奈良市東部地域の概要

奈良のやま里
 

奈良市の東部地域は、標高200~600メートルのなだらかな山地状の地形が広がる大和高原の北部に位置し、7つの地区(田原、柳生、大柳生、東里、狭川、月ヶ瀬、都祁)からなりたっています。

世界遺産「古都奈良の文化財」の後背地にあり、緑豊かな森林が広がる自然と、その恵みを受け長い歴史に育まれた生活空間が広がっています。自然豊かな懐かしい風景は、まさに日本人の原風景ともいうべきもので、古都奈良の奥深い歴史と文化を持った地域でもあります。

東部マップ 

東部地域は農業が盛んな地域であり、経営耕地面積では奈良市全体の約64%、農業人口では奈良市全体の約55%を占めており、食料供給地としても重要な地域となっています。また、広大な森林は、土砂崩れや洪水の防止、水質保全や大気の浄化等の環境保全など多面的かつ重要な役割を担っています。

東部地域の人口は平成28年4月1日現在で合計12,366人、面積が125.29k㎡であり、人口密度は約98.70人/k㎡です。今後、人口の減少・高齢化が一層進むことが予想されるため、地域社会の生活環境の整備が大きな課題となっています。

 

 

田原 大和茶の茶畑

 

この地域では、大和高原の冷涼な気候と風光明媚な自然環境を活かした大和茶の生産が盛んです。


 茶畑
 


柳生 剣聖の里
 

 柳生 剣聖の里

 

柳生の里は、柳生新陰流で知られる剣豪柳生一族の故郷で、歴史に名だたる剣豪たちがこの山里の街道を行き来しました。旧柳生藩家老屋敷、柳生宗厳ゆかりの一刀石など多くの見どころもあります。

 大柳生 円成寺

 

円成寺は、柳生街道沿いにある古寺で、仏師・運慶の初期の作品である国宝・大日如来像が多宝塔に安置されています。
正門にあたる楼門の前には、平安時代の面影が残る、池を中心とした浄土式庭園(名勝)が広がっています。


円成寺
 

棚田
 

東里 棚田

 

大和高原の北部にあたるこの地域では、昼夜の寒暖差を活かした品質の高いお米が作られており、日本の原風景ともいえる美しい棚田が多く見られます。

 狭川 九頭神社

 

室町時代末期に創建されたとされる九頭神社は、当時の石灯篭や樹齢500年余りの御神木のイチョウがあります。狭川の神事芸能は奈良県指定の無形民俗文化財に指定されている秋祭りで、田楽舞や相撲などが演じられます。


九頭神社
 


月ヶ瀬梅渓
 

月ヶ瀬梅渓

 

風光明媚な自然を持ち頼山陽や富岡鉄斎などの多くの文人墨客がこの風景を讃えました。月ヶ瀬梅林は大正11年、兼六園・奈良公園とともにわが国最初の名勝に指定されました。

都祁  天然記念物のスズラン群生

 


都祁の香酔山麓などで見られ、5月末に可憐な花を咲かせます。北地性のスズランが自然分布する南限の地として国の天然記念物に指定されています。


天然記念物スズラン群生
 

 

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