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  6. 奈良市指定文化財の指定をしました

奈良市指定文化財の指定をしました

 市教育委員会は、平成29年3月14日、次の4件を新たに奈良市指定文化財に指定しました。

分類 件名 数量 所有者 備考
建造物
八幡神社能舞台
1棟 八幡神社
(月ヶ瀬石打)
江戸時代
絵画
絹本著色地蔵十王図
4幅 来迎寺
(来迎寺町)
室町時代
彫刻
木造地蔵菩薩立像
  像内と台座に天文十五年、宿院仏師定正等の銘がある
1躯 元興寺
(中院町)
室町時代
彫刻
木造十王坐像
  像内と台座に天文二十一年、宿院仏師源次、定政等の銘がある
3躯 正覚寺
(西紀寺町)
室町時代

はちまんじんじゃのうぶたい
八幡神社能舞台

 簡素な能舞台で、梁の墨書から、宝暦11年(1761)に建てられたことがわかります。奈良市東部地域に分布する茅葺の能舞台のうち、建立年代が明確で、かつ現存最古の遺構と考えられ、高い価値が認められます。
 保存状況は良好で、細部に古式を留めるとともに、全体に素朴な農村舞台の姿をよく伝えています。
 東部地域における芸能の歴史を伝える資料としても貴重です。
 
けんぽんちゃくしょくじぞうじゅうおうず
絹本著色地蔵十王図

 地蔵菩薩と、十王と総称される冥界の王などを描いた絵画です。
 中国の南宋~元時代の絵画に倣って丁寧に描かれていて、室町時代の作と考えられます。奈良市東部の絵画のうち中世に遡る古例であり、奈良県内に伝わる地蔵十王図が数少ないことからも貴重です。
 十王図の下部に地獄の世界を表すだけでなく、帝釈天の軍勢を描いて戦いの続く修羅の世界も表すなど、類例の少ない図様を示し、わが国の地蔵十王図の展開を知る上でも注目すべき作品です。
 
もくぞうじぞうぼさつりゅうぞう
木造地蔵菩薩立像

 天文15年(1546)に、宿院仏師(しゅくいんぶっし)の定正によって作られたことが銘文でわかります。宿院仏師は16世紀に活躍した南都の仏師集団です。その作例の中で、定正の名を記す数少ない作品の一つとして重要視されます。
 両手とも指を捻じていて、宝珠と錫杖(しゃくじょう)を持つ通例の姿と異なり、平安時代前期に少数の類例のある古式な珍しい姿です。宿院仏師の古典学習を示す一事例として注目され、室町時代の南都の伝統を尊重する保守的な造像風土を考える上でも重要です。

もくぞうじゅうおうざぞう
木造十王坐像

 亡者の罪を裁くと説かれる冥界の王の群像です。
 天文21年(1552)の制作年と、宿院仏師源次と定政という作者名が記されています。源次は宿院町の地に仏所(造仏の工房)を構え、多数の仏像を作りました。定政は元興寺木造地蔵菩薩立像の作者定正と同一人物で、源次の門下の主要な仏師の一人であったと考えられます。
 宿院仏師の活動を知る上で資料的価値が高く、奈良の中世彫刻史上重要です。本市における十王信仰の遺品としても貴重です。

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教育総務部 文化財課
電話番号:0742-34-5369
Fax番号:0742-34-4859

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