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歴史教材「ドキ土器kit」のご利用案内

更新日:2020年4月14日更新 印刷ページ表示

 奈良市教育委員会では、市内から出土した埋蔵文化財(出土品)の実物を各時代から選び、その解説書とともに、学校に貸し出す事業を行っています。
 社会科学習、郷土を知る学習の補助教材として、ぜひご利用ください。

対象

奈良市内に所在する小・中学校および奈良市立一条高等学校が行う授業などの教育的活動

貸出期間

1キット1週間

複数のキットの同時貸し出しは、当面の間ご遠慮ください。

キットの内容

1.縄文土器と弥生土器

 縄文土器と弥生土器のセットです。縄文と弥生の違いを実物の土器から学べます。
 奈良市最古の縄文早期の土器片と、弥生時代中期の壷形土器です。

縄文土器と弥生土器

2.縄文時代の石鏃と弥生時代の石鏃・石包丁

 打製石器と磨製石器の違い、狩猟具としての縄文時代の鏃と武器としての弥生時代の鏃の違いを実物から学べます。
 教科書に必ず載っている弥生時代の石包丁をセットしました。

縄文時代の石鏃と弥生時代の石鏃・石包丁

3.古墳時代の埴輪と須恵器

 古墳といえば埴輪、古墳に並べられた埴輪と、古墳時代の渡来技術を学ぶ須恵器のセットです。
 新たな技術でつくられた須恵器の質を、じかに触れて確かめてみましょう。

古墳時代の埴輪と須恵器

4.奈良時代の土器A・奈良時代の土器B

 奈良の都、平城京で使われた土器の食器セットです。
 外来の金属器を模倣した形と規格性をもつ土器からは奈良時代の都人の生活がうかがえます。食膳復原写真パネル・復元折敷付き

奈良時代の土器A奈良時代の土器B

5.奈良時代の瓦

 奈良の都の屋根瓦(大安寺所用の軒丸・軒平・丸瓦・平瓦)です。
 瓦の文様から国際色豊かな天平文化を学ぶことができます。
 瓦の重さは、実際に持ってみないとわかりません!

奈良時代の瓦

6.奈良時代の硯と墨書土器・和同開珎

 奈良時代の律令制度を支えた「文字」について、出土した硯と、墨で文字が書かれた墨書土器から学べます。また、貨幣経済について、本物の和同開珎から学ぶことができます。

奈良時代の硯と墨書土器・和同開珎

利用手続き

事前に奈良市埋蔵文化財調査センター(電話:0742-33-1821・1822)に予約状況をご確認ください。貸出は予約順とします。

  1. 貸出から返却までの間の管理責任者をあらかじめ定め、資料借用申請書を利用の10日前までにはセンターに提出して下さい。
    ドキ土器キット借用申請書 [Wordファイル/14KB]
  2. 貸出費用は無料です。
  3. キットの受け渡しは奈良市埋蔵文化財調査センター(大安寺西二丁目281)で行いますので、センターに直接出向いて、借り受け、返却をして下さい。
  4. キットを借り受けられる際に借用書 [Wordファイル/14KB]を提出してください。借用書には学校長の公印が必要です。借用書はキット返却時にお返しします。
  5. 貸出の際にセンター職員がキットの取り扱いについて簡単な説明をします。
  6. 専用ケースおよび梱包材を一緒にお貸しします。
  7. 解説書をいっしょにお渡しします。ドキ土器キット―ご利用案内― [PDFファイル/5.34MB]もできます。

利用注意事項

  1. 借り受け期間中は、学校で責任を持ってキットを保管し、資料の汚損、損傷、亡失などがないよう、細心の注意を持って取り扱ってください。
  2. キットは貸出を受ける目的以外に使用したり、転貸しないでください。
  3. 貸出期間中の運搬や保管、使用中にキットの汚損、損傷、亡失などの事故が発生したときは、すみやかにセンターに連絡をとり、必要な指示を受けてください。
  4. 借受期日までに必ず返却してください。

※ このホームページで使用している写真・文章は無断で使用しないでください。

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