赤ちゃんの食事

★目次★

 はじめに
・離乳とは
・離乳食を始めるにあたって
 進め方
・開始の目安
・1回食のポイント(5、6か月頃、ゴックン期)
・2回食のポイント(7、8か月頃、モグモグ期)
・3回食のポイント(9~11か月頃、カミカミ期)
・その他(姿勢、フリージング)
・よくある質問
・離乳食づくりのコツ

・はじめに

離乳とは
 母乳や育児用ミルクの乳汁栄養から少しずつ形のある食事に慣れて、子どもの食事を食べられるようになるプロセスです。

離乳食を始めるにあたって

  ・1~2ヶ月に1回のペースで計測を

離乳食が始まっても、栄養の多くは母乳や育児用ミルクで補っています。

 

母子健康手帳の成長曲線のグラフに体重・身長を記入して、成長曲線のカーブにそって伸びていれば大丈夫です。

 

離乳食が進みにくい場合、他の食品も試してみるなどしながら、あせらずに「おいしいね」と声かけして何度か試してみましょう。

成長曲線

 ・ 進め方

  ・ 開始の目安
赤ちゃんの発達には個人差があるので、赤ちゃんの様子をよく観察しましょう。

(1)首のすわりがしっかりしている 

(2)支えてあげるとしっかりしている

(3)食べ物に興味を示す

(4)スプーンなどを口に入れても舌で押し出さない

これらの様子が見られたら、離乳食を始めましょう!うまくいかなくても、だんだん上手に食べられるようになります。あせらず、楽しい雰囲気で少しずつすすめていきましょう。

1回食のポイント(5、6か月頃 ゴックン期)

■この時期は母乳やミルクが中心。母乳は赤ちゃんが欲しがるだけ、ミルクは800~1000mlが目安です。

 

■離乳食は1日1回。この時期は離乳食を飲み込むこと、舌触り、味に慣れることが目的です。

■この時期は調味料による味付けは一切不要!代わりに手作りのだしを加えると風味が良くなり美味しく食べられます。

■初めて与える食材は1日1品で、なるべく午前中の授乳前に与えましょう。

■離乳食を始める前に果汁などの甘いものを飲ませると、母乳や育児用ミルクの飲む量が減ったり、お粥の食べが悪くなることがあります。果物は野菜と同じ時期(お粥に慣れて1週間くらいたったら) に、果肉も潰して与えましょう。

お口の様子 離乳食の進め方 やわらかさのイメージ

 

最初は舌が前後に動き、次第に口を閉じてゴックンするようになる。

 

   

口唇:意識的に閉じることができる。上唇でスプーンの食べ物を取りこむことができる。

 

 

 

 

 

 

(1)つぶしがゆ(10倍粥 をつぶしたもの)からはじめます。ゆっくりと1さじずつ、赤ちゃんの機嫌や食欲などの様子を見ながら進めましょう。


(2)慣れてきたらすりつぶした野菜や芋を試しましょう。

(3)豆腐・白身魚を試してみましょう。

最初の1週間はおかゆのみ、1週間たったらおかゆと野菜、2週間たったら更に豆腐を足して与える

 

■与えて良い食品の目安

 ゴックン期主食になるもの(粥、パン粥、じゃがいも、うどん)主菜(白身魚、豆腐)副菜(ニンジン、大根、かぼちゃ、バナナ)

■はじめ

ポタージュ状

    

はじめてから1ヵ月後

ジャム状

粥とおかずの作り方(動画)

 

■味付けの目安:一切不要

だしを活かそう!簡単なだしのとり方(動画)

 ■見本(離乳食を始めてから1ヶ月)

 

2回食のポイント(7、8か月頃 モグモグ期)

■母乳やミルクは食後に与え、母乳は赤ちゃんが欲しがるだけ、ミルクは600~800ml(1日3回程度)が目安です。

 

■離乳食は1日2回。この時期から食べられる食材の種類が増えるので、大人の食事から取り分けることができます。

■食材の味を生かしながら、うす味でおいしく調理しましょう。

お口の様子 離乳食の進め方 やわらかさのイメージ       

  

2~3秒モグモグして飲み込むようになる。

                  

口唇:しっかり閉じる時はあるが、閉じ続けることはまだ難しい。左右に口を動かすことができる。

舌:上下に動く。数回モグモグして食べ物を舌で押しつぶす。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1回あたりの目安量 

7倍粥:子ども茶碗1/2杯(50g)→2/3杯(80g)                             

    

野菜:小さじ4~6杯(20~30g)

魚:小さじ2~3杯(10~15g)

 

肉:小さじ2~3杯(10~15g)

 

豆腐:大さじ2~3杯弱(30~40g)

 

卵:卵黄1~全卵1/3

 

ヨーグルト:大さじ3~5弱(50~70g)

 

 

■与えて良い食品の目安

 モグモグ期はぱくぱく期の与えてよい食品にくわえて、主食(マカロニ、サトイモ、スパゲッティ)、主菜(納豆、ささみ、赤身魚、固ゆで卵黄、ヨーグルト)、副菜(おくら、トマト、ほうれん草、小松菜香りが強いねぎやにらなど以外は良い)

豆腐状(舌でつぶせ固さ)                                                                 

         

お粥とおかずの作り方(動画)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                               

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 3回食のポイント(9~11か月頃 カミカミ期)

■母乳やミルクは食後に与え、母乳は赤ちゃんが欲しがるだけ、ミルクは400~600ml(1日2回程度)が目安です。

 

■離乳食は1日3回。なるべく食事の時間を決めて生活リズムを整えましょう。

■貧血に注意が必要な時期なので、赤身の肉・魚、ほうれん草、海藻類を取り入れましょう。

■手づかみ食べはスプーンを使う土台になります!汚れても良いように床に新聞紙やブルーシートをひきましょう。手で持ちやすいように野菜はスティック状に切る、りんごを薄くスライスする等工夫しましょう。  

お口の様子 離乳食の進め方 やわらかさのイメージ

  

ほほをふくらませてカミカミする。        

 

   

口唇:コップの縁を捕えて水などの液体を少しずつ飲めるようになる。

舌:前後上下から左右にも動く。

 

 

 

 

 

 

 

 

1回あたりの目安量 

5倍粥:子ども茶碗2/3杯(90g)→軟飯2/3杯(80g)

      

野菜:大さじ2~3杯弱(30~40g)

 

魚:小さじ3杯(15g)

 

肉:小さじ3杯(15g)

 

豆腐:大さじ3杯(45g)

 

卵:全卵1/2

 

ヨーグルト:大さじ6杯弱(80g)

■与えて良い食品の目安

 かみかみ期はもぐもぐ期の食材にくわえて、主食(長いも、ロールパン)、主菜(つぶし大豆、全卵、ひき肉、青魚、チーズ)、副菜(ひじき、れんこん、わかめ)

 

厚焼き卵状(歯茎でつぶせる固さ)

    

↑皮と種を取り除き、柔らかくなるまで茹でて1cm角位の大きさに切ったもの(大きさは赤ちゃんの食べる様子を見て変えてください)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

★離乳食を食べる時の姿勢★

お口を使って上手に離乳食をモグモグ・カミカミするには、食べる時の姿勢がポイント!

 肘が机につき前傾姿勢がとれる、タオルなどで腰を支え体がぐらぐらしない、椅子の補助板や踏み台に足底がつき姿勢が安定している

★フリージング(冷凍)の基本テクニック★

離乳食は一度に多めに作っておき、小分けにして冷凍しておきましょう!

製氷皿を使う オーブンシートを使う フリーザーバックを使う

 

 (1)離乳食を1回分ずつ製氷皿に入れる。(1回分の量をはかっておけば必要量を取りだしやすい)

(2)ラップをして冷凍する。

(3)凍ったら製氷皿から取り出しフリーザーバックに入れて保存する。

(4)電子レンジで解凍する時は10gで20~30秒程度の加熱が目安。(食品によっては水分を少し加えるのがコツ)

 (1)密閉容器にオーブンシートを敷き、その上に離乳食を1回分ずつ分けて冷凍する。

(2)凍ったらフリーザーバックに入れ替える。

(3)電子レンジで解凍する時は10gで20~30秒程度の加熱が目安(食品によっては水分を少し加えるのがコツ)

 

 (1)フリーザーバックに離乳食を入れて平らにし、上から菜箸などで1回分ずつ筋をつけて冷凍する。(作った日付も書いておきましょう)。

(2)電子レンジで解凍する時は10gで20~30秒程度の加熱が目安。(食品によっては水分を少し加えるのがコツ)


  ・よくある質問

・離乳食で避けた方が良い食品はあるの?

 はちみつ、黒砂糖は乳児ボツリヌス症の恐れがあるので満1歳までは与えない。いか、たこ、えび、かに、貝類は消化が難しいので与えない。餅、白玉粉、ごま、ナッツ類、こんにゃくは誤嚥しやすので与えない。食中毒に対する抵抗力が弱いので生肉や生魚は食べさせない

・アレルギーが心配な時は?
 (湿疹など)気になる症状があるときは、かかりつけのお医者さんに相談してから始めましょう。

・離乳食の開始前に、果汁は必要?
離乳前の赤ちゃんにとって、最適な栄養源は母乳や育児用ミルクです。 離乳前に乳汁以外の果汁などを飲ませると、離乳食を食べるのを嫌がったり、母乳や育児用ミルクの飲む量が減り、必要なエネルギー や栄養素が不足することもあります。まずはお粥からスタートして、1週間以降の野菜と同じタイミングに果肉も潰して与えるようにしましょう。

・離乳食を始めてから、便秘になったが大丈夫?
離乳食を始めると腸内細菌のバランスが変化するため、便秘になったり逆に便がゆるくなることがあります。元気で食欲があり離乳食を食べている場合は特に心配ありませんが、便秘が続く場合は綿棒浣腸をしてあげたり必要時、病院を受診しましょう。

 ・ 離乳食づくりのコツ

・大人の料理から取り分けよう!~取り分け離乳食のすすめ~
家族が食べる大人用の料理を作る途中や出来上がった料理から、赤ちゃんに合った食材を取り分けて食べやすくアレンジした離乳食のことを「取り分け離乳食」と言います。7か月以降は赤ちゃんが食べられる食材が増えるので取り分けが便利です!

≪取り分け離乳食のメリット≫
・大人と同じ食材が使えて無駄がない。
・大人用の料理と一緒にできるので時間の節約になる。
・家族と一緒の食事から「おいしさ」を共感し、子どもの食べ物への興味や食べる意欲を育てることができる。


≪取り分け離乳食のポイント≫
・食材は月齢に応じて子どもが食べられるものを使う。

・簡単に離乳食ができる食材や調理方法を選ぶ。
・材料の固さや大きさを子どもの成長や発達段階に合わせたものにする。
・刻む、つぶす、とろみをつける、汁気を多くするなど子どもが食べやすいように調理する。
・薄味に仕上げるために、大人用の味付けをする前に取り分ける。


取り分け離乳食レシピは左上(ダウンロード)にあります!

 

このページのお問い合わせ先

健康医療部 健康増進課
電話番号:0742-34-5129
Fax番号:0742-34-3145

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