1. 奈良市トップページ >
  2. 議会・委員会 >
  3. 教育委員会 >
  4. 教育委員会 >
  5. 平成27年度秋季特別展「近世奈良の開幕 -多聞城と郡山城-」と埋蔵文化財講演会 ※終了しました
  1. 奈良市トップページ >
  2. 議会・委員会 >
  3. 教育委員会 >
  4. 文化財 >
  5. 講座と展示のお知らせ >
  6. 平成27年度秋季特別展「近世奈良の開幕 -多聞城と郡山城-」と埋蔵文化財講演会 ※終了しました
  1. 奈良市トップページ >
  2. 観光 >
  3. 文化財 >
  4. イベント・講座・教室 >
  5. 平成27年度秋季特別展「近世奈良の開幕 -多聞城と郡山城-」と埋蔵文化財講演会 ※終了しました

平成27年度秋季特別展「近世奈良の開幕 -多聞城と郡山城-」と埋蔵文化財講演会

展示および講演会は、終了しました

 

多聞城出土瓦
▲多聞城出土瓦
郡山城天守台発掘調査全景
▲郡山城天守台発掘調査区全景

戦国の風雲児、松永久秀が奈良に築いた多聞城。幻の城とよばれる多聞城の奈良市が行った発掘調査成果と、大和最大の近世城郭、郡山城の大和郡山市教育委員会による発掘調査成果をいっきょに公開します。

(埋蔵文化財講演会のご案内はこちらから) 

開催期間  

10月16日(金)~12月28日(月) 
土・日・祝日は休館、11月7日(土)は開館
午前9時~午後5時
 

会場

奈良市埋蔵文化財調査センターロビー・展示室

 

主な展示遺物

古市氏と筒井氏-多聞城以前- 

中世の大和は興福寺の支配下にあり、筒井、越智(おち)、十市(とおいち)、古市、箸尾(はしお)など大和在地の武士たちに、興福寺は衆徒・国民という身分を与え、その配下に置いていました。南北朝の内乱を経て、興福寺の勢力は衰退し、こうした衆徒・国民らが台頭します。

この展示では、古市氏と筒井氏の遺跡を中心に、多聞城以前の遺跡を紹介しています。

◆古市城山遺跡(奈良市古市町)

古市城の南端に位置する遺跡で、発掘調査で曲輪(くるわ)や堀といった城に関わる遺構とともに、曲輪の下から101基もの中世墓が見つかりました。

中世墓では火葬骨が土師器羽釜(はがま)などの容器に入れて埋納されており、墨書された被葬者の没年月日から、14 世紀末から16 世紀前半に墓地が営まれたと考えられます。

地上には石仏や五輪塔が建てられており、曲輪内にはこれらの石造物を再利用した石組溝や石組土坑が見つかりました。

これらのことから、古市城は中世墓地を破壊して築造されたことがわかり、その時期は、永禄年間(1558~1570年)と考えられます。

古市城山出土遺物
▲古市城山遺跡の出土遺物

◆筒井城(大和郡山市筒井町)

筒井城は、興福寺一乗院(いちじょういん)方衆徒で、官符衆徒の棟梁という大和武士中随一の地位を維持した筒井氏の本城です。
大和郡山市による16 次にわたる発掘調査が行われ、主郭を巡る内堀と、主郭内に石組井戸などが見つかりました。

主郭側の堀の斜面からは、鉛玉3 点が出土しており、永禄2(1559)年の戦いで、松永方が発砲した弾丸と考えられます。

主郭南の内堀からは、堀底に置かれたように土器が出土しており、内堀を埋め戻した時期がわかりました。

土師器の皿・羽釜の形態から、16 世紀後半頃のものと推定され、天正8(1580)年の信長による大和一国諸城破却令による破城の様子を知る資料と言えます。

筒井城出土鉄砲玉
▲筒井城出土の鉄砲玉
筒井城出土器
▲筒井城出土の土器

 

多聞城と郡山城

永禄2(1559)年の松永久秀の大和入りによって、社寺の都であった南都奈良は、初めて本格的な武家支配を受けることになりました。久秀はその翌年から町を見下ろす佐保山の東南に、多聞城の築城を開始します。

また郡山衆とよばれる武士団が館を構えていた郡山丘陵には、天正9(1581)年以後、筒井順慶、豊臣秀長、増田長盛らの手によって郡山城が築かれます。

この展示では、多聞城と郡山城の発掘調査成果を紹介しています。

◆多聞城(奈良市法蓮町)

多聞城は、現在、市立若草中学校の校地となっており、これまで4度の発掘調査が行なわれました。

これら調査で、多数の瓦が出土し、多聞城に瓦葺き建物があったことを裏付けています。

出土した軒瓦には、城築城時に製作されたものと、築城以前のものを再利用したものがあり、前者の軒平瓦は、大和の瓦工と、堺の瓦工によるものに分かれます。

また京都の二条殿跡からも多聞城と同笵瓦が出土しており、多聞城の殿舎が瓦と共に同地に移築されたことを物語っています。



なお、昭和23(1948)年の調査で、大変珍しい遺物が出土しています。

瓦製の建物の破片で、粘土で作った箱を心として、その上に屋根を貼り付けて形作っています。

昭和33年の報告書の刊行以来、57年ぶりの公開となりますので、精巧に彫られた軒下の垂木などを、ぜひご覧ください。

多聞城出土軒瓦
▲多聞城出土の軒瓦
多聞城創建瓦
▲多聞城出土の軒瓦(築城時製作のもの)
瓦堂
▲多聞城出土の瓦製建物の破片

 


郡山城(大和郡山市城内町)

平成26 年に大和郡山市教育委員会による郡山城天守台の発掘調査が行われ、天守の平面規模が7× 8間であることや、天守が16 世紀末頃の豊臣政権期に建てられたことがわかりました。

この調査では、豊臣期大坂城の金箔瓦と同笵の、左三巴紋の軒丸瓦や、聚楽第に類例のある、中心飾りが3弁の花文の均整唐草紋の軒平瓦等が出土しています。

この他、鯱(しゃち)瓦や、金箔の残る菊丸瓦も出土しており、在りし日の天守を偲ばせます。

郡山城天守台出土軒瓦
▲郡山城天守台出土軒瓦
郡山城天守台鯱瓦
▲郡山城天守台出土鯱瓦

 

中世から近世へ

興福寺の支配のもと中世以降発展を続けてきた奈良では、郷民による自治がすすみ、やがて各郷の横断的な組織、奈良惣郷へと発展してゆきました。
天正15(1587)年には豊臣秀長による郡山城下以外での商売禁止令が出され、打撃をうけますが、やがて解禁されると再び活気をみせます。

また社寺の需要をまかなうため、奈良では古くから商工業が発展してきました。
建築・造瓦など社寺建築に付随する技術が伝授されつづけるとともに、酒、火鉢、刀などが名産品として広く知られていました。

この展示では、興福寺から幕府に支配者が代わる時代の奈良の町を、考古資料から紹介しています。

◆奈良町遺跡(奈良市柳町)

奈良町遺跡の縁辺部(奈良市柳町)の調査では、17 世紀中頃の真鍮製品の生産跡が見つかりました。

真鍮とは銅と亜鉛の合金で、この合金を製作する際に蓋付きの特殊な形の坩堝(るつぼ)が使用されます。
また真鍮を溶かした把手付の坩堝も多数あります。

さらに鍔(つば)・目貫(めぬき)などの鋳型が多数出土しており、刀装具(とうそうぐ)を専門に製作していたことがわかります。

我が国では、真鍮の製法は江戸時代中期の18世紀になって普及したと見られてきましたが、今回の発見により、江戸時代前半にまで遡ることがわかりました。

また刀鍔の鋳型も出土例がほとんど皆無であり、我が国の金工史、産業史上において大変貴重な発見といえます。

柳町出土の刀装具鋳型
▲柳町出土の刀装具鋳型
柳町出土の坩堝
▲柳町出土の把手付坩堝

  

 

 埋蔵文化財講演会 (終了しました)

秋季特別展の会期中に、埋蔵文化財講演会を開催いたします。
事前申込が必要です。

講師

 十文字 健(じゅうもんじ けん)氏(大和郡山市教育委員会)
「郡山城天守台の発掘調査」

中島 和彦(なかじま かずひこ)(埋蔵文化財調査センター)
「多聞城と奈良」

日時

平成27年11月7日(土) 午後1時半~4時

会場

埋蔵文化財調査センター講座室

定員

50名

申込方法

往復はがき、またはEメールに、住所、氏名、電話番号を記入し、埋蔵文化財調査センターまで。
1通につき、1名。
応募者多数の場合は、抽選。抽選結果は応募された方法と同じ方法(はがき、Eメール)にてお知らせします。

申し込み先、交通案内はこちら(新しいウインドウが開きます)

しめきり

平成27年10月23日(金)必着

 

チラシのダウンロード

平成27年度秋季特別展チラシ(1830KB)(PDF文書)

 

当センターでは、埋蔵文化財に関する情報発信を目的としてTwitterを利用しています。
登録していただくと、イベントや催しに関する最新の情報が入手できます。
ぜひ、「naracity_maibun」をフォローしてください。

 

イベント情報

    開催日:2015年10月16日 から 12月28日
    場所・時間等:
    埋蔵文化財調査センター展示室 午前9時~午後5時
    土・日・祝日は休館(11月7日は埋蔵文化財講演会開催のため開館)
    ※講演会:11月7日(土)午後1時半~4時(埋蔵文化財調査センター講座室)
    開催しない日:
    2015年11月3日
    2015年11月23日
    2015年12月23日
    2015年10月16日 から 12月28日 の 毎月第1,2,3,4,5日,土曜日

このページのお問い合わせ先

教育総務部 埋蔵文化財調査センター
電話番号:0742-33-1821
メールアドレス:maizoubunka@city.nara.lg.jp

このページに関するアンケート

このページは見つけやすかったですか?
このページの内容はわかりやすかったですか?
このページの内容は参考になりましたか?

このページの先頭へ

奈良市役所
〒630-8580 奈良市二条大路南一丁目1-1
業務時間 :
8時30分~17時15分
電話 :
0742-34-1111(代)
市役所コールセンター
電話 : 0742-36-4894 Fax : 0742-36-3552
(平日 :
8時~19時 土・日・祝 :9時~17時)

Copyright © 2012 Nara city. ALL Rights Reserved.