦を焼いたものとみられます。
     寺の造営の際にも、前方部から土砂や葺石が運び出されたとみられ、その跡地に瓦窯は築かれています。杉山古墳は大安寺の資材調達の場でもあったようです。
     保存整備は、瓦窯のある箇所の明示をし、構造の判明した2号窯は、ガイダンス施設で、復原模型を展示しています。

       
  • [開園曜日・時間]
      火・木・土・日曜日の午前9時~午後5時
      (月・水・金曜日、および1月1日~1月3日は閉園)
      
  • [交通]
    • 近鉄奈良駅またはJR奈良駅からバスで「大安寺」下車西へ600m
    • 駐車場はありません。

地図情報

このページのお問い合わせ先

教育委員会事務局―教育部 文化財課
電話番号:0742-34-5369
Fax番号:0742-34-4859

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