屋外広告物 Q&A

登録日:2017年9月22日

屋外広告物について

 

■Q1 屋外広告物とは何ですか?

A  一般的に「看板」と呼ばれるもので、その定義は屋外広告物法において、「常時又は一定の期間、屋外で継続して公衆に表示」された、「はり紙・はり札・立て看板・広告塔のほか、建築物の壁面等に掲出されているもの」と規定されています。

したがって、屋外に表示された文字、商標、シンボルマーク、写真、絵画等のほか、企業等のコーポレートカラーなどイメージを喚起させるものや駐車場のPマークから、民家の表札やマンションの銘板等、すべてが屋外広告物に該当します。 

 

■Q2 営利を目的としませんが、それでも屋外広告物ですか?

A 屋外広告物に該当するか否かは、屋外広告物法で定められた条件(Q1)を満たすかどうかでのみ判断されます。表示内容が営利目的か非営利かは問いません。したがって、企業の商業看板はもちろん、民家の表札も、前途の条件を満たせば屋外広告物に該当します。

 

■Q3 文字が入っていないものも、屋外広告物ですか?

A 文字等が入っていなくても、例えばコーポレートカラーのみの表示でも、広告物として取り扱います。壁にペンキで描かれたイラスト類も同様です。

 

■Q4 イルミネーションは、屋外広告物になるのですか?

A イルミネーションだけでは、屋外広告物になりません。ただし、イルミネーションを使って文字を作ったり、文字でなくとも、一定の情報やイメージを発信する場合は、屋外広告物になることがあります。

 

■Q5 クリスマスツリーやこいのぼりは、屋外広告物になるのですか?

A クリスマスツリーやこいのぼりそのものは、屋外広告物はなりません。ただし、それらに企業名や商品名、その他の宣伝文句等を入れた場合は、屋外広告物になることがあります。

 

■Q6 チラシや拡声器での広報は、屋外広告物になるのですか?

A ビラやチラシの類のような、一定の場所に定着していないものは、屋外広告物として取り扱いません。ただし、建築物や電柱・ガードレールといった工作物に貼りつければ「はり紙」になるため、屋外広告物となります。

拡声器での広報は「表示」に該当しないため、屋外広告物には該当しません。

 

■Q7 バスや社用車に描かれた広告や社名は、屋外広告物になるのですか?

A 車体の外側に表示されたものは、屋外広告物となります。

しかし、移動可能なことから、地域ごとに定めた基準への適合や、市外からやってくる車両に対しての制限が実質不可能となるため、奈良市屋外広告物条例において、「車両等に表示するものは規制の対象外(適用除外)として取り扱っています。

ただし、常時または一定の期間、常時駐車している場合は、屋外広告物になることがあります。

 

■Q8 なぜ、許可の手続きが必要なのですか?

A 原則的に、屋外広告物を表示する際には、事前に許可が必要です。

屋外広告物は広く公衆の目に留まり、町並みの景観を構成する重要な要素です。無秩序に表示すれば、景観が損なわれます。このため、屋外広告物が町並みと調和しているかどうかを確認し、一定の基準の中で、秩序ある町並みを形成・誘導するために許可制としています。

 

■Q9 全ての屋外広告物について許可が必要なのですか?

A どこまでを規制対象とするかは、自治体の条例において定めることとされています。

奈良市屋外広告物条例においても、屋外広告物を表示する際には、事前に許可が必要と定めています。ただし、屋外広告物の概念は、非常に広く、表札のようなものまで含まれるので、それら全てに許可を求めていては、社会の実態に適合しません。

そこで、表札のような自己の氏名等を示す自己用の広告物、道路標識、公共団体が公共目的のために表示するもの、工事の安全のために必要なもの、選挙期間中の選挙活動等で、一定の基準以下であれば許可が不要となる「適用除外」という制度を設けています。

 

 ■Q10 自己用の広告物とはなんですか?

A 表札のような自己の氏名等を示すものや、店舗や事務所等がある敷地内において、その店舗・事務所等の屋号を表示したものを「自己用」と呼びます。

一般的に「案内看板」「野立て看板」と言われる、設置する土地や建物に関係の無い内容を表示したものは「自己外」の広告物と呼び、それらの乱立による景観の悪化を防ぐため、「自己用」より厳しい制限を設けています。

 

■Q11 なぜ、自分の敷地内に設置する屋外広告物まで規制するのですか?

A 街中に表示される広告物は、街の景観として様々な形で影響を与えています。このため、屋外広告物法では、「公衆に表示されているもの」を屋外広告物として定義しており、敷地の内外における区別はしていません。

 

■Q12 屋外広告物の規制は、表現の自由を損ねませんか?

A 屋外広告物法は「良好な景観を形成し、若しくは風致を維持し、又は公衆に対する危害を防止すること」を目的としています。全国の市町村が定めた条例も、この趣旨に基づき、美観風致を維持するために定めています。街の美観風致を維持することは、公共の福祉を保持するためであり、その制限については、表現の自由に対し許された必要かつ合理的な制限となっています。

なお、制限については、公序良俗に関するものを除けば、内容には一切関知しないこととなっています。

 

■Q13 夜間は店内に片付けており、毎日、数時間しか出さなくても許可を取らないといけないのですか?

A 1日のうち、数時間だけ出される場合であっても、継続的に表示する場合には、屋外広告物に該当するため、許可が必要となります。

 

■Q14 ガラス面の内側から外に向けてポスター等を貼っていますが、屋外広告物になるのですか?

A 屋外広告物の「屋外」とは、設置する場所が「屋外」ということであって、「屋外から見える」という意味ではありません。したがって、ガラス面の内側に表示されたものは、屋外広告物には該当しません。

なお、屋内であってもショーウィンドウのように、部屋と区切られた専用のスペースとして設けられたものは、屋外広告物に該当します。

 

■Q15 電柱に看板が表示されていました。手続きが必要なのでしょうか?

A 電柱・電話柱に表示された広告物は、はり紙や捨て看板のような違法なものを除き、全て屋外広告物条例による許可申請手続きが必要になります。案内看板に該当するため、禁止地域内には表示できません。表示する電柱・電話柱が道路上であるなら、道路を管理する部署の占用許可も必要となります。

基本的に電柱・電話柱の管理者となる関西電力またはNTTが窓口となっているため、そちらへお問い合わせください。なお、電柱広告物は原則として環境調和色(白地をベースに灰色・黒・焦茶・紺等を文字・模様に使用したもの)による表示となります。

 

■Q16 「条例による規制」とは、具体的に、どのような規制なのですか?

A 広告塔や屋上広告物、壁面広告物といった広告物の種類ごとに、大きさや数の制限を設けています。また、古都奈良の景観を守るため、色についても制限を設けています。

基本的には、極端に大きなものや、派手なものを表示しないよう制限しています。

また、ならまち周辺や風致地区等を禁止地域と定め、「合計で何平米まで」といった総量の制限も設けています。

 

■Q17 屋外広告物の表示できる場所・できない場所を教えてください

A 奈良市内の全域に条例による規制がかかっており、許可地域と禁止地域に二分されています。どちらも広告物を表示することは基本的に可能ですが、許可地域が、広告物一つ一つの大きさの制限に対し、禁止地域では「合計で何平米まで」といった総量の制限があります。また、案内看板・野立て看板とよばれる自己外の広告物は表示できません。詳しい場所等については、景観課までお問い合わせください。

道路などの公共の用地については、管理する部署での許可が、別途必要な場合があります。

 

■Q18 違反した場合、罰則はありますか?

A 奈良市屋外広告物条例において、依頼した広告主と、表示した業者の双方に対する違反指導が認められています。仮に違反の事実がわかった場合は、口頭指導から始まって、是正及び出頭命令、氏名等の公表、業者の資格停止、30万円以下の罰金となります。

 

■Q19 どこに申請するのですか?

A 中央棟3階にある景観課が窓口になります。ただし、広告物の形態や規模によっては、別途、他の法令による手続が併せて必要となる場合があります。

・ 高さが4mを超える広告物は、建築基準法に基づく工作物確認の手続きが必要となります。

・ 道路境界線を越えて道路上空に突出する場合は、道路法に基づく占用手続が必要となります。

・ 風致地区内で高さが1.5mを超える場合は、奈良市風致地区条例に基づく許可手続が必要となります。

 

■Q20 申請手続は自分でできますか?

A 申請は御自身でもできますが、条例の基準を理解したうえでの図面等の作成が必要となることから、一般的には屋外広告業者等の専門家に手続きを依頼することが多いようです。

なお、奈良市内で屋外広告物を施工するには、奈良市に登録した屋外広告業登録業者でなければなりません。必ず事前にご確認していただくか、景観課にお問い合わせください。

 

 

違反看板撤去のボランティア制度について

 

■Q1 正式名称を教えてください。

A 「違反広告物を出さない街づくり推進団体」です。

平成22年に一般公募にて愛称を募集したところ、全国から多数の応募をいただきました。ホームページ等でアンケート調査を実施した結果「古都奈良・美守り隊(ことなら・みまもりたい)」に決定しました。

 

■Q2 どんな看板を除却できますか?

A 道路上の電柱やガードレール等に簡易に取り付けられた、はり紙・はり札・立看板等です。ただし、それらの広告物を表示している店舗の付近のものは除きます。(その場合は、市の職員が口頭により自主撤去を促します)

 

■Q3 当ボランティアに登録しなければ撤去できないのですか?

A たとえ違法と明確であっても、他人の資産でもあることから、勝手に取ることはできません。ただし、屋外広告物法において「市長が委任した者」においては撤去が可能となっています。

当ボランティアに応募頂いた方は「違反広告物追放推進員」として市長から除却の権限を委任された証明書を発行いたします。よって、合法的に除却活動を行っていただけます。

 

■Q4 ボランティアに登録する際の条件はありますか?

A 奈良市内に在住・在勤・在学されている18歳以上の方で、2名以上でお願いしています。

なお、当ボランティア活動は「団体」での活動を前提としています。必ず、2名以上の「団体」で活動を行ってください。

 

■Q5 登録に費用等はかかりますか?

A 一切かかりません。ボランティア保険の加入についても市で負担いたします。撤去に必要な道具(ニッパー・ケレン等)についても市で用意いたします。また、除却の権限の証明書と作業時に同活動を示す腕章もお渡しいたします。

 

■Q6 撤去するよう呼び出されたりしますか?また、ノルマ等はありますか?

A 市から「何処の看板を撤去してください」といった依頼は一切ありません。奈良市内であれば何時でも撤去が可能ですので、違反看板に気づいた際、撤去が可能なときのみで結構です。ノルマ等もございません。撤去後に簡単な報告のみ、お願いしています。

 

■Q7 年間に、どれくらい撤去していますか?

A 当ボランティア活動発足当時は、職員の撤去も併せて、年間約40,000件を超えていました。これが平成22年度には、皆様のご協力により、2,000件を下回りました。

 

■Q8 申し込みはいつ行えばよいのですか?

A 申し込みは随時行っています。また、郵送でも受け付けています。申込書は景観課の窓口で配布しています。ホームページからダウンロードも可能です。ご連絡いただければ、郵送又はFAXでも送付いたします。

 

■Q9 一度登録したら永久に撤去できますか?

A 登録期間は、最大で2年間ですが、継続は何回でも可能です。

 

■Q10 撤去しても良いものとダメなものの区別はどうすればよいのですか?

A 道路上の電柱や街路樹、ガードレール等に貼られたり、針金等で括りつけられた簡易なものが対象ですが、わかりづらい場合は景観課に連絡して下さい。職員が現地に出向き、可能なら、その場で除却いたします。 

 

■Q11 万が一、掲出者とトラブルになったときはどうすればよいのですか?

A 直ぐに景観課へ連絡してください。職員が対応いたします。緊急時には110番通報をしてください。なお、当ボランティア活動は平成16年より行っていますが、トラブル等は一切発生していません。

  

このページのお問い合わせ先

都市整備部 景観課
電話番号:0742-34-5209
Fax番号:0742-34-4885

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